目次
議事日程本日の会議に付した事件出席議員欠席議員 説明のため出席した者 議会事務局職員出席者 開会(午前10時00分)
市長議会招集のあいさつ 議長報告 休憩(午前10時04分)
再開(午前10時06分)
市長、受賞議員に対するあいさつ 日程第1 議席の一部変更 休憩(午前10時10分)
再開(午前10時30分)
日程第2 会議録署名議員の指名 日程第3 会期の決定 表決 日程第4 報告第3号~報告第6号 佐々木市長の説明 委員会付託省略 休憩(午前10時34分)
再開(午前10時34分)
表決 日程第5 議案第42号、議案第43号 佐々木市長の説明 橋本消防長の説明 委員会付託省略 休憩(午前10時40分)
再開(午前10時40分)
表決 日程第6 議案第44号~議案第47号 佐々木市長の説明 鈴木企画調整部長の説明 大西財務部長の説明 西原市民環境部長の説明 橋本消防長の説明 岡崎溥議員の質疑 鈴木企画調整部長の答弁 井上清美議員の質疑(1) 大西財務部長の答弁 井上清美議員の質疑(2) 大西財務部長の答弁 岡田光政議員の質疑 佐々木市長の答弁 大西財務部長の答弁 委員会付託 休憩(午前11時12分)
再開(午前11時22分)
日程第7 議案第48号、議案第49号 佐々木市長の説明 大西財務部長の説明 委員会付託 日程第8 議会議案第1号 山本健十郎議員の説明 委員会付託省略 休憩(午前11時33分)
再開(午前11時33分)
表決 日程第9 請願第3号、請願第4号、陳情第2号~陳情第4号 委員会付託 日程第10 特別委員の選任 散会(午前11時35分)
本文
平成14年6月4日 (火曜日)
議事日程 第1号
第1 議席の一部変更
第2 会議録署名議員の指名
第3 会期の決定
第4 報告第3号 継続費繰越計算書の報告について
報告第4号 繰越明許費繰越計算書の報告について
報告第5号 繰越明許費繰越計算書の報告について
報告第6号 専決処分した事件の承認について
(委員会付託省略)
第5 議案第42号 新居浜市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する
条例の制定について
( 同 上 )
議案第43号 新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の
制定について
( 同 上 )
第6 議案第44号 新居浜市船員法事務の取扱いに関する条例の制定について
(総務委員会付託)
議案第45号 新居浜市納税貯蓄組合補助条例を廃止する条例の制定について
( 同 上 )
議案第46号 新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につい
て
(産業環境委員会付託)
議案第47号 新居浜市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例
の一部を改正する条例の制定について
(総務委員会付託)
第7 議案第48号 平成14年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)
(各常任委員会付託)
議案第49号 平成14年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1
号)
(産業環境委員会付託)
第8 議会議案第1号 新居浜市議会会議規則の一部を改正する規則の制定につい
て
(委員会付託省略)
第9 請願第3号 児童扶養手当制度の見直しに反対する意見書の提出方について
(教育福祉委員会付託)
請願第4号 国民健康保険を改善・充実する意見書の提出方について
(産業環境委員会付託)
陳情第2号 有事法制関連三法案に反対する意見書の提出方について
(総務委員会付託)
陳情第3号 国民の健康、食品の安全性を確保するための「食品安全新法」
制定と新行政組織設置、食品衛生法の抜本改正を求める意見書の
提出方について
(産業環境委員会付託)
陳情第4号 森林・林業・木材関連産業政策と新たな予算の確立を求める意
見書の提出方について
( 同 上 )
第10 特別委員の選任
――――――――――――――――――――――
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
――――――――――――――――――――――
出席議員(33名)
1番 藤 田 幸 正 2番 豊 田 康 志
3番 伊 藤 優 子 4番 藤 田 統 惟
5番 伊 藤 初 美 6番 菅 秀二郎
7番 竹 林 偉 8番 真 木 増次郎
9番 佐々木 文 義 10番 石 川 尚 志
11番 仙 波 憲 一 12番 加 藤 喜三男
13番 杉 本 真 泉 14番 渡 辺 豊
15番 岡 田 光 政 16番 村 上 悦 夫
17番 白 籏 愛 一 18番 近 藤 司
19番 山 本 健十郎 20番 高須賀 順 子
21番 岡 崎 溥 22番 原 月 美
23番 堀 田 正 忠 24番 藤 田 若 満
25番 橋 本 朝 幸 26番 小 野 利 通
27番 伊 藤 萬木家 28番 鈴 木 連太郎
29番 神 野 幸 雄 30番 井 上 清 美
31番 世 良 賢 克 32番 田 坂 重 只
33番 中 田 晃 34番 欠 員
――――――――――――――――――――――
欠席議員
な し
――――――――――――――――――――――
説明のため出席した者
市長 佐々木 龍
助役 片 上 孝 光
収入役 稲 見 重 幸
企画調整部長 鈴 木 暉三弘
財務部長 大 西 宏 明
保健福祉部長 井 下 文 夫
市民環境部長 西 原 寛
産業振興部長 合 田 仁 千
都市開発部長 佐々木 俊 洋
下水道部長 山 口 三七夫
消防長 橋 本 憬 範
水道局長 小 林 史 典
教育長 阿 部 義 澄
教育委員会事務局長 鈴 木 嘉 明
監査委員 渡 邉 易 雅
――――――――――――――――――――――
議会事務局職員出席者
事務局長 井 上 三千年
庶務課長 岩 崎 紀 生
議事課長 日 野 清
議事課副課長 岡 正 士
庶務課庶務係長 山 岡 昭 治
議事課調査係長 原 正 夫
議事課議事係長 井 上 毅
議事課主事 岩 崎 美由紀
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時00分開会
○議長(藤田若満) ただいまから平成14年第3回新居浜市議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
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市長議会招集のあいさつ
○議長(藤田若満) 市長より今議会招集のあいさつがあります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) おはようございます。
開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
本日平成14年第3回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には早速御出席をいただきましてまことにありがとうございました。
今議会に提案をいたします案件は、船員法事務の取扱いに関する条例の制定を初め、平成14年度一般会計補正予算など、市政が当面いたしております重要諸案件についてでございます。
また、後日追加を予定いたしております案件もございます。議員の皆様方には十分御審議をいただきまして、適切な御議決、御承認を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。
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議長報告
○議長(藤田若満) この際、議長報告を申し上げます。
報告事項は、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告、新居浜市土地開発公社及び新居浜市文化体育振興事業団の事業についての報告、会議出席報告並びに議員の表彰についてであります。
まず、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告につきましては、監査委員から平成13年11月から平成14年2月までの間に行った監査の結果に関する報告書及び平成14年1月、2月、3月に行った例月現金出納検査の結果に関する報告書の提出があり、配付いたしておきましたから、御了承願います。
次に、新居浜市土地開発公社及び新居浜市文化体育振興事業団の事業につきましては、経営状況を説明する書類の提出があり、配付しておきましたから、御了承願います。
次に、会議出席報告であります。全国市議会議長会新産業都市議会協議会正副会長・監事・相談役会議及び第78回定期総会の報告は、議長報告書のとおりであります。お手元の議長報告書をお目通し願います。
次に、議員の表彰についてであります。全国市議会議長会において、15年以上議員在職表彰で原月美議員、山本健十郎議員、伊藤萬木家議員が表彰されました。表彰状及び記念品を受けて帰っておりますので、休憩してその伝達を行います。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時04分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時06分再開
○議長(藤田若満) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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市長、受賞議員に対するあいさつ
○議長(藤田若満) この際、市長より発言を求められておりますので、これを許します。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) お許しをいただきまして、一言お祝いを申し上げたいと思います。
このたび全国市議会議長会におきまして、15年以上議員在職表彰として原月美議員さん、山本健十郎議員さん、伊藤萬木家議員さんが受賞されました。はえある御受賞心からお喜び申し上げたいと思います。
このたびの受賞は長年にわたる地方自治の確立、市民福祉の向上と市政の発展に寄与されたその御功績によるものでございまして、市民を代表して心から敬意とお喜びを申し上げます。
今後ともお体に御留意をいただき、市政の発展、市民福祉の向上に一層の御協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、お喜びの言葉にかえさせていただきます。おめでとうございました。
○議長(藤田若満) これより日程に入ります。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第1号のとおりであります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第1 議席の一部変更
○議長(藤田若満) 日程第1、議席の一部変更を議題といたします。
議員の所属会派の都合により、この際、議席の変更をいたしたいと思います。
その議席番号及び氏名を職員に朗読いたさせます。
○議会事務局長(井上三千年) 5番伊藤初美議員、6番菅秀二郎議員、7番竹林偉議員、8番真木増次郎議員、9番佐々木文義議員、10番石川尚志議員、11番仙波憲一議員、12番加藤喜三男議員、13番杉本真泉議員、14番渡辺豊議員、15番岡田光政議員、16番村上悦夫議員、17番白籏愛一議員、18番近藤司議員、19番山本健十郎議員、20番高須賀順子議員、21番岡崎溥議員、22番原月美議員、23番堀田正忠議員、24番藤田若満議員、25番橋本朝幸議員、26番小野利通議員、27番伊藤萬木家議員、28番鈴木連太郎議員、29番神野幸雄議員、30番井上清美議員、31番世良賢克議員、32番田坂重只議員、33番中田晃議員。
○議長(藤田若満) お諮りいたします。ただいま朗読いたしたとおり議席の一部を変更することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、ただいま朗読したとおり議席を変更することに決しました。
それでは、ただいま決定いたしました議席にそれぞれお着き願います。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時10分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時30分再開
○議長(藤田若満) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第2 会議録署名議員の指名
○議長(藤田若満) 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において岡崎溥議員及び仙波憲一議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第3 会期の決定
○議長(藤田若満) 次に、日程第3、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月20日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、会期は17日間と決定いたしました。
なお、今期定例会の会期中における会議の予定は、お手元に配付の会議日程表のとおりであります。
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日程第4 報告第3号~報告第6号
○議長(藤田若満) 次に、日程第4、報告第3号ないし報告第6号の4件を一括議題といたします。
説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました報告第3号から報告第6号までの4件につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、報告第3号、継続費繰越計算書の報告につきましては、一般会計におきまして継続費を設定して進めております住民基本台帳ネットワークシステム改修費及び廃棄物中間処理施設整備事業(第2期工事)に係る継続費繰越計算書の報告でございます。これは平成13年度予算額に対します未執行額を平成14年度へ逓次繰り越しいたすものでございます。
次に、報告第4号、繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、一般会計の駅前滝の宮線改良事業など11事業の繰越明許費繰越計算書の報告でございまして、事業実施のための条件整備、用地取得などに時間を要した事業費及び国の第2次補正予算に係る事業費の一部を平成14年度へ繰り越しいたしたものでございます。
次に、報告第5号、繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、公共下水道事業特別会計の管渠等建設事業費の繰越明許費繰越計算書の報告でございまして、国の第2次補正予算に係る事業費を平成14年度へ繰り越しいたしたものでございます。
次に、報告第6号、専決処分した事件の承認につきましては、平成14年度新居浜市平尾墓園事業特別会計補正予算(第1号)についてでございまして、今回の補正予算は、特別会計における前年度歳入不足に伴います繰上充用につきまして補正予算の専決処分をいたしたもので、報告し、承認を求めるものでございます。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田若満) これより質疑に入ります。
報告第3号ないし報告第6号の4件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております報告第6号については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、報告第6号については、委員会の付託を省略することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時34分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時34分再開
○議長(藤田若満) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより、報告第6号を採決いたします。
本件はこれを承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、報告第6号はこれを承認することに決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第5 議案第42号、議案第43号
○議長(藤田若満) 次に、日程第5、議案第42号及び議案第43号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第42号及び議案第43号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第42号、新居浜市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方自治法等の一部を改正する法律の公布施行に伴い、引用法令条項にずれが生じましたので、所要の条文整備を行うため、本案を提出いたしました。
次に、議案第43号、新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきましては、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律の施行に伴い、関係政令の整備等に関する政令が公布施行され、農林漁業団体職員共済組合制度が廃止されたことに伴い、所要の条文整備を行うため、本案を提出いたしました。
なお、議案第43号につきましては、担当部長から補足説明をいたさせます。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田若満) 補足説明を求めます。橋本消防長。
○消防長(橋本憬範)(登壇) 議案第43号、新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきまして、補足を申し上げます。
参考資料の2ページから3ページをお開きいただきたいと存じます。
初めに、改正の要旨でございますが、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令が平成14年4月1日から施行されたことに伴い、所要の条文整備を行うものでございます。
改正点といたしましては、附則第5条第2項の表傷病補償年金の項中「農林漁業団体職員共済組合法」を「厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第2条第1項第2号に規定する旧農林共済法」に改めるものでございます。
なお、制定及び改正による影響はございません。
この条例は公布の日から施行し、平成14年4月1日から適用されるものでございます。
以上で補足説明を終わります。
○議長(藤田若満) これより質疑に入ります。
議案第42号及び議案第43号の2件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第42号及び議案第43号の2件については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号及び議案第43号の2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時40分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時40分再開
○議長(藤田若満) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第42号及び議案第43号の2件を一括採決いたします。
以上の2件は、いずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号及び議案第43号の2件は、いずれも原案のとおり可決されました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第6 議案第44号~議案第47号
○議長(藤田若満) 次に、日程第6、議案第44号ないし議案第47号の4件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第44号から議案第47号の4件につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第44号、新居浜市船員法事務の取扱いに関する条例の制定につきましては、地方運輸局再編により、新居浜海運支局が平成14年6月30日をもって廃止されることに伴い、船員法に係る証明事務が行えるよう条例を制定するとともに、関係条例の一部改正を行うため、本案を提出いたしました。
次に、議案第45号、新居浜市納税貯蓄組合補助条例を廃止する条例の制定につきましては、納税貯蓄組合に対する補助金が、納税意識の高揚とともに全国的にも見直されていることから、納税額を対象にした補助金交付基準を納税貯蓄組合の運営に必要な事務的経費を補うための実費補償方式に改めることに伴い、新居浜市納税貯蓄組合補助条例を廃止するため、本案を提出いたしました。
次に、議案第46号、新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につきましては、新居浜市国民健康保険料納付組合による国民健康保険料の納付方法を廃止し、自主的な口座振替等の納付方法に変更するため、本案を提出いたしました。
次に、議案第47号、新居浜市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令が公布施行されたことに伴い、新居浜市消防団員の処遇の改善を図るため、本案を提出いたしました。
なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田若満) 補足説明を求めます。鈴木企画調整部長。
○企画調整部長(鈴木暉三弘)(登壇) 議案第44号につきまして、補足を申し上げます。
議案第44号、新居浜市船員法事務の取扱いに関する条例の制定についてでございますが、平成14年7月1日より施行される地方運輸局再編に伴い、新居浜市に設置されておりました新居浜海運支局が廃止されることになります。当市は重要港湾である新居浜港を抱え、入港船舶も多く、海事関連産業は重要な基盤の一つとなっており、それらの海事関係事業者の要望にこたえるため、船舶の航行に関する報告書の証明、雇入契約のない船長の就職、退職等の証明、船員手帳記載事項の証明、雇入契約の公認、船員手帳の交付又は書換え及び船員手帳の訂正事務の取扱いが行えるよう、新居浜市船員法事務の取扱いに関する条例を制定しようとするものでございます。
参考資料の4ページをお開きください。
船員法事務の取扱いにあわせまして、ここでは当該事務の取扱いを行う箇所を市民環境部に定めるため、新居浜市事務分掌条例の一部改正を行うものでございます。
また、次のページにありますように、事務取扱いの手数料を定めるため、国の船員法関係手数料令及び船員法施行規則に定める額を参考にしまして、新居浜市手数料条例の一部を改正するものでございます。このことによりまして、地元関係者の利便性が図れるものと存じます。
○議長(藤田若満) 大西財務部長。
○財務部長(大西宏明)(登壇) 議案第45号、新居浜市納税貯蓄組合補助条例を廃止する条例の制定について、補足を申し上げます。
納税貯蓄組合制度は、戦後の混乱期に税収が不安定に推移する中、税制上の優遇策を講じることなどにより納税を容易にすることを目的として創設されたもので、納税に多大の貢献をしてまいりました。このような中、最近の判例におきまして納税貯蓄組合に対する補助金の交付基準のあり方についての問題点が指摘されましたことから、補助金交付基準は全国的にも見直されております。
当市においても、納税額に一定の率を乗じることなどによって補助額を算出している新居浜市納税貯蓄組合補助条例を廃止し、補助金交付基準を納税貯蓄組合の運営に必要な事務的経費を補うための実費補償方式に改めるものでございます。
なお、本条例は、平成15年4月1日から施行しようとするものでございます。
○議長(藤田若満) 西原市民環境部長。
○
市民環境部長(西原寛)(登壇) 議案第46号、新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、補足を申し上げます。
参考資料の6ページをごらんいただきたいと存じます。
新居浜市国民健康保険料納付組合は、昭和35年4月に、国民健康保険の本格的なスタートと同時に制度の普及と国保料の納付意識の啓発のため設けられ、多大の貢献をしていただいてまいりました。しかしながら、近年、国保制度の定着と口座振替制度の導入などにより、納付組合設立当初の奨励目的も既に達成されたと考えられます。
このようなことから、納付組合の設立奨励を定めた条例第26条を削除いたしまして、平成15年4月1日から施行するものでございます。
なお、納付組合取り扱いの国保料につきましては、口座振替や徴収員による納付方法で対応いたします。
○議長(藤田若満) 橋本消防長。
○
消防長(橋本憬範)(登壇) 議案第47号、新居浜市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、補足を申し上げます。
参考資料の7ページをお開きいただきたいと存じます。
初めに、改正の要旨でございますが、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令が平成14年4月1日から施行されたことに伴い、新居浜市消防団員の処遇の改善を図るためのものでございます。
改正の内容でございますが、退職報償金を階級及び勤務年数の区分に応じそれぞれ4,000円引き上げ、最高額を92万5,000円に、最低額を14万円にしようとするものでございます。
なお、この条例は公布の日から施行いたしますが、改正後の新条例の適用は平成14年4月1日とし、施行の日の前日までの間において、新条例の適用を受ける消防団員について支給された改正前の消防団員に係る退職報償金は、新条例に基づく退職報償金の内払いとみなすことになっております。
以上で補足説明を終わります。
○議長(藤田若満) これより質疑に入ります。
議案第44号ないし議案第47号の4件に対して質疑はありませんか。岡崎溥議員。
○21番(岡崎溥)(登壇) 失礼します。
質疑を申し上げたいんですが、議案第44号の件なんですけれども、新居浜市船員法事務の取扱いに関する条例の制定についての附則第3項関係で、新居浜市手数料条例の一部を改正する条例という提案が出されたんですけれども、私もよくこの内容についてはわからないんですが、地方運輸局再編により新居浜海運支局が廃止されるということに伴っての提案ということですが、それぞれの手数料が示されてるんですけども、これ全国共通なのか、あるいは現在の取られている手数料、今までやられてた手数料と違うのか、あるいはそれぞれ皆自治体によって違うんであれば、他市との比較という点なんかもちょっと参考に教えていただきたいというふうに思います。
以上です。
○議長(藤田若満) 答弁を求めます。鈴木企画調整部長。
○企画調整部長(鈴木暉三弘)(登壇) 岡崎議員さんの御質疑にお答え申し上げます。
手数料の額でございますが、この額は船員法施行規則第79条に定められておりまして、共通でございます。
○議長(藤田若満) ほかに質疑はありませんか。井上清美議員。
○30番(井上清美)(登壇) ただいま問題になっております議案の45号と46号の関連でございますが、納税貯蓄組合の補助金を廃止して事務費だけを補てんするというお言葉でございます。それと、議案の46号の国民健康保険料納付についての納付方法の問題でございますが、それぞれこういう方法をとられるのは大変全国的にも傾向が強いから別に問題はないと思いますが、今日まで大変税収の確保、この面におきまして、当市としてはやはりこの納税振替制度を重視してまいっておりますが、いずれにしてでも、この振替を行うと、一般銀行はすべて無料でございますが、郵便局は1通17円の手数料の強き問題があったがために、今日まで郵便局を振替に切りかえておりません。
そのような結果で、税収並びに国保料の納入については、かなり影響が出るんではないかと心配しているわけでございますが、この振替等の方法によるのに郵便局の対応をどういうふうに理事者としてはお考えられておるのか、1通17円の手数料を出すのかどうか、そうしないと大変税収において、また健康保険料の納付について支障があるんじゃないかと思いますが、その点説明がないのでちょっと深く御説明を願いたいと思います。
以上です。
○議長(藤田若満) 答弁を求めます。大西財務部長。
○財務部長(大西宏明)(登壇) 井上議員さんの御質疑にお答えいたします。
郵便官署の指定につきましては、平成15年4月1日から予定いたしております。
○議長(藤田若満) ほかに質疑はありませんか。井上清美議員。
○30番(井上清美)(登壇) 再質疑いたします。
他市の場合は13円でやっておる市が多いんですが、当市は一銭も出しておりません。そのような点でどのような、今もおっしゃった、日にちの点を申されておりましたが、いつからその手数料は、具体的にどういうふうな計画をお持ちになられておるか、その点説明をお願いいたしたいと思います。
○議長(藤田若満) 大西財務部長。
○財務部長(大西宏明)(登壇) 井上議員さんの再質疑にお答えいたします。
どのようにいつから手数料をというような御質疑でございますが、今後郵便官署と銀行と協議して決定してまいりたいと考えております。現在のところ、金額についてはまだできておりません。
○議長(藤田若満) ほかに質疑はありませんか。岡田光政議員。
○15番(岡田光政)(登壇) ただいま議題となっております議案第45号、新居浜市納税貯蓄組合補助条例を廃止する条例の制定について、議案第46号、新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、お聞きをいたしたいと思います。
御存じのように、ただいまのこの2つの議案に対して説明がございましたのが、一定の成果を得たという判断をされておるようでございますが、私もその一人でございます。ただ、私は今回理事者の考え方をお聞かせをいただきたいのは、御存じのように口座振替制度を導入をするに当たっては、国、県、市、納税組合の4者が一体となって口座振替制度の導入に取り組んだという経緯があるということを御存じだろうと思います。私は、この補助金制度の見直しについては、全体的に見直しをすることについては異議がございません。理事者の方もおわかりだと思いますが、私たち議員、市民に示された補助金制度の見直しについての一覧表が、過去配付をされてまいりました。補助金制度の見直しをする各種団体が当初数十団体の中のこの納税貯蓄組合であり、納付組合でありました。他の補助金制度の見直しをしようとして取りかかった、他の団体の補助金制度の見直しがどうなっておるのかというのが明らかにないまま、この2つの補助を見直そう。
もう一つお願いをいたしたいのは、この納税貯蓄組合や納付組合だけが口座振替の取り扱い納付額の補助率を、この2つの団体だけ先行をして数年前に補助率の見直しをした。今回、またこの2つの団体だけを取り上げて条例の廃止をするとか、納税貯蓄組合の廃止、納付組合の一部見直しというようなことですが、現時点で納税貯蓄組合も市内に250余りの納税貯蓄組合もあります。納付組合も同じでございますが、今回この議案第45号、議案第46号の実施に当たっては、現在ある250余りの納税貯蓄組合がゼロになり、納付組合もゼロになるということを理事者の方がつかんでおられるのかどうか。なぜこの2つだけの団体を敵にしてどうしてもやり抜くんだとするんであれば、全体像の中で、第1段階はこういうことで取り進めるということが明らかでないというのが実態でございますが、この2つの議案については総務委員会や産業環境委員会に後ほど付託をされ、十分議員の議論がなされると思いますが、過去の取り組みが不透明なままこの2つの団体だけを今回取り上げたのはどうなのか。経緯、経過を踏まえてひとつお願いをしたい。
さらにもう一点は、口座振替制度を導入するに当たって、市長が、また部長が過去議会の中で、補助金がゼロになるんではなかろうか、納税貯蓄組合の運営が成り立たないというようなことのやりとりもございました。そのときに市長や部長が言われておるのは、そういう心配は持っておりませんという答弁をいただいた記憶がございます。
以上、ひとつ行政の補助金制度の見直しについての考え方、またこの今回議案となっております2つの団体の先行について、お考えをお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(藤田若満) 佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) 岡田議員さんの質疑にお答えいたします。
議案第45号、46号を通じての質疑でございます。補助金制度の見直しについての考え方につきましては、これまでも補助金のあり方見直しというのはずっと続けられてきたものでございます。また、今年度におきましても新行政改革大綱の中で各補助金や制度を見直すと。さらに、先日発足いたしましたが、補助金についてまた違った角度で検討していただくということで、民間の委員の方の会も発足をしていただきました。そういう意味では、不断の努力を続けていくというのが補助金制度の見直しだと思っております。
また、納税貯蓄組合、国民健康保険納付組合につきましては、これまで納税に対して大きな御貢献をいただいているということはおっしゃるとおりだし、私も同感でございます。ただ、この問題につきましては、もうかねてから懸案事項としてずっと毎年その議論がなされておりました。特に、私が市長に就任をいたしましてからも、納税貯蓄組合の役員の皆様と直接お話もいたしました。この今回の提案につきましては、納税貯蓄組合につきましては、運営に必要な事務的経費を補うための実費補償方式に改めるということになっております。これにつきましては、1つには納税の意識というものが口座振替などの利用によって変わってきた、また納税組合において個別に徴収をするということについて、プライバシーの問題等からそのことを避ける市民の方の意識というものもふえてまいりました。実質口座振替をしている中で、納税組合に対する補助金の額のあり方として疑問があったということがございます。それに加えて、判例において納税貯蓄組合に対する補助金の出し方、その使い方について違法という判例が出ておりますので、それに伴い全国で見直しが行われてきたところでございます。
新居浜市においても、私の知る限りでは、この問題について組合の役員の方とお話をし、私も昨年お話をして、基本的な意味については御理解をいただいているものというふうに思っております。しかし、長年にわたることでございますので、十分な御説明はしていかなければならないというふうに考えております。そういう理由で、来年度からの実施ではございますが、この6月議会という時期を選びましたのは、来年度までの間で十分な時間をとりたいということの考え方でございます。
納付組合や納税組合との具体的な話につきましては、財務部長の方から補足をさせます。
○議長(藤田若満) 大西財務部長。
○財務部長(大西宏明)(登壇) 岡田議員さんの質疑にお答えいたします。
新居浜市納税貯蓄組合補助条例の廃止につきましては、納税貯蓄組合に対する補助金交付について諸問題が提起されておりまして、事務経費相当額以外については、自治体独自の基準を設けて交付することについて違法という判例の影響を受けまして全国的に見直しが行われており、率による奨励、補助は廃止の方向にございます。
本市におきましても、住民訴訟の裁判、判例等を踏まえまして、今日まで納税貯蓄組合連合会、三役会、理事会、また4月22日から4月26日までの間、12の支部会におきまして説明をしてまいりました。また、県下でも愛媛県、松山市が平成12年4月、伊予市、東予市、八幡浜市は平成13年4月にそれぞれ見直しされております。こういう状況でございます。
また、補助金の見直しにつきましては、組織的には平成9年の行政改革実施計画の第1計画がスタートしたときになっておりますが、その後補助金見直し検討委員会を設置しまして見直しを行っております。納税貯蓄組合につきましては、口座の補助率の見直しや前納報奨金の見直しを行っております。また、平成14年の施政方針でも補助金見直しが示されておりまして、新しい見直し指針をつくるため、新居浜市補助金等検討委員会を組織し、現在5名でございますが、取り組んでおるところでございます。今後、月一、二回開催し、10月をめどに補助金の見直し指針を作成したいと考えております。
○議長(藤田若満) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) これにて質疑を終結いたします。
議案第44号ないし議案第47号の4件は、いずれも議事日程に記載のとおり、総務委員会及び産業環境委員会に付託いたします。
この際、暫時休憩いたします。
午前11時12分休憩
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午前11時22分再開
○議長(藤田若満) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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日程第7 議案第48号、議案第49号
○議長(藤田若満) 次に、日程第7、議案第48号及び議案第49号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第48号及び議案第49号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第48号、平成14年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)について申し上げます。
今回の補正予算は、補助内示のございました土地区画整理事業、港湾建設事業、小学校プール建設事業及び広瀬宰平像の復元過程等の映像記録作成を行います市制65周年記念事業推進費並びに国民健康保険事業特別会計繰出金等についての予算措置をいたすものでございます。
次に、議案第49号、平成14年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回の補正予算は保険給付費等を減額し、財政安定化支援事業繰入金等を増額措置いたすものでございます。
なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田若満) 補足説明を求めます。大西財務部長。
○財務部長(大西宏明)(登壇) 議案第48号、議案第49号の予算議案につきまして、一括して補足を申し上げます。
まず、議案第48号、平成14年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回の補正は、予算書の1ページにございますように19億233万2,000円の追加でございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ406億4,875万2,000円といたすものでございます。これを前年同期と比較いたしますと、額で25億1,822万8,000円、率で5.8%の減となっております。
内容といたしましては、補正予算参考資料の1ページ以下に整理をいたしておりますように、公共事業費といたしましては、林道客谷孝々谷線延長150メートルを開設する林業・木材産業構造改革事業、滝の宮橋をかけかえする駅前滝の宮線改良事業、土地区画整理事業、マリンパーク新居浜ふれあい広場の整備や廃棄物処理場の埋立護岸を整備する港湾建設事業及び垣生小学校のプールを改築する小学校プール建設事業でございまして、事業費11億8,757万4,000円、構成比で62.4%となっております。
次に、単独事業費といたしましては、東田泉を自然ふれあい公園として整備するため、測量、実施設計を行う自然ふれあい公園整備事業、市道河又東平線延長40メートルを整備する県単独道路改良事業、泉川公民館を移転新築する公民館建設事業などでございまして、事業費2億8,366万8,000円、構成比で14.9%となっております。
次に、施策費といたしましては、別子銅山近代化遺産や広瀬宰平翁などの生涯を紹介するビデオ製作などを追加する市制65周年記念事業推進費、C型肝炎ウイルス検診を実施する老人保健対策費、国保会計繰出金、国際交流推進委員会の提言を受け、派遣先、派遣人員等の見直しを行い中高生を韓国へ派遣する中高生海外派遣費などでございまして、事業費4億3,109万円、構成比で22.7%となっております。これらの事業を賄う財源といたしまして、市税、地方交付税、国庫支出金、県支出金、使用料及び手数料、繰入金、諸収入、市債で措置をいたしております。今回の補正によりまして、財政計画額412億6,487万5,000円に対しまして、一部の未確定の事業費を除きまして98.5%を予算化いたしたところでございます。
次に、補正予算書及び予算説明書に基づき御説明申し上げます。
予算説明書の2ページをお開きください。第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入といたしまして市税4億円、地方交付税5億3,748万7,000円、使用料及び手数料61万7,000円、国庫支出金8,553万9,000円、県支出金5,023万9,000円、繰入金2億円、諸収入105万円、市債6億2,740万円の19億233万2,000円を計上いたしまして、4ページから5ページにございます歳出経費に充当いたすものでございます。
次に、6ページをお開きください。第2表継続費についてでございますが、公民館建設事業につきましては、平成14年度から15年度の2カ年で泉川公民館を移転新築するものでございまして、継続費の総額、年割額につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。
次に、7ページの第3表地方債補正の追加についてでございますが、小学校プール建設事業につきまして6,380万円を追加いたすものでございます。
次に、8ページをお開きください。第4表地方債補正の変更についてでございますが、都市計画事業、港湾建設事業、公民館建設事業、臨時財政対策債につきましてそれぞれ起債の借入限度額を変更いたすものでございまして、5億6,360万円を増額し、限度額を37億8,430万円に変更するものでございます。
次に、特別会計補正予算についてでございますが、9ページをお開きください。
議案第49号、平成14年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回の補正は、地方自治法施行令の改正に伴い平成14年度に限り療養給付費予算額が11カ月分となったことなどによる4億2,756万8,000円の減額でございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ113億4,476万8,000円といたすものでございます。これを前年同期と比較いたしますと、額で2億2,214万1,000円、率で2.0%の増となっております。
内容といたしましては、歳出では総務費701万5,000円、老人保健拠出金1,500万3,000円、基金積立金4,000万円及び諸支出金5,889万9,000円の増額と、保険給付費5億4,276万4,000円、介護給付費572万1,000円の減額となっております。
歳入につきましては、一般会計繰入金4億502万6,000円、繰越金3億7,178万4,000円の増額と、国民健康保険料790万6,000円、国庫支出金1億753万8,000円、療養給付費交付金2億2,912万8,000円、諸収入8億5,980万6,000円の減額によりまして財源を調整いたしております。
以上で予算関係の補足を終わります。
○議長(藤田若満) これより質疑に入ります。
議案第48号及び議案第49号の2件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 質疑なしと認めます。
議案第48号及び議案第49号の2件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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日程第8 議会議案第1号
○議長(藤田若満) 次に、日程第8、議会議案第1号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。山本健十郎議員。
○19番(山本健十郎)(登壇) ただいま議題となりました議会議案第1号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
本案は、新居浜市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてでありまして、地方自治法等の一部を改正する法律が公布施行されたことに伴い、議員派遣の手続を定めるため、規則の一部を改正しようとするものであります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(藤田若満) これより質疑に入ります。
議会議案第1号に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第1号については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前11時33分休憩
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午前11時33分再開
○議長(藤田若満) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議会議案第1号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第1号は原案のとおり可決されました。
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日程第9 請願第3号、請願第4号、陳
情第2号~陳情第4号
○議長(藤田若満) 次に、日程第9、請願第3号、請願第4号及び陳情第2号ないし陳情第4号の5件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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日程第10 特別委員の選任
○議長(藤田若満) 次に、日程第10、特別委員の選任を行います。
本件は、道路交通網整備促進及び文化・学園都市調査特別委員会の委員の辞任に伴い、後任委員の選任を行うものであります。
お諮りいたします。特別委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、山本健十郎議員を道路交通網整備促進特別委員に、近藤司議員を文化学園都市調査特別委員にそれぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員をそれぞれの特別委員に選任することに決しました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。議事の都合により、6月5日から6月10日までの6日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、6月5日から6月10日までの6日間、休会することに決しました。
6月11日は午前10時から会議を開きます。
本日はこれにて散会いたします。
午前11時35分散会