目次
議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開会(午前10時00分)
市長議会招集のあいさつ
議長報告
休憩(午前10時04分)
再開(午前10時06分)
市長、受賞議員に対するあいさつ
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
表決
日程第3 報告第6号~報告第9号
佐々木市長の説明
委員会付託省略
休憩(午前10時12分)
再開(午前10時12分)
表決
日程第4 議案第42号、議案第43号
佐々木市長の説明
井原環境部長の説明
委員会付託
日程第5 議案第44号~議案第47号
佐々木市長の説明
神野総務部長の説明
田村建設部長の説明
井原環境部長の説明
三浦消防長の説明
委員会付託
日程第6 議案第48号、議案第49号
佐々木市長の説明
泉水企画部長の説明
委員会付託
日程第7 請願第5号~請願第8号、陳情第6号
委員会付託
日程第8 特別委員の選任
表決
日程第9 議員の派遣
表決
散会(午前10時48分)
本文
平成16年6月1日 (火曜日)
議事日程 第1号
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 報告第6号 継続費繰越計算書の報告について
報告第7号 繰越明許費繰越計算書の報告について
報告第8号 繰越明許費繰越計算書の報告について
報告第9号 専決処分した事件の承認について
(委員会付託省略)
第4 議案第42号 工事委託協定の変更について
(企画総務委員会付託)
議案第43号 工事委託協定について
( 同 上 )
第5 議案第44号 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関す
る条例の制定について
( 同 上 )
議案第45号 新居浜市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
(環境建設委員会付託)
議案第46号 新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する
条例の制定について
( 同 上 )
議案第47号 新居浜市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例
の一部を改正する条例の制定について
(企画総務委員会付託)
第6 議案第48号 平成16年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)
(各常任委員会付託)
議案第49号 平成16年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1
号)
(福祉教育委員会付託)
第7 請願第5号 清潔で公正・公平な国民奉仕を貫く公務員制度の確立を求める
意見書の提出方について
(企画総務委員会付託)
請願第6号 地方分権のための地方税財政改革を求める意見書の提出方につ
いて
( 同 上 )
請願第7号 米軍支援法案や国民統制(保護)法案をはじめ有事関連法案に
反対する意見書の提出方について
( 同 上 )
請願第8号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出方につい
て
(福祉教育委員会付託)
陳情第6号 慈光園と東新学園の複合施設建設場所の変更について
( 同 上 )
第8 特別委員の選任
第9 議員の派遣
――――――――――――――――――――――
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
――――――――――――――――――――――
出席議員(31名)
1番 明 智 和 彦 2番 藤 田 豊 治
3番 太 田 嘉 一 4番 高 橋 一 郎
5番 岩 本 和 強 6番 西 本 勉
7番 藤 原 雅 彦 8番 真 鍋 光
9番 大 石 豪 10番 大 條 雅 久
11番 山 岡 美 美 12番 藤 田 幸 正
13番 伊 藤 優 子 14番 藤 田 統 惟
15番 二ノ宮 定 16番 仙 波 憲 一
17番 白 籏 愛 一 18番 伊 藤 初 美
19番 石 川 尚 志 20番 佐々木 文 義
21番 真 木 増次郎 22番 岡 崎 溥
23番 近 藤 司 24番 山 本 健十郎
25番 堀 田 正 忠 26番 井 上 清 美
27番 橋 本 朝 幸 28番 小 野 利 通
29番 田 坂 重 只 30番 村 上 悦 夫
31番 加 藤 喜三男
――――――――――――――――――――――
欠席議員
な し
――――――――――――――――――――――
説明のため出席した者
市長 佐々木 龍
助役 鈴 木 暉三弘
収入役 稲 見 重 幸
企画部長 泉 水 克 規
総務部長 神 野 哲 男
福祉部長 井 下 文 夫
市民部長 神 野 師 算
環境部長 井 原 敏 克
経済部長 西 原 寛
建設部長 田 村 浩 志
消防長 三 浦 弘 二
水道局長 竹 林 義 孝
教育長 阿 部 義 澄
教育委員会事務局長 鈴 木 嘉 明
監査委員 渡 邉 易 雅
――――――――――――――――――――――
議会事務局職員出席者
事務局長 原 敏 樹
議事課長 明 星 光
議事課副課長 伊 藤 聡
議事課副課長 多田羅 弘
議事課議事係長 井 上 毅
議事課主任 中 沢 美由紀
議事課主事 岩 崎 美由紀
議事課主事 秦 正 道
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時00分開会
○議長(井上清美) ただいまから平成16年第3回新居浜市議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
市長議会招集のあいさつ
○議長(井上清美) 市長より今議会招集のあいさつがあります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) おはようございます。
開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
本日平成16年第3回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には早速御出席をいただきましてまことにありがとうございます。
今議会に提案をいたします案件は、外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の制定を初め、平成16年度一般会計補正予算など、市政が当面いたしております重要諸案件についてでございます。また、後日追加予定いたしております案件もございます。議員の皆様には十分御審議をいただきまして、適切な御議決、御承認を賜りますようお願い申し上げ、開会のごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
議長報告
○議長(井上清美) この際、議長報告を申し上げます。
報告事項は、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告、新居浜市土地開発公社及び新居浜市文化体育振興事業団の事業についての報告、会議出席報告並びに議員の表彰についてであります。
まず、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告につきましては、監査委員から平成16年1月から平成16年2月までの間に行った監査の結果に関する報告書及び平成16年1月、2月、3月に行った例月現金出納検査の結果に関する報告書の提出があり、配付しておきましたから御了承願います。
次に、新居浜市土地開発公社及び新居浜市文化体育振興事業団の事業につきましては、経営状況を説明する書類の提出があり、配付しておきましたから御了承願います。
次に、会議出席報告であります。全国市議会議長会第80回定期総会及び市議会議員共済会第87回代議員会の報告は、議長報告書のとおりであります。お手元の議長報告書をお目通し願います。
次に、議員の表彰についてであります。全国市議会議長会において、全国市議会議長会評議員として、近藤司議員が感謝状を受けられました。
感謝状を受けて帰っておりますので、休憩してその伝達を行います。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時04分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時06分再開
○議長(井上清美) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
市長、受賞議員に対するあいさつ
○議長(井上清美) この際、市長より発言を求められておりますので、これを許します。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび全国市議会議長会におきまして、近藤司前議長さんが全国市議会議長会評議員としての御功績により、感謝状を御受賞なされました。まことに御同慶にたえない次第でありまして、心からお喜びを申し上げます。
どうか今後とも新居浜市の発展のため一層の御協力、また御指導を賜りますようお願い申し上げまして、お喜びのごあいさつとさせていただきます。おめでとうございました。
○議長(井上清美) これより日程に入ります。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第1号のとおりであります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(井上清美) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において高橋一郎議員及び岩本和強議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第2 会期の決定
○議長(井上清美) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月17日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上清美) 御異議なしと認めます。よって、会期は17日間と決定いたしました。
なお、今期定例会の会期中における会議の予定は、お手元に配付の会議日程表のとおりであります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第3 報告第6号~報告第9号
○議長(井上清美) 次に、日程第3、報告第6号ないし報告第9号の4件を一括議題といたします。
説明を求めます。佐々木市長。
○
市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました報告第6号から報告第9号までの4件につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、報告第6号、継続費繰越計算書の報告につきましては、一般会計におきまして継続費を設定して進めております戸籍電算化データ等作成費に係る継続費繰越計算書の報告でございまして、平成15年度予算額に対します未執行額を平成16年度へ逓次繰り越しいたしたものでございます。
次に、報告第7号、繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、一般会計の駅前滝の宮線改良事業など10事業の繰越明許費繰越計算書の報告でございまして、事業実施のための条件整備、用地取得などに時間を要した事業費及び国の補正予算に係る事業費等を平成16年度へ繰り越しいたしたものでございます。
次に、報告第8号、繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、公共下水道事業特別会計の土地区画整理関連事業の繰越明許費繰越計算書の報告でございまして、事業実施のための条件整備に時間を要した事業費を平成16年度へ繰り越しいたしたものでございます。
次に、報告第9号、専決処分した事件の承認につきましては、平成16年度新居浜市平尾墓園事業特別会計補正予算(第1号)についてでございまして、今回の補正予算は、前年度歳入不足に伴います繰上充用につきまして補正予算の専決処分をいたしたもので、報告し、承認を求めるものでございます。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(井上清美) これより質疑に入ります。
報告第6号ないし報告第9号の4件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上清美) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております報告第9号については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上清美) 御異議なしと認めます。よって、報告第9号については委員会の付託を省略することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時12分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時12分再開
○議長(井上清美) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより報告第9号を採決いたします。
本件はこれを承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上清美) 御異議なしと認めます。よって、報告第9号はこれを承認することに決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第4 議案第42号、議案第43号
○議長(井上清美) 次に、日程第4、議案第42号及び議案第43号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○
市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第42号及び議案第43号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第42号、工事委託協定の変更につきましては、平成15年6月議会におきまして議決されました新居浜市公共下水道新居浜市下水処理場の改築工事委託協定の委託金額を4億5,400万円に変更いたしたく本案を提出いたしました。
次に、議案第43号、工事委託協定につきましては、新居浜市公共下水道新居浜市下水処理場の改築工事(その2)を委託の対象として、4億6,800万円で日本下水道事業団と協定を締結いたしたく本案を提出いたしました。
なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願いを申し上げます。
○議長(井上清美) 補足説明を求めます。井原環境部長。
○
環境部長(井原敏克)(登壇) 議案第42号及び議案第43号につきまして補足を申し上げます。
まず、議案第42号、工事委託協定の変更につきましては、平成15年6月議会におきまして議決をいただきました新居浜市公共下水道新居浜市下水処理場の改築工事を、日本下水道事業団に委託しております協定の変更でございます。
内容につきましては、汚水沈砂設備2池の機械設備及び電気設備工事でございまして、委託金額4億9,900万円で協定を締結いたしておりましたが、市と事業団とのコスト縮減協議の結果、仮設を大幅に減らすなど一部設計を見直したことと、工事の入札減少金によりまして、当初の委託金額を4,500万円減額し、変更後の委託金額を4億5,400万円にいたすものでございます。
次に、議案第43号、工事委託協定につきましては、下水処理場の汚泥脱水機設備の更新を平成16年度、17年度の継続事業で、日本下水道事業団に委託金額4億6,800万円で工事を委託して整備しようとするものでございます。
なお、この事業は終末処理場改築事業として国庫補助事業で実施するものであり、工事の概要につきましては、下水処理場汚泥処理設備の脱水機に関する機械設備及び電気設備を更新するものでございます。
主な設備といたしましては、スクリュープレス型汚泥脱水機1基、脱水ケーキ搬出機1基、脱水ケーキホッパー1基、汚泥供給ポンプ2台、薬品供給ポンプ1台、薬品溶解タンク1基などと、機器を補完するための電気設備でございます。
下水処理場は、供用開始後25年目を迎え、老朽化が進んでおりますが、施設の機能を十分発揮させるため、計画的、段階的に改築事業を継続して実施し、適正な維持管理、コスト縮減に努めます。
以上で補足を終わります。
○議長(井上清美) これより質疑に入ります。
議案第42号及び議案第43号の2件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上清美) 質疑なしと認めます。
議案第42号及び議案第43号の2件は、いずれも議事日程に記載のとおり、企画総務委員会に付託いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第5 議案第44号~議案第47号
○議長(井上清美) 次に、日程第5、議案第44号ないし議案第47号の4件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○
市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第44号から議案第47号までの4件につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第44号、外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の制定につきましては、外国の地方公共団体の機関等に派遣される一般職の地方公務員の処遇等に関する法律に基づき、国際協力等の目的で本市職員を外国の地方公共団体の機関等に派遣できるよう、派遣職員の処遇等に関し必要な事項を定めるため、本案を提出いたしました。
次に、議案第45号、新居浜市手数料条例の一部を改正する条例の制定につきましては、東予広域都市計画区域マスタープランが決定され、本市の市街化区域と市街化調整区域との区分が廃止されたこと及び都市計画法施行令第19条第1項ただし書の規定による開発行為の規模を定める条例が施行されたことに伴い、許可申請が不要となった開発行為に係る手数料を廃止するため、本案を提出いたしました。
次に、議案第46号、新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、ペットの多様化に伴い、処分手数料を徴収する動物の適用範囲を拡大するため及び特定家庭用機器再商品化法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、収集等手数料を徴収する特定家庭用機器の品目を追加する等所要の改正を行うため、本案を提出いたしました。
次に、議案第47号、新居浜市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令が施行されたことに伴い、新居浜市消防団員の処遇の改善を図るため、本案を提出いたしました。
なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(井上清美) 補足説明を求めます。神野総務部長。
○
総務部長(神野哲男)(登壇) 議案第44号につきまして補足を申し上げます。
議案第44号、外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の制定につきましては、外国の地方公共団体の機関等に派遣される一般職の地方公務員の処遇等に関する法律第2条第1項及び第7条の規定に基づき、外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関し、必要な事項を定めようとするものでございます。
条例の制定の主な内容についてでございますが、第1条につきましては、趣旨として、外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関し、必要な事項を定めようとするものでございます。
第2条につきましては、職員を派遣できる機関及び派遣できる職員から除外する職員を定めようとするものでございます。
第3条につきましては、派遣期間の更新等につきまして、期間を更新する場合は職員の同意を得ること及び3年を超える期間を定めて職員を派遣するときは、任命権者が市長に協議しなければならないことについて定めようとするものでございます。
第4条につきましては、企業職員及び単純労務職員以外の一般の派遣職員に派遣期間中給料等の100分の70を支給することについて定めようとするものでございます。
第5条及び第6条につきましては、派遣先の機関の業務を公務とみなすこと及び派遣の期間については、退職手当の算定の基礎となる在職期間から除算しないことについて定めようとするものでございます。
第7条につきましては、派遣職員の赴任旅費の支給について定めようとするものでございます。
第8条につきましては、企業職員または単純労務職員に派遣期間中給料等を支給することについて定めようとするものでございます。
第9条につきましては、派遣先の機関における勤務条件等の報告について定めようとするものでございます。
なお、この条例は公布の日から施行したいと考えております。
○議長(井上清美) 田村建設部長。
○
建設部長(田村浩志)(登壇) 議案第45号、新居浜市手数料条例の一部を改正する条例の制定につきまして補足説明を申し上げます。
議案書の19ページから23ページをお目通しください。
愛媛県におきまして、東予広域都市計画区域マスタープランが本年5月14日に都市計画決定され、本市を含む東予広域都市計画区域の市街化区域と市街化調整区域との区分、いわゆる線引きが廃止となり、あわせて本市におきましても同日から都市計画法施行令第19条第1項ただし書の規定による開発行為の規模を定める条例を施行いたしております。このようなことから、開発区域の面積が0.1ヘクタール未満の開発行為に係る許可申請手数料、その他許可申請等が不要となりました手数料を廃止するための一部改正でございます。
議案第45号、参考資料でその概要を御説明いたします。
1ページをお開きください。
新旧対照表右側現行欄、手数料を徴収すべき事項の開発行為の許可、(1)主として自己の居住の用に供する住宅の建築の用に供する目的で行う開発行為。
2ページの(2)主として住宅以外の建築物で自己の業務の用に供するものの建築または自己の業務の用に供する特定工作物の建設の用に供する目的で行う開発行為及び3ページの(3)その他の開発行為のそれぞれにつきまして、開発区域の面積が0.1ヘクタール未満の手数料を削除し、開発区域の面積が「0.1ヘクタール以上0.3ヘクタール未満」を、開発区域の面積が「0.3ヘクタール未満」に改めるものでございます。
4ページをお開きください。
上から4行目、手数料を徴収すべき事項、右側の現行「市街化調整区域内等における」の部分を、左側改正案のとおり、「用途地域の定められていない土地の区域における」に改め、上から7行目、開発許可を受けない市街化調整区域内の土地における建築物の許可及び上から18行目、市街化調整区域内における建築許可不要宅地の確認の事項の全部を削除するものでございます。
廃止しようとする手数料の影響につきましては、平成15年度の処理件数に当てはめますと、58件、45万3,100円であります。
なお、この条例は公布の日から施行したいと考えております。
○議長(井上清美) 井原環境部長。
○
環境部長(井原敏克)(登壇) 議案第46号、新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして補足説明を申し上げます。
参考資料の5ページ、6ページをごらんください。
まず、第6条第3項及び第12条第1項につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正に伴い条文が移行したため、条文の整備を行おうとするものでございます。
次に、別表第1、6ページでございますが、一般廃棄物処理手数料のうち、動物の死体の処分手数料につきましては、近年ペットの多様化により、犬・猫以外のペットの搬入が予想されますことから、動物の死体の処分手数料の適用範囲、「犬・猫の死体」を「犬・猫等の死体」に適用範囲を改正しようとするものでございます。
次に、別表第2、大型ごみ収集等手数料につきましては、特定家庭用機器再商品化法、いわゆる家電リサイクル法施行令の一部改正により、新たに冷凍庫が再商品化品目に追加されたことに伴いまして、従来の再商品化品目(冷蔵庫)と同様に戸別収集手数料及び自己搬入手数料を徴収しようとするものでございます。
なお、この条例は公布の日から施行したいと考えております。
○議長(井上清美) 三浦消防長。
○
消防長(三浦弘二)(登壇) 議案第47号、新居浜市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明を申し上げます。
参考資料の7ページをお目通しください。
初めに、改正の要旨でございますが、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令が施行されたことに伴い、新居浜市消防団員の処遇の改善を図るためのものです。
改正の内容は、退職報償金を階級及び勤務年数の区分に応じ、それぞれ2,000円引き上げ、最高額を92万9,000円に、最低額を14万4,000円にしようとするものです。
なお、この条例は公布の日から施行したいと考えておりますが、改正後の新条例は平成16年4月1日以後に退職した非常勤消防団員について適用することとし、施行の日の前日までの間において新条例の適用を受ける非常勤消防団員について支給された改正前の非常勤消防団員に係る退職報償金は、新条例に基づく退職報償金の内払いとみなすことになっております。
以上で補足説明を終わります。
○議長(井上清美) これより質疑に入ります。
議案第44号ないし議案第47号の4件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上清美) 質疑なしと認めます。
議案第44号ないし議案第47号の4件は、いずれも議事日程に記載のとおり、企画総務委員会及び環境建設委員会に付託いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第6 議案第48号、議案第49号
○議長(井上清美) 次に、日程第6、議案第48号及び議案第49号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○
市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第48号及び議案第49号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第48号、平成16年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回の補正予算は補助内示のございました角野船木線改良事業、土地区画整理事業等の公共事業、地域活性化対策調査事業費、子どもと親の相談員設置事業費等の施策費等について予算措置をいたすものでございます。
次に、議案第49号、平成16年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回の補正予算は、歳出を精査いたしますとともに、繰越金、療養給付費等交付金等の財源について予算措置いたすものでございます。
なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(井上清美) 補足説明を求めます。泉水企画部長。
○
企画部長(泉水克規)(登壇) 議案第48号及び議案第49号の予算議案につきまして、一括して補足を申し上げます。
まず、議案第48号、平成16年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)についてでございます。
今回の補正予算は、予算書の1ページにございますように、120万5,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ475億6,522万8,000円といたすものでございます。これを前年度同期と比較いたしますと40億8,594万2,000円、9.4%の増となっております。
内容といたしましては、補正予算参考資料の1ページ以下に整理をいたしております。
まず、参考資料の4ページの公共事業費といたしましては、角野船木線改良事業の国庫補助事業の新規採択による財源補正と歳出予算の組み替え、土地区画整理事業の国庫補助内示に伴う財源補正などでございまして、事業費の増減はございません。
次に、3ページの施策費では、合併補助金を活用して平成15年度から平成17年度までの継続事業として取り組んでおります戸籍データ作成等委託業務に入札減少金が生じたことによります減と、電算システムをリースから購入へと変更することに伴い、歳出予算の組み替えを行います戸籍電算化推進費、財団法人地域総合整備財団の補助金を活用して、中心市街地エリアのにぎわい再生などのため、マーケティングの専門家である地域再生マネージャーに委託をいたします地域活性化対策調査事業費、県が単独で補助制度を創設したことによる相談員の配置時間の延長に伴います事業費の追加と財源補正を行う中学校心の教室推進費、新たに国及び県の調査研究委託事業として、小学校段階での不登校などの未然防止や早期発見、早期対応のために、神郷小学校に相談員を配置して実施する子どもと親の相談員設置事業費でございまして、これらの事業で事業費13万3,000円の減額となっております。
また、2ページの経常経費といたしましては、消防団員の公務災害による補償費及び退職報償金に係る共済掛け金の増により、消防団活動費を133万8,000円増額しております。
これらを賄う財源といたしまして、1ページにありますように、国庫支出金、県支出金、繰入金、諸収入、市債で措置をいたしております。
今回の補正予算によりまして、財政計画総額480億4,595万2,000円に対しまして、一部の未確定の事業費を除きまして99.0%を予算化いたしたところでございます。
次に、補正予算書及び予算説明書に基づき御説明を申し上げます。
予算書の2ページをお開きください。
まず、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入といたしまして、県支出金204万2,000円、諸収入1,055万4,000円、市債2,210万円をそれぞれ追加し、国庫支出金2,070万円、繰入金1,279万1,000円をそれぞれ減額し、3ページにあります歳出経費に充当するものでございます。
次に、4ページ、第2表継続費補正の変更についてでございます。
戸籍電算化データ等作成費において入札減少金が生じたことに伴い、総額を1億5,628万4,000円とするもので、年割額については記載のとおりでございます。
次に、5ページ、第3表地方債補正の変更についてでございます。
都市計画事業ほか3件につきまして、それぞれ起債の借り入れ限度額を変更いたすものでございます。限度額を2,210万円増額し、77億9,830万円に変更するものでございます。
次に、特別会計補正予算についてでございます。
6ページをお開きください。
議案第49号、平成16年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。
今回の補正は、歳出を精査いたしますとともに、保険料、繰越金、療養給付費等交付金などの財源を措置し、肉づけをいたすもので、2億5,151万5,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ119億3,841万5,000円といたすものでございます。これを前年度同期と比較いたしますと1億9,302万4,000円、1.6%の減となっております。
内容といたしましては、7ページにありますように、歳入では療養給付費等交付金1億4,230万3,000円、繰越金4億1,553万3,000円をそれぞれ増額し、国民健康保険料1億1,909万5,000円、国庫支出金1,009万9,000円、諸収入1億7,712万7,000円をそれぞれ減額いたしております。
歳出につきましては、8ページにございますように、総務費36万3,000円、共同事業拠出金4,000円、諸支出金999万8,000円、予備費2億5,000万円をそれぞれ増額し、老人保健拠出金480万円、介護納付金405万円をそれぞれ減額いたしております。
以上で予算関係の補足を終わります。
○議長(井上清美) これより質疑に入ります。
議案第48号及び議案第49号の2件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上清美) 質疑なしと認めます。
議案第48号及び議案第49号の2件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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日程第7 請願第5号~請願第8号、陳情第6号
○
議長(井上清美) 次に、日程第7、請願第5号ないし請願第8号及び陳情第6号の5件は、いずれも議事日程に記載のとおり、企画総務委員会及び福祉教育委員会に付託いたします。
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日程第8 特別委員の選任
○議長(井上清美) 次に、日程第8、特別委員の選任を行います。
本件は、産業振興対策特別委員会及び文化・福祉対策特別委員会の委員の辞任に伴い、後任委員の選任を行うものであります。
お諮りいたします。特別委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、近藤司議員を産業振興対策特別委員に、白籏愛一議員を文化・福祉対策特別委員にそれぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上清美) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員をそれぞれの特別委員に選任することに決しました。
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日程第9 議員の派遣
○議長(井上清美) 次に、日程第9、議員の派遣を議題といたします。
お諮りいたします。お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり議員を派遣いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上清美) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(井上清美) 起立多数であります。よって、そのように決しました。
なお、この際申し上げます。
ただいま決定しました議員派遣の内容につきまして、諸般の事情によって変更が生ずる場合には、議長に御一任を願います。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。議事の都合により6月2日から6月7日までの6日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上清美) 御異議なしと認めます。よって、6月2日から6月7日までの6日間、休会することに決しました。
6月8日は午前10時から会議を開きます。
本日はこれにて散会いたします。
午前10時48分散会