平成13年第3回新居浜市議会定例会会議録 第1号
目次
議事日程本日の会議に付した事件出席議員欠席議員説明のため出席した者議会事務局職員出席者開会(午前10時01分)
市長議会招集のあいさつ議長報告休憩(午前10時06分)
再開(午前10時12分)
市長、受賞議員に対するあいさつ日程第1 議席の一部変更休憩(午前10時16分)
再開(午前10時32分)
日程第2 会議録署名議員の指名日程第3 会期の決定日程第4 報告第3号~報告第7号 佐々木市長の説明 佐々木都市開発部長の説明 委員会付託省略休憩(午前10時41分)
再開(午前10時41分)
表決日程第5 議案第41号 佐々木市長の説明 柴田企画調整部長の説明 岡崎溥君の質疑(1) 柴田企画調整部長の答弁 岡崎溥君の質疑(2) 柴田企画調整部長の答弁 鈴木連太郎君の質疑(1) 佐々木市長の答弁 鈴木連太郎君の質疑(2) 佐々木市長の答弁 井上清美君の質疑(1) 佐々木市長の答弁 鈴木産業振興部長の答弁 井上清美君の質疑(2) 小野豊實君の質疑 佐々木市長の答弁 柴田企画調整部長の答弁 伊藤萬木家君の質疑 佐々木市長の答弁 竹林偉君の質疑 佐々木市長の答弁 仙波憲一君の質疑 柴田企画調整部長の答弁 委員会付託日程第6 議案第42号 佐々木市長の説明 委員会付託省略休憩(午前11時46分)
再開(午前11時46分)
表決日程第7 議案第43号~議案第47号 佐々木市長の説明 柴田企画調整部長の説明 鈴木産業振興部長の説明 村上市民環境部長の説明 小林消防長の説明休憩(午後 0時04分)
再開(午後 1時01分)
岡崎溥君の質疑(1) 村上市民環境部長の答弁 岡崎溥君の質疑(2) 村上市民環境部長の答弁 委員会付託日程第8 議案第48号~議案第50号 佐々木市長の説明 大西財務部長の説明 委員会付託日程第9 請願第3号、請願第4号、陳情第2号~陳情第4号 委員会付託日程第10 議員の派遣 表決散会(午後 1時24分)
本文
平成13年6月5日 (火曜日)
議事日程 第1号
第1 議席の一部変更
第2 会議録署名議員の指名
第3 会期の決定
第4 報告第3号 継続費繰越計算書の報告について
報告第4号 繰越明許費繰越計算書の報告について
報告第5号 繰越明許費繰越計算書の報告について
報告第6号 専決処分の報告について
報告第7号 専決処分した事件の承認について
(委員会付託省略)
第5 議案第41号 第四次新居浜市長期総合計画基本構想について
(総務委員会付託)
第6 議案第42号 新居浜市犬取締条例の一部を改正する条例の制定について
(委員会付託省略)
第7 議案第43号 新居浜市職員の退職手当に関する条例及び新居浜市の単純な労
務に雇用される職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を
改正する条例の制定について
(総務委員会付託)
議案第44号 新居浜市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
(産業環境委員会付託)
議案第45号 新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する
条例の制定について
( 同 上 )
議案第46号 新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の
制定について
(総務委員会付託)
議案第47号 新居浜市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例
の一部を改正する条例の制定について
(総務委員会付託)
第8 議案第48号 平成13年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)
(各常任委員会付託)
議案第49号 平成13年度新居浜市渡海船事業特別会計補正予算(第1号)
(都市建設委員会付託)
議案第50号 平成13年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1
号)
(産業環境委員会付託)
第9 請願第3号 精神障害者授産施設を設置するため、新居浜市所有の土地・建
物の無償貸与について
(教育福祉委員会付託)
請願第4号 緊急地域雇用特別交付金事業の改善・継続と緊急の就労事業の
創設を求める意見書の提出方について
(産業環境委員会付託)
陳情第2号 核兵器のない世界のために日本政府の責任ある行動を求める意
見書の提出方について
(総務委員会付託)
陳情第3号 大型ゴミ収集の有料化中止について
(産業環境委員会付託)
陳情第4号 市を窓口とする「中小企業特別小口無担保無保証人融資制度」
の創設について
( 同 上 )
第10 議員の派遣
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本日の会議に付した事件議事日程のとおり
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出席議員(33名)
1番 藤 田 幸 正 君 2番 豊 田 康 志 君
3番 伊 藤 優 子 君 4番 藤 田 統 惟 君
5番 竹 林 偉 君 6番 真 木 増次郎 君
7番 佐々木 文 義 君 8番 石 川 尚 志 君
9番 伊 藤 初 美 君 10番 菅 秀二郎 君
11番 岡 崎 溥 君 12番 仙 波 憲 一 君
13番 加 藤 喜三男 君 14番 杉 本 真 泉 君
15番 原 月 美 君 17番 岡 田 光 政 君
18番 小 野 豊 實 君 19番 村 上 悦 夫 君
20番 白 籏 愛 一 君 21番 近 藤 司 君
22番 山 本 健十郎 君 23番 高須賀 順 子 君
24番 神 野 幸 雄 君 25番 堀 田 正 忠 君
26番 藤 田 若 満 君 27番 橋 本 朝 幸 君
28番 小 野 利 通 君 29番 伊 藤 萬木家 君
30番 鈴 木 連太郎 君 31番 世 良 賢 克 君
32番 田 坂 重 只 君 33番 中 田 晃 君
34番 井 上 清 美 君
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欠席議員(1名)
16番 渡 辺 豊 君
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説明のため出席した者 市長 佐々木 龍 君
助役 片 上 孝 光 君
収入役 稲 見 重 幸 君
企画調整部長 柴 田 晋八郎 君
財務部長 大 西 宏 明 君
保健福祉部長 神 野 彰 君
市民環境部長 村 上 憲 治 君
産業振興部長 鈴 木 暉三弘 君
都市開発部長 佐々木 俊 洋 君
下水道部長 渡 邉 易 雅 君
消防長 小 林 史 典 君
水道局長 岡 松 建 二 君
教育長 西 原 洋 昂 君
教育委員会事務局長 合 田 仁 千 君
監査委員 加 藤 治 繁 君
港務局事務局長 山 口 三七夫 君
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議会事務局職員出席者 事務局長 近 藤 収 君
庶務課長 鈴 木 一 生 君
議事課長 日 野 清 君
議事課副課長 岡 正 士 君
庶務課庶務係長 高 橋 純 子 君
議事課調査係長 原 正 夫 君
議事課議事係長 井 上 毅 君
議事課主事 岩 崎 美由紀 君
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午前10時01分開会
○議長(山本健十郎君) ただいまから平成13年第3回新居浜市議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
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市長議会招集のあいさつ○議長(山本健十郎君) 市長より今議会招集のあいさつがあります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍君)(登壇) おはようございます。開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
本日、平成13年第3回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には早速御出席をいただきましてありがとうございました。
本日提案をいたします案件は、第四次長期総合計画基本構想を初め、平成13年度一般会計補正予算等、市政が当面しております重要諸案件についてでございます。議員の皆様方には十分御審議を賜り、適切な議決をいただきますようお願い申し上げまして、開会のごあいさつといたします。よろしくお願い申し上げます。
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議長報告○議長(山本健十郎君) この際、議長報告を申し上げます。
報告事項は、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告、新居浜市土地開発公社及び新居浜市文化体育振興事業団の事業についての報告、会議出席報告並びに議員の表彰についてであります。
まず、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告につきましては、監査委員から平成12年11月、平成13年2月に行った監査の結果に関する報告書及び平成13年1月、2月、3月に行った例月現金出納検査の結果に関する報告書の提出があり、配付しておきましたから、御了承願います。
次に、新居浜市土地開発公社及び新居浜市文化体育振興事業団の事業につきましては、経営状況を説明する書類の提出があり、配付しておきましたから、御了承願います。
次に、会議出席報告であります。
全国市議会議長会第77回定期総会の報告は、議長報告書のとおりであります。お手元の議長報告書をお目通し願います。
次に、議員の表彰についてであります。
全国市議会議長会において、10年以上議員在職表彰で近藤司君、杉本真泉君、加藤喜三男君、村上悦夫君が表彰され、特別表彰として20年以上議員在職表彰で中田晃君が、30年以上で小野利通君、橋本朝幸君、藤田若満君、世良賢克君が表彰されました。
また、全国市議会議長会評議員として世良賢克君が感謝状を受けられました。
表彰状、感謝状及び記念品を受けて帰っておりますので、休憩して、その伝達を行います。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時06分休憩
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午前10時12分再開
○議長(山本健十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、市長より発言を求められておりますので、これを許します。佐々木市長。
○市長(
佐々木龍君)(登壇) お許しをいただきまして、一言お祝いを申し上げたいと思います。
このたび全国市議会議長会におきまして、30年以上議員在職特別表彰として小野利通議員さん、橋本朝幸議員さん、藤田若満議員さん、世良賢克議員さんが、20年以上議員在職特別表彰として中田晃議員さんが表彰され、10年以上議員在職表彰で近藤司議員さん、杉本真泉議員さん、加藤喜三男議員さん、村上悦夫議員さんがそれぞれ受賞なされました。また、前市議会議長世良賢克議員さんが、全国市議会議長会評議員として感謝状を受賞なされました。はえあるそれぞれの御受賞を心からお喜び申し上げたいと思います。
このたびの御受賞は、長年にわたる議員としての地方自治確立、市民福祉の向上と市政の発展に貢献なされたその御功績によるものでございまして、新居浜市民を代表して長年の御労苦に対し心から敬意とお喜びを申し上げます。今後ともお体に御留意をいただき、市政の発展、市民福祉の向上に一層の御協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、お祝いの言葉にかえさせていただきます。おめでとうございました。
○議長(山本健十郎君) これより日程に入ります。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第1号のとおりであります。
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日程第1 議席の一部変更
○議長(山本健十郎君) 日程第1、議席の一部変更を議題といたします。
議員の所属会派の都合により、この際議席の変更をいたしたいと思います。
その議席番号及び氏名を職員に朗読いたさせます。
○議会事務局長(近藤収君) 1番藤田幸正議員、2番豊田康志議員、3番伊藤優子議員、4番藤田統惟議員、5番竹林偉議員、6番真木増次郎議員、7番佐々木文義議員、8番石川尚志議員、9番伊藤初美議員、10番菅秀二郎議員、11番岡崎溥議員、12番仙波憲一議員、13番加藤喜三男議員、14番杉本真泉議員、15番原月美議員、16番渡辺豊議員、17番岡田光政議員、18番小野豊實議員、19番村上悦夫議員、20番白籏愛一議員、21番近藤司議員、22番山本健十郎議員、23番高須賀順子議員、24番神野幸雄議員、25番堀田正忠議員、26番藤田若満議員、28番小野利通議員、29番伊藤萬木家議員、30番鈴木連太郎議員、31番世良賢克議員、32番田坂重只議員、33番中田晃議員、34番井上清美議員。
○議長(山本健十郎君) お諮りいたします。ただいま朗読いたしたとおり、議席の一部を変更することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま朗読したとおり議席を変更することに決しました。
それでは、ただいま決定いたしました議席にそれぞれお着き願います。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時16分休憩
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午前10時32分再開
○議長(山本健十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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日程第2 会議録署名議員の指名
○議長(山本健十郎君) 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において井上清美君及び鈴木連太郎君を指名いたします。
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日程第3 会期の決定
○議長(山本健十郎君) 次に、日程第3、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月21日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎君) 御異議なしと認めます。よって会期は17日間と決定いたしました。
なお、今期定例会の会期中における会議の予定は、お手元に配付の会議日程表のとおりであります。
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日程第4 報告第3号~報告第7号
○議長(山本健十郎君) 次に、日程第4、報告第3号ないし報告第7号の5件を一括議題といたします。
説明を求めます。佐々木市長。
○市長(
佐々木龍君)(登壇) ただいま上程されました報告第3号から報告第7号までの5件につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、報告第3号、継続費繰越計算書の報告につきましては、一般会計におきまして継続費を設定して進めております廃棄物中間処理施設整備事業(第2期工事)に係る継続費繰越計算書の報告でございまして、平成12年度予算額に対します未執行額を平成13年度へ逓次繰り越しいたしたものでございます。
次に、報告第4号、繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、一般会計の長期総合計画策定費など21事業の繰越明許費繰越計算書の報告でございます。これは、事業実施のための条件整備、用地取得などに時間を要したこと及び国の経済対策に伴う補正予算に係る事業費の一部並びに公共施設再生事業の事業費を平成13年度へ繰り越しいたしたものでございます。
次に、報告第5号、繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、介護保険事業特別会計の繰越明許費繰越計算書の報告でございます。これは、国の補正予算に係る事業費を平成13年度へ繰り越しいたしたものでございます。
次に、報告第6号、専決処分の報告につきましては、損害賠償の額の決定についてでございます。これは、平成13年4月18日、午前11時ごろ、市道土橋三ツ石線において、道路横断水路のグレーチングが破損していたため、新居浜市中村四丁目4番67号の松本英児さん運転の普通乗用車が通過した際、このグレーチングがはね上がるという事故による車両の損傷に係る損害賠償の額を決定したものでございます。
当事者等と協議いたしました結果、損害賠償の額を14万1,566円と決定し、平成13年5月16日、地方自治法第180条第1項に規定する専決処分をいたしたもので、同条第2項の規定により報告するものでございます。
次に、報告第7号、専決処分した事件の承認につきましては、平成13年度新居浜市平尾墓園事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。今回の補正予算は、特別会計における前年度歳入不足額に伴います繰上充用につきまして補正予算の専決処分をいたしたもので、報告し、承認を求めるものでございます。
なお、報告第6号につきましては担当部長から補足説明をいたします。よろしく御審議をお願い申し上げます。
○議長(山本健十郎君) 補足説明を求めます。佐々木都市開発部長。
○都市開発部長(
佐々木俊洋君)(登壇) 報告第6号、専決処分の報告について補足を申し上げます。
本件は、平成13年4月18日午前11時ごろ、新居浜市中村二丁目13番28号地先、市道土橋三ツ石線におきまして、新居浜市中村四丁目4番67号、松本英児さん運転の普通乗用車が北進中、道路横断水路のグレーチングがはね上がり、当該自動車のマフラーが損傷した事故による車両の損害に係る損害賠償額の決定をしたものでございます。
この事故の原因につきましては、グレーチングの受け台の老朽化と横断水路の前後の路面に10センチ程度の穴があいていたため車がバウンドし、グレーチングがはね上がったものと考えております。
損害賠償につきましては、住友海上火災保険株式会社の査定に基づき当事者と協議いたしました結果、損害賠償額を14万1,566円と決定し、平成13年5月26日、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしたもので、同条第2項により報告するものでございます。
なお、免責金額の新居浜市負担分1,000円を除く14万566円につきましては、道路責任賠償保険から支払われております。
以上で補足を終わります。
○議長(山本健十郎君) これより質疑に入ります。
報告第3号ないし報告第7号の5件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております報告第7号については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎君) 御異議なしと認めます。よって、報告第7号については委員会の付託を省略することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時41分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時41分再開
○議長(山本健十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって討論なしと認めます。
これより
報告第7号を採決いたします。
本件は、これを承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎君) 御異議なしと認めます。よって、報告第7号は、これを承認することに決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第5 議案第41号
○議長(山本健十郎君) 次に、日程第5、議案第41号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(
佐々木龍君)(登壇) ただいま上程されました議案第41号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
議案第41号、第四次新居浜市長期総合計画基本構想につきましては、地方自治法第2条第4項の規定により定めるものでございます。
第三次長期総合計画は、平成2年に定めて、これをもとに市政運営が行われてまいりました。第四次新居浜市長期総合計画がスタートいたします21世紀においては、地方分権の理念に基づく地方自治の確立、地域の基盤強化を目指した市町村合併論議、本格的な少子高齢化の到来、地球的規模の環境問題など、社会経済情勢の変化がますます加速されていくと予想されており、これらの山積する諸問題に対して的確な対応が求められております。そのためには、市政を運営する上で、市民参加と情報公開を基本にして、市民の皆様と行政との協働による新しいまちづくりを目指す必要がありますことから、その指針となります第四次新居浜市長期総合計画基本構想を定めるものでございます。
なお、詳細につきましては担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本健十郎君) 補足説明を求めます。柴田企画調整部長。
○企画調整部長(
柴田晋八郎君)(登壇) 議案第41号、第四次新居浜市長期総合計画基本構想について補足を申し上げます。
この基本構想の策定経過及び内容につきましては、昨年9月25日及び本年5月7日の議員全員協議会において御説明申し上げておりますので、主要な項目及び内容について御説明を申し上げます。
まず、策定の指標についてでございますが、市民と行政との手づくりによる長期総合計画となるように多くの市民の皆様に策定作業へかかわっていただきました。平成10年度には市民意向調査を実施いたしまして、各分野における市民意識について調査を行いました。また、平成11年度におきましては、さまざまな分野から多くの市民の皆さんの御意見、御提言を集約して策定作業の基礎資料とするために17校区における地域のつどいを開催するとともに、21世紀の新居浜市を担う中学生及び高校生によります中高生提言発表会、また市民各界各層の市民の皆様で構成いたしました新居浜市まちづくり市民会議から分科会別の提言などによりまして、基本構想素案を作成いたしました。
そして、平成12年度におきましては、本格的な策定作業を行いまして、庁内組織であります新居浜市長期総合計画策定委員会を設置し、基本構想素案をもとに長期総合計画案を作成するとともに、市内の学識経験者30人で構成されました新居浜市長期総合計画審議会へ基本構想の諮問をいたしまして、慎重かつ活発な審議をしていただきました。そして、でき上がりました中間案を10月に市民公表するとともに、さらに議論を広く深めるために本年2月に長期総合計画審議会分科会別意見提言発表会を開催いたしまして、多くの市民の皆様から御意見、御提言をいただき、それに基づいて中間案の修正作業を行いましてでき上がったものが第四次新居浜市長期総合計画基本構想でございます。
なお、この基本構想につきましては、先日、5月22日に審議会から市長へ答申をいただきまして、おおむね適切であるという答申をいただいておりまして、内容につきましては、参考資料1としてお手元にお配りいたしておりますので、お目通しを願います。
それでは、基本構想の主要な内容について御説明申し上げます。
まず、1ページをお開きください。
最初の第1章、長期総合計画策定の趣旨の1において、長期総合計画策定の目的について定めております。
そして、次の2、長期総合計画の構成と目標年次の(1)構成でございますが、長期総合計画の構成について定めるものでございまして、基本構想、基本計画及び実施計画の三層構造とするものでございます。
次に、(2)目標年次については、平成13年度から平成22年度の10年間としておりますが、基本計画につきましては、中間年に当たります平成17年度に見直す予定にいたしております。
次に、第2章、計画策定の背景の1、時代の潮流と新居浜市の課題につきましては、1ページから5ページにわたりまして本市を取り巻く新たな時代の潮流と課題について記載いたしております。
(1)として少子高齢化及び男女共同参画の進展、(2)として国際化の進展、(3)として高度情報化の進展、(4)として地球環境問題の深刻化、(5)として産業構造の変化、(6)として価値観及び生活様式の多様化、(7)として広域的な交流連携、(8)として自己責任社会の進展の8項目を挙げております。
次に、5ページをお開きください。
2、新居浜市の資源について記載いたしておりまして、自然、歴史、産業、都市基盤等について9項目挙げております。
次に、6ページをお開きください。
第3章、目指す都市像の1、まちづくりの理念についてでございますが、自立と連携による協働のまちづくりを推進しようとするものでございます。
次に、2、都市像についてでございますが、市民の皆様から寄せられましたさまざまな分野における御意見、御提言と第2章の1、時代の潮流と新居浜市の課題を踏まえて協議いたしました結果、~共に創ろう~「心と技と自然が調和した誇れる新居浜」と設定いたしております。そして、この都市像を実現するためにまちづくりの目標を掲げておりまして、1つ目に、魅力あふれる交流連携のまちづくり、2つ目に、人と自然が調和した安心で快適なまちづくり、3つ目に、健康で、生きがいとふれあいあふれるまちづくり、4つ目に、にぎわいと活力にみちたまちづくり、5つ目に、豊かな心と創造性を育むまちづくり、6つ目として、ともにつくる自立したまちづくりということで6項目を設定いたしております。
次に、7ページをお開きください。
第4章、施策の大綱でございますが、大綱の中身について、7ページから18ページにわたり、先ほど申し上げました6つのまちづくりの目標ごとに記載いたしております。
次に、19ページをお開きください。
第5章、将来都市構造についてでございまして、都市づくりの基盤となります将来の都市構造を複合臨海部、平野部、丘陵部、複合山地部、山間部の5つのゾーンに大別して、それぞれの基本的方向について記載いたしております。
次に、2、主要都市拠点として、1つ目に中心商店街地区、2つ目に官公庁周辺地区、3つ目にリーガロイヤルホテル周辺地区、4つ目に新居浜駅周辺地区、5つ目に喜光地周辺地区の5つの拠点を設定して、それぞれの役割について記載いたしております。
次に、3、主要都市軸といたしまして、1つ目に都市中心軸、2つ目に広域交流連携軸、3つ目に健康・環境創造軸の3つの軸を設定し、それぞれの軸の持つ意味合いについて記載いたしております。
以上が基本構想でございますが、この基本構想に示された施策の大綱を具現化し、目標達成のために必要な基本的施策を体系的に示すものとして基本計画を参考資料2としてお手元にお配りいたしておりますので、お目通しを願います。
以上で補足を終わります。
○議長(山本健十郎君) これより質疑に入ります。
議案第41号に対して質疑はありませんか。岡崎溥君。
○11番(
岡崎溥君)(登壇) 共産党の岡崎です。
ただいまの議案の関係でちょっと質疑をしたいわけですが、市町村合併の問題です。これは私、3月議会で御質問申し上げたんですが、市町村合併は、今の財政危機を打開していくために政府主導のもとに合併を進めて、大型開発を財政危機のもとでも進めることができるという体制づくりをしていこうと。で、自治体のリストラ、もちろん議員も減すし、自治体職員も減す。そして、施設の統廃合だとか、さまざまな市民サービスの後退というのが先行自治体でねらいどおりのことがやられているよということで、市町村合併については大変問題があるということで御質問申し上げたんですが、で、そのときもそうですけれども、先行自治体の実態をやっぱりよく踏まえてみないと、これそのまま政府が音頭をとって進めていることにそのまま乗ってやっていくということについては大変大きな問題があるというふうに思うんですけれども。
で、市の側の答弁でも、この市町村合併については市民が主役ということで、市民の皆さんに情報を十分提供して、そのメリット、デメリット、この辺をよく明らかにして、市民の皆さんが自主的に判断ができるようにということで、それをもとにこの問題を進めていきたいという方向であったというふうに私は認識しているんですけれども、この計画では、構想にしろ、そして計画にしろ、市町村合併の推進ということで、既に進めるという表現が使われ、そして内容的にもそういう方向を目指すということになっている思うんですけれども。そのときの質問の回答では、調査はまだしてないということであった思うんですけれども。その後、かなり時間がたちました。この市町村合併を推進するという方向も明確にしておられますので、調査なくして発言なしというような言葉もあるか思いますが、市の側としてこういう方向を提起したということについては、その調査の結果がどういうことであったのかということがちょっとこの問題について知りたいということです。
とりあえずその点、質疑を申し上げたいと思います。
○議長(山本健十郎君) 答弁を求めます。柴田企画調整部長。
○企画調整部長(
柴田晋八郎君)(登壇) 岡崎議員さんの質疑にお答えいたします。
1つ目は、ちょうど基本計画の94ページに記載いたしておりますが、市町村合併の推進につきましては、やはり行政の広域的な市民ニーズに対応するとともに、市民意向などを含めて、現在新居浜市における効果や広域的な視点に立っての市町村合併の意義、留意点などについて、現在調査検討をしておる最中でございます。
庁内的には、今月、総括次長級におきまして検討委員会の第1回目を開いたばかりでございまして、まだ調査がすべて終わっておるというわけではございません。今、いろいろ問題点を洗い出しているところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(山本健十郎君) 岡崎溥君。
○11番(
岡崎溥君)(登壇) 失礼します。
ぜひよく調査していただいて、やはり主役は市民の皆さんということで、先行自治体では市民サービスの切り捨て、低い方へ合わすということで、住民の皆さんが大変な状況に追い込まれているというのが私たちの調査で明らかになっているところなんですが、ひとつよろしく御検討いただきたいというふうに思います。
もう一点だけ、ちょっと質疑したいわけですが、やはり市政の目的の一つは、やっぱり安心して市民の皆さんが生活できる、老後が送れるという市政を目指して、やっぱり市民の皆さんに優しい市政という市政をどういうふうにつくり上げていくかというのが一つの大きな目的でもあると思うんですが、そういう観点からひとつ見てみますと、1点だけ取り上げれば、今回、大型ごみは、この6月議会ですべての大型ごみについて有料化されるという方向が明らかになっていますけれども、この総合計画でも、家庭ごみの有料化を検討するなどとか、それからちょっと今ページ数あれなんですが、社会保険制度の充実関係だとか、それぞれの箇所で低所得者対策といいますか、不況、失業のもとで、今市民の皆さんが大変生活が追い込まれているという状況のもとで、安心して生活できると、老後が送れるということで、やはり温かい配慮がこれからどんどんやられていきますよということがこの中で見えてこないという点がちょっと心配なわけです。
というのは、大型開発を次々進めて、そして借金が現在でも既に800億円を超えるというもとで自治体リストラをやりますとか、それから言葉はちょっと違いますけれども、いろんなサービスを切り捨てるような言葉は書いてはありませんけれども、それを感じるようなこれからの検討も進めることも私としてはこの中ににじまされているというふうに思うんですけれども、その点で、ひとつやっぱり低所得者、そしてまた安心して生活できると、そういう展望の持てるこれからの市政、温かみを感じるような市政、それをこの中にもう一つはっきりとうたい込んでいく必要があるんじゃなかろうかと思うんですけれども、その点でひとつ質疑を申し上げたいと思うんですが。
以上です。
○議長(山本健十郎君) 答弁を求めます。柴田企画調整部長。
○企画調整部長(
柴田晋八郎君)(登壇) 岡崎議員さんの質疑にお答えいたします。
1つは、大型ごみの有料化等の問題についてでございますが、ちょうど基本計画の3ページ、4ページに市民1人当たりのごみの排出量を削減していこうということから、また4ページには資源ごみのリサイクル率、これについて生活評価指標を設けまして、私どももここ10年の中でこういう形で持っていこうというようなことを具体的に記載させていただいておりますので、これを目標にして進めていきたいと、このように考えております。
○議長(山本健十郎君) ほかに質疑ありませんか。鈴木連太郎君。
○30番(
鈴木連太郎君)(登壇) 1つ、2つお尋ねをいたします。
第四次長期総合計画につきましては、前市長時代にそれぞれに検討、準備をされておったはずでございますが、当初3月議会に上程される予定と、そのように聞いておりました。しかし、佐々木新市長になりまして、市民的な論議が不十分、あるいは新市長の考えを第四次長期総合計画に盛り込みたいと、そんなお考えのもとでありましょうか、今日まで引き延ばされました。そして本日、新しく提案されたと、そのように思うわけでございますが、そういう中で佐々木新市長は、この第四次長期総合計画に御自分のお考えをどのように盛り込まれておいでるか、また新居浜市の将来方向についてどのような考えを持っておいでるかお尋ねしたいと思います。
またもう一つ、新居浜の長期総合計画の中の将来都市像につきましてですが、~共に創ろう~「心と技と自然が調和した誇れる新居浜」となっておりますが、愛媛県の長期計画の中では「共に創ろう誇れる愛媛」となっておりますが、この愛媛県の長期総合計画におけるこの文言と新居浜市のこの都市像とどのようにかかわりがあるのかお尋ねしたいと思います。
以上です。
○議長(山本健十郎君) 答弁を求めます。佐々木市長。
○市長(
佐々木龍君)(登壇) 鈴木議員さんの質疑にお答えいたします。
まず、私と第四次長期総合計画のかかわりということでございますが、まず一つは、就任して12月の議会で3カ月延ばさせていただきたいというふうに申し上げました。その理由は、私は第四次長期総合計画が、それまで多くの市民の皆様に参加をしていただいておりますが、より広げて深める機会をつくりたいというのがその気持ちでございます。そのために団体に呼びかけて、公募による意見発表会をしていただき、またそれに基づく審議会を重ねていただきました。そのことが一つ。
それと、私が長期総合計画に自分の公約なり考え方を反映させるのか、させているのかというようなことにつきましては、私自身は、長期計画は10年間の新居浜市の長期構想を定めるものでありますから、そのときの市長の個人的といいますか、公約といいますか、そういうものが強く出過ぎることはよくないというふうに思っております。10年間の普遍的な構想ということでは、それに対して私が自分の考えをそこに強調して入れるということは好ましくないというふうに考えておりましたので、手法につきましては意見、提言あるいは審議会の中で出た意見を行政の組織の中で修正をしまとめ上げたというのがこの長期総合計画の基本構想であります。
ただ、中間案までは、第三次の潤いと活力にみちた産業・文化創造都市というのがその基本目標でありましたが、これを変えようという意見が審議会で出たり、提言で出たりしましたのは、やはり市長がかわったということが大きなそのきっかけといいますか、動機にもなったというふうには私自身は感じております。
その中でまとまった構想でございますが、この構想から見ましてどのようにするのかということでございますが、~共に創ろう~「心と技と自然が調和した誇れる新居浜」ということにつきましては、庁内での職員間の議論、審議会での議論を経てこのようにまとまりました。
私は、この「心」というのは、これまで20世紀の後半の中で、バブルやあるいは教育や福祉の中で人の心が荒廃し、そういうもののことが問われていると、21世紀は心の世紀というふうに言われている中で、市民や職員の方々がもう一度その心というものを見直そうというふうに受け取ったと思っております。「技」というのは、技術や経験、知識というものであり、そのようなものと心が調和するということが大事だということが、経済においてもあるいは教育においても、福祉においても重要であるという考えと受け取っております。また、「自然」というのは、水や空気や草花の自然とともに自然社会、社会そのものと調和していく社会的存在である自然の中で私たちが生かされていると。そういうものが調和した、そして「誇れる新居浜」というのは、日本一とか世界一とかという意味の1番でなく、よくオンリーワンと申しますが、自分だけ、私だけにとっての誇りである、そのことが自分の生きがいに通じるという、自分として誇れるものをつくろう、誇れる新居浜をつくっていこうということで、この長期総合計画の第四次の目指す都市像ができたというふうに思っておりますし、このことは私が考えておりますそういう心の問題、技術や経験を生かす自然環境の中で生かされているということと一致をしております。そういう考えでつくっております。
確かに県も、「共に創ろう誇れる愛媛」という県の長期総合計画の一つのスローガンになっておりますが、市の方でこれを考えるときに、県のスローガンというものをあるいは参考にしたり、それを意識してということはありませんでした。結果的に誇れる新居浜、誇れる愛媛ということになったというふうに考えております。
○議長(山本健十郎君) 鈴木連太郎君。
○30番(
鈴木連太郎君)(登壇) 10カ年の長期にわたるものであって、そういう中で市民みんなの思いを込めた、そういう計画にしたいというようなお考えのようなことを言われたわけでございますが、しかし市長として、市のトップリーダーとして、この長期の10カ年に新居浜の将来を築こうというそういう思いを込められたということはないんでしょうかね、なかったんでしょうかね。私、ちょっとそのことについてちょっと不信というか、そういうような気がしてなりませんが、今の市長の答弁を聞かしていただきますと、どうもそのように受け取らさせていただきました。改めて市長のお考えをお尋ねいたしたいと思います。
○議長(山本健十郎君) 答弁を求めます。佐々木市長。
○市長(
佐々木龍君)(登壇) この計画は、平成9年でしょうか、から始まっておりますが、市民参加と情報公開ということの私の考え方を十分取り入れていただいている計画だというふうに思っております。で、長期総合計画は、たまたま二人の市長をまたいでいるということになりましたが、そういう意味では全市民的な長期総合計画基本構想になっているんじゃないかというふうに思っております。
また、私がこの長期総合計画基本構想に自分の思いを入れるべきではないか、入ってないのはおかしいのではないかという御趣旨の質疑でありましたが、先ほど申し上げましたように、そのことが強く出過ぎることは長期総合計画基本構想というものの性格としてはふさわしくないというふうに思っております。
○議長(山本健十郎君) ほかに質疑ありませんか。井上清美君。
○34番(
井上清美君)(登壇) 長期総合計画の内容で、読ましていただいたら痛感しておる点が一、二点ございます。
第1点は、新居浜市は、皆さんが、市民が大変不振で人口も減り、西条と比べたら新居浜市はどんどんと、西条はふえるが新居浜市は落ち込んでいるということが市民感情の中で大変重要に受けとめております。その原因はどこにあるかということを私は自分ながら痛感をいたしております。
第1点は、昭和37年に、新産業都市建設促進法、田中角栄当時につくったこの法律でございます。その後10年間、全国で経過を見て、昭和47年に法律どおりできてないということで、昭和47年に工業再配置促進法という法律が再度この国会で可決されたのが実態でございます。自来、見てみると、やはりこの法律の2法が生きておるために、この新居浜市が発展ができないという原点でございます。私はいつも議会では前市長にもこの点を強く申し上げましたが、なお問題について、どうして今の法律の作成に協力したのは、県知事が国の委任事務でこの2法をつくっておるわけでございます。この法律が生きておるために新居浜市は目抜き白地地域、住友が工場を新設、増設ができないというので、昭和37年以来今日までまいっておる。それがために住友が増設、新設ができずに困っておるのが私は実態と思います。これをどうして県に対して要望を、やっていただいたとは思いますが、知事にどうしてこの問題を強く要請をしなかったんじゃなかろうか。
最近になりますと、皆さん方市民の子供さんが、新居浜市でおりながら他市へ転出せにゃいかない、住友企業があるのにどうしてできないのかということはちまたに騒がれております。西条は誘導地区でございます。工場は来なさい、幾らでも来なさい、法人税、固定資産税、そして福利厚生等、資金が国から潤沢におりるから西条はどんどんと工場がふえるわけでございます。これをどうして努力をしないのか、私は疑問に考えております。この点を今後、今の佐々木市長さんが、なられたのだから、堂々と県知事に向かってこの新居浜市の実態を叫んでいただいて、この法律の解除に向けての御努力を私はしていただきたい。先ほども議論になりましたが、市町村合併、大事です。これはやらないけません。しかし、根本の住友企業を助ける作業をどうしてしないのか。これが今新居浜市の大きな問題でございます。今後、市長さんがどのようにこの問題の解決について御努力をされるのか、この長期総合計画も大事だが、新居浜市の活性化に第一どのように取り組んでいかれるのか、私は御所見を伺いたいと思います。
○議長(山本健十郎君) 答弁を求めます。佐々木市長。
○市長(
佐々木龍君)(登壇) 今は、私は長期総合計画の基本構想の提案をして、その質疑をお受けしているというふうに思っております。それに関連してということでありましたら、この中で産業振興を進めていくということでございますし、つけ加えると、今の御指摘の点につきましては、議会でも十分な御議論や御要望もいただいておりますし、私もそのことを県あるいは関係の組織に対して要望を強く申し上げております。
以上で終わります。
○議長(山本健十郎君) 答弁を求めます。鈴木産業振興部長。
○産業振興部長(
鈴木暉三弘君)(登壇) 昭和47年に施行されました工業再配置促進法の件につきましてでございますが、国、県に対して要望をなぜしないのかということでございます。御案内のように、昭和47年にこの工業再配置促進法が施行されまして、全国で8カ所、目抜き白地地域が指定されておりますけれども、この件につきまして、施行以来、新居浜市といたしましては誘導地域としての要望を継続的に行ってきたところでございます。ただ、今現在、目抜き白地地域から解除されておりませんことから、新居浜市といたしましては、単独施策といたしまして企業立地促進条例という条例を設けまして、企業の誘致に努力をしているところでございます。工配法につきましての国の特別措置、優遇措置ですね、こういうものは受けられませんが、こういった単独施策で補足をしているのが現状でございます。
以上でございます。
○議長(山本健十郎君) 議長の方からお願いしておきたいと思いますが、第四次長期総合計画の構想についての質疑でございますので、若干幅もあろうかと思いますが、ひとつそういうことでお願いをしたいと思います。井上清美君。
○34番(
井上清美君)(登壇) 私は大変市民の立場で大事な点を申し上げました。というのは、今市長さんからもお話がございましたが、長期総合計画の案件だというお言葉がいただけましたが、この長期総合計画の中にこんだけ懸案事項があるんじゃから、これも頑張ってやりますということを総合計画の中に明示があれば、私は再度質疑する必要性がないわけです。
以上です。
○議長(山本健十郎君) ほかに質疑ありませんか。小野豊實君。
○18番(
小野豊實君)(登壇) 長期計画の策定に当たって、ちょっと教えていただきたいとこがあるんですが、それはいろいろ審議会があって、審議会での要望いうんか、中間報告ということで、それを重視されとるということは十分わかりました。けど、審議会に対して市当局としてどういうことを中心に審議してくださいというようなやつ、こういう最初の要望事項があったと思うんです。その事項をちょっと聞かしていただきたいということと、それから審議会のメンバーが30名ほどいうてちょっと聞いたと思いますが、できればその審議会のメンバーのお名前を、メンバーの、聞いてもちょっとわからんですから、書類を出していただければありがたいと思います。
それと、ここにちょっときょう机の上にあったんでなにしたんですけど、「議会活性化に議員評価の導入を」というこの新聞記事において、市民、住民の意見を十分に反映するということになると、市民、住民が十分考え、創造できるだけの情報を提示せないけないと思います。ここにも書いておりますように、傍聴者には議員と同じ資料を配るなど、議会自体が基本的な情報を公開しないと議員評価ができないと、こういうような状態じゃと思いますから、市町村を主体とする市町村合併、それに対していろんな公平な見方で考える筋道、それからその後どうなるかという創造的な面、そういうような点をやっぱり各住民、市民の方に十分にその情報を流す必要があると思うんですが、今後そういう方向にやっていただけたらと。この長期総合計画もそういう方向でやっとんだろうか、どうだろうかということでございます。
それで、この長期計画に対して、私ちょっと勘違いしとったかもわからんですけど、私の感じは、今度の市長さんは一応体育館の建設を再検討ということで所信表明されたんですけど、それで一応郷山いうんですか、観音原の処分場の跡、焼却場のある山ね、あそこにサッカー場ができておりますんで、これを中心に、あの観音原から郷山、東田山全体を緑地公園的なことに考えて、その方向にして、その中に体育施設全体をまとめていくと。そうすると、合併してでも東予一円で使えるようなものになるというような感じを持っておられるように感じとったわけですが、それには具体的に私の感じるのは、一応緑地公園ということで、あの郷山、東田山全体に林道整備、林道の建設をすると。それいうのが、今も陳情じゃったんかなんかで、緊急地域雇用特別交付金事業の延長についてというようなことも出とったですが、こういうようなことも利用することで失業者対策もできるし、郷山、東田山も緑地帯的な感じになって、その後に体育施設の整備をやっていくと、そういうことが私は長期計画じゃないんだろうか思いよったんですけど、ちょっと感覚違うとったらごめんなさい。
とにかくそのメンバーとその長期的な情報の発信状況をちょっと聞かしていただきたい。
○議長(山本健十郎君) 答弁を求めます。佐々木市長。
○市長(
佐々木龍君)(登壇) 小野議員さんの質疑にお答えします。市民への基本構想のお知らせをしたり御意見を聞いたりすることで、従来も市政だよりやアンケートという形でやってまいりましたが、市役所のホームページが活用できるようになって、その中で中間案なんかもお示しをしてまいりました。これからも情報公開というのは基本でございますので、いろんな手段を通じてこの情報公開を進めていって、市民や議員の皆様と議論をしていくというのは基本中の基本だと思っております。
なお、メンバーにつきましては、もう既に公表されているお名前だとは思っておりますが。
以上で終わります。
○議長(山本健十郎君) 答弁を求めます。柴田企画調整部長。
○企画調整部長(
柴田晋八郎君)(登壇) 小野豊實議員さんの質疑にお答えいたします。
まず、1点目の諮問につきましては、平成12年5月26日に、私どもこの構想についての諮問をいたしておりまして、非常に21世紀の礎となる年であると。また、本市を取り巻く非常に社会、経済状況が大きく変化していることもありまして、それらに基づいて10カ年の長期的な構想案をひとつつくっていただきたいというようなことでお願いをいたしております。
それと、審議会の委員でございますが、先ほども市長の方から御答弁申し上げましたが、既に広報等でお知らせはいたしておりますが、具体的にまた資料はお渡しいたしますけど、それぞれいろんな団体の方、例えば商工会議所であったり、漁業振興対策協議会であったり、市民公募の方もおいでますし、またいろんな住友関係の会社の方もおいでますし、各界各層の方が含まれております。その下にまた策定委員会等も設けております。資料につきましては、また後日お話ししていきたいと思います。
それともう一点は、総合体育施設の関係でございますが、お手元の参考資料としてお渡ししております基本計画の前から3枚目の中、大綱別の基本計画の体系図の中にも書いておりますが、まちづくりの目標として1、魅力あふれる交流連携のまちづくりと、その中の施策の大綱の8番目に芸術文化・スポーツ交流の充実と、こういうところにその部分についての記載がされておりますので、お目通しをいただきたいと思います。
○議長(山本健十郎君) ほかに質疑ありませんか。伊藤萬木家君。
○29番(
伊藤萬木家君)(登壇) この総合計画の基本構想ですけども、これの1ページに、第2章、計画策定の背景というのがあって、その背景として8つの項目が掲げられております。1は、時代の潮流と新居浜市の課題ということで、少子化とかあるいは国際化、高度情報化、地球環境、産業構造、価値観及び生活様式の多様化、自己責任社会の進展ということで8項目にわたって背景を取り上げており、その背景を踏まえて計画を組んでいくというふうに受け取れますが、私はこの背景について肝心なことが1つ欠けておるんじゃないかなあと、こういうふうに感じております。このままでいきますと、この計画そのものが十分な効果の上がる実施にはならないんじゃないかなあと、こういう心配をしております。
それは何かといいますと、さっきの審議会のメンバーのこともございますが、このメンバーの中には多分議員が入ってないんだろうと思います。新居浜市の組織、これをよく知っとんのは我々議員でございます。新居浜市の組織、体質ですね、この体質のことも一つ背景として触れてないと、ちょっとどうかなあというふうに感じております。体質どうなんかということですが、いろいろ私は問題があるように思います。
ちょっと二、三、具体的に申し上げますと、新居浜市に図書館ができました。そのときに、移転するのに1年半ぐらいかかっております。その間に5,400万円の図書を買いましたけども、その移転期間中は一切公開しておりません。これは数年前の話ですが。東京都庁が移転したのは1日ですね。北海道の千歳空港も移転したのは1晩で移転しております。こういう体質ですね。これに対して当時の市長さんは、非常に円滑な移転をしていただいたということをあいさつで述べておりました。非常に私はこういう問題意識ではいかがなもんかなあということでちょっと感じたわけですが、そこでちょっと焦点を図書館に移してみますと、西側の多目的ホールですね、これがほとんど使われておりません。一番極端なときは、年間たった6回しか使ってない。最近は十五、六回という話を聞いておりますが、この6回しか使ってないのを全然問題視しないという組織が問題、私はそんなふうに感じます。
それから、図書館でまた見てみますと、あそこに新聞の閲覧室がございますが、その新聞の閲覧室は、市民が立てって読むようになっております。ベニヤ板の何ちゅうんですか、屋根のようなものをして両方から立てて、これは終戦直後、駅等に新聞を置いておったときに皆に読ますというようなそのままが残っております。どうも行為としては化石みたいなもんが残っとる感じを受けます。私は、もっと今の社会では市民を尊重すると、市民に気持ちを向けると、そういうような考え方が必要でないかなあと。
これは一つの例でございますが、他の例を挙げましてみますと、市営住宅ですね。これの滞納者、20年間、滞納家賃250万円というのが二、三年前に出ました。昨年も100万円ぐらい出ました。保証人は、突然250万円、100万円というような、そういうような裁判、係争をやられますと非常に困るという感じになりますが、これはやっぱり1年以内とか2年以内で処理せないかんと、そういうものがあろうかと思います。
それから、そういう点で考えますと、いろいろと起きても、全部それが受け身だし、あるいは考えないと、こういうような体質のように思います。したがって、私はこの8項目の上に1つ、新居浜市のこの市の体質、それから職員の皆さんの、大変失礼でございますが、意識改革をして取り組んでいくという、そういう視点の背景も1つ加えないと、どうもこれは肝心なとこが抜けておるんじゃないんかなあと、こんなふうに思いますので、ちょっと質疑いたします。
以上です。
○議長(山本健十郎君) 答弁を求めます。佐々木市長。
○市長(
佐々木龍君)(登壇) 伊藤萬木家議員さんの質疑にお答えいたします。
今、御指摘いただきました行政の体質や問題点というものは、私も感じております。基本構想の中で申し上げますと、5ページの上段の方にございますけど、行政運営の公正の確保と透明性を向上さすため、政策形成過程や事業効果などを含めた情報公開の一層の促進を図るとともに、こうした状況に的確に対応し、広い視野に立ったより創造的な政策を形成できる人材の育成を行うことも必要であるということでございますが、この中にその気持ちを込めております。自己責任社会の進展という意味では、その行政の自己責任というものがより強く求められているというふうに思っております。
また、具体的な取り組みにつきましては、平成13年度で現在の行革大綱が終了いたしますので、今年度第四次の行政改革大綱をつくって、その中で具体的に進めていきたいと思っております。
また、議員の皆様のかかわりにつきましては、もう言うまでもなくこの基本構想、基本計画を立てる中で、それまでの議会での御質問やあるいは日常でのそれぞれの議員の皆様の御意見というものを反映させていくべきものというふうに思っておりますし、それらがこれらの計画や構想の中に反映されておりますし、これからもそのことについて反映させていかなければならないというふうに思っております。
以上で終わります。
○議長(山本健十郎君) ほかに質疑はありませんか。竹林偉君。
○5番(
竹林偉君)(登壇) 長期総合計画についてお尋ねいたします。
私は、長期総合計画につきましては、第三次につきましてもそうでありましたが、よそへ行ったときに「潤いと活力にみちた産業・文化創造都市」という話のまくら言葉のようなことで、本当に市民の願いがこもったイメージのものが都市像でなければいけないというふうに考えておりまして、私は都市像については三次のときからちょっと「潤いと活力にみちた産業・文化創造都市」ということであったんですが、これが私はもう最後の方はどうもぴったりしない都市像であるということで、都市像については私もたびたび申しておりますが、非常によそへ行きましても関心を持っておりまして、今度の四次の長期総合計画につきましても、若干いろいろ質疑皆さんされましたんですが、私もちょっとそのあたりのところの市民の熱い思いがこもっとるというふうなことで、ちょっと行政として引っ張っていくには若干控え目、弱いということで、もう少し積極的な都市像ということを私も望んでおりましたんですが、やはり本当に全員協議会あたりでも十分せずに、このようないよいよ計画の入る段階になりましたんですが、このあたりのやはり四次につきましては、非常に心と技と自然が調和したということで非常に立派なといいますか、非常に文句のつけようのないいえば都市像になっておるんですが、これではちょっと本当に市民の方やそういう方がイメージに乗ってまちづくりを本当に進めていくというあれには若干弱いと私も思うております。
それで、このような計画がいろいろな過程を経て段階になっておりますので、私も行政、職員一体となって、この控え目な都市像ではございますが、本当に中身がよく取り組んだというふうな中身にやっていただきたい。そのためにはいろいろ課題がたくさんあると思いますんですが、それらにやっぱりもうまともに取り組んでいただいてやっていただきたい。そのためには、やはり私も職員のやっぱり意識改革といいますが、都市像に向けて本当に熱い思いを持って取り組んではおられると思いますが、やはりそのあたりのところをやっぱり四次ではひとつ大きい課題になるのではないかというふうに考えております。その点、お尋ねいたしたいと思います。
○議長(山本健十郎君) 答弁を求めます。佐々木市長。
○市長(
佐々木龍君)(登壇) 竹林議員さんの質疑にお答えいたします。
質疑の御趣旨は、この基本構想で定める都市像を実現するために行政一体となって取り組む体制はとれているのかというような御趣旨だと思いますが、これまでもそうであったと思いますが、これからも構想があり、計画があり、3カ年の計画、また単年度の予算、そういう段階がございますが、これにある都市像を実現していけるように頑張ってまいります。
また、それぞれの、今回は中間年の見直しということが前回と違う大きな要素でございますし、先日答申をいただいたときにも、審議会の代表の方にも、審議会としては一応の終了を見るけど、この後の状況についてもまた皆さん方に報告をしたり、説明もしたりしながら、つくっただけで終わらないような決意を申し述べさせていただいております。
○議長(山本健十郎君) ほかに質疑ありませんか。仙波憲一君。
○12番(
仙波憲一君)(登壇) 1つお伺いしたいんですけれども、前回の三次のときもそうなんですが、封筒の入り口に、目指す都市像というのを標語を印刷してあるんですけれども、今回の標語なんですが、~共に創ろう~「心と技と自然が調和した誇れる新居浜」とあるわけですが、これはまた同じように印刷をされるんでしょうか。
○議長(山本健十郎君) 答弁を求めます。柴田企画調整部長。
○企画調整部長(
柴田晋八郎君)(登壇) 仙波議員さんの質疑にお答えいたします。
都市像について、今回の都市像を封筒に印刷するんかどうかというお尋ねでございますが、これにつきましては、封筒だけじゃなしに、いろんなものにもよって選別をしていきたいと思いますし、また市民の方にももっといろんな形で説明もしていきたいと思いますので、ただ封筒だけに限らず、いろんな形で出てこようかと思います。
○議長(山本健十郎君) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎君) これにて質疑を終結いたします。
議案第41号は、議事日程に記載のとおり総務委員会に付託いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第6 議案第42号
○議長(山本健十郎君) 次に、日程第6、議案第42号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(
佐々木龍君)(登壇) ただいま上程されました議案第42号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
議案第42号、新居浜市犬取締条例の一部を改正する条例の制定につきましては、愛媛県動物の愛護及び管理に関する条例の制定に伴い、愛媛県犬の危害防止条例が廃止されたことにより、所要の条文整備を行うため本案を提出いたしました。よろしく御審議をお願い申し上げます。
○議長(山本健十郎君) これより質疑に入ります。
議案第42号に対して質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第42号については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎君) 御異議なしと認めます。よって議案第42号については、委員会の付託を省略することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前11時46分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前11時46分再開
○議長(山本健十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって討論なしと認めます。
これより
議案第42号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎君) 御異議なしと認めます。よって議案第42号は原案のとおり可決されました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第7 議案第43号~議案第47号
○議長(山本健十郎君) 次に、日程第7、議案第43号ないし議案第47号の5件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(
佐々木龍君)(登壇) ただいま上程されました議案第43号から議案第47号の5件につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第43号、新居浜市職員の退職手当に関する条例及び新居浜市の単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましては、雇用保険法等の一部改正により失業給付の支給期間の変更等が行われたことに伴い、関係条例の所要の条文整備を行うため、本案を提出いたしました。
次に、議案第44号、新居浜市手数料条例の一部を改正する条例の制定につきましては、愛媛県木材業者及び製材業者登録条例の廃止により、木材業者及び製材業者の登録に関する事務が廃止になったことに伴い、当該登録手数料を削除するため、本案を提出いたしました。
次に、議案第45号、新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、特定家庭用機器再商品化法施行令第1条による家電4品目を除く大型ごみ収集と手数料を制定するため、本案を提出いたしました。
次に、議案第46号、新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、新居浜市消防団員等に対する損害補償の充実を図るため、本案を提出いたしました。
次に、議案第47号、新居浜市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部改正に伴い、新居浜市消防団員の処遇の改善を図るため、本案を提出いたしました。
なお、詳細につきましては担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本健十郎君) 補足説明を求めます。柴田企画調整部長。
○企画調整部長(
柴田晋八郎君)(登壇) 議案第43号につきまして補足を申し上げます。
議案第43号、新居浜市職員の退職手当に関する条例及び新居浜市の単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましては、雇用保険法等の一部改正により失業給付の支給期間の変更等が行われたことに伴い、関係条例の所要の条文整備を行おうとするものでございます。
改正の内容につきましてでございますが、お手元の参考資料2ページから6ページをお目通し願います。
第1条関係につきましては、新居浜市職員の退職手当に関する条例の一部改正でございます。
まず、第10条第1項につきましては、失業者の退職手当を支給する条件といたしまして、退職の日の翌日から起算して1年の期間内に失業している場合であったものを、雇用保険法に定める受給資格者算定基礎期間の年月数、離職の日及び特定受給者とみなして原則当該期間を1年としつつも、受給資格者の区分により1年と30日及び1年と60日に改めようとするものでございます。
次に、第10条第1項第2号につきましては、雇用保険法の条文の規定の変更に伴いまして、引用しております条項を改めようとするものでございます。
次に、第10条第2項につきましては、基準勤続期間を第10条第1項柱書において使用することになったことにより、条文整備を行おうとするものでございます。
次に、第10条第3項につきましては、第10条第1項において、失業者の退職手当を支給する期間を支給期間と定めたことによる条文整備を行おうとするものでございます。
次に、第10条第4項につきましては、支給期間が改められたことによります読みかえ等を行おうとするものでございます。
次に、第10条第5項第2号につきましては、雇用保険法の条文の規定の変更に伴いまして、引用しております条項を改めようとするものでございます。
次に、第10条第10項につきましては、改正前の雇用保険法第23条第1項で規定されている就職が困難な者が、改正後の雇用保険法第22条第2項に含まれたことに伴う条文整備を行おうとするものでございます。
第2条関係につきましては、新居浜市の単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正でございまして、新居浜市職員の退職手当に関する条例第10条第1項の改正に準じた内容となっております。
○議長(山本健十郎君) 鈴木産業振興部長。
○産業振興部長(
鈴木暉三弘君)(登壇) 議案第44号、新居浜市手数料条例の一部を改正する条例の制定について補足を申し上げます。
参考資料の7ページをお開きください。
本議案につきましては、愛媛県木材業者及び製材業者登録条例の廃止に伴い、木材業者及び製材業者の登録に関する事務が廃止になったため、条例の一部を改正するものであります。
愛媛県木材業者及び製材業者登録条例につきましては、業者の登録を行うことによって、その能力及び動態を明確にし、もって木材産業の振興等を図ることを目的に制定されましたが、現在愛媛県木材協会との情報交換等が行われていること及び業者の実態を把握するために登録を義務づけておりました規制を緩和するという観点から、廃止になったものであります。
○議長(山本健十郎君) 村上市民環境部長。
○市民環境部長(
村上憲治君)(登壇) 議案第45号につきまして補足を申し上げます。
議案第45号、新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例につきましては、いわゆる家電リサイクル法の対象4品目を除く大型ごみについて収集、運搬及び処分に関する手数料を制定するものでございます。これによりすべての大型ごみが有料戸別収集となるわけでございますが、市民の皆様に大型ごみの長期使用による発生抑制、再使用、再生利用などの大切さを御認識いただくことで大型ごみの減量化及び再利用が促進し、また排出量に世代間で偏りがある大型ごみの収集経費について負担の公平化が図られると考えております。
改正内容につきましては、お手元の参考資料の8ページをお開きください。
まず、第8条第2項につきましては、大型ごみのうち処理困難物に準ずる7品目について、処分に関する手数料を制定するための条文整備を行うものでございます。
次に、別表第2につきましては、第1項として、平成13年4月1日に施行しております家電4品目の収集及び運搬に関する手数料に加えまして、新たに第2項として処理困難物に準ずる7品目の収集、運搬及び処分に関する手数料を、第3項として、第1項及び第2項以外の大型ごみの収集、運搬に関する手数料を制定するものでございます。
まず、処理困難物に準ずる7品目の自己搬入手数料は、処分を民間業者に委託する必要があることから、処分に関する手数料として制定するもので、戸別収集手数料は自己搬入手数料に収集及び運搬に関する手数料を加えたものでございます。
次に、第1項及び第2項以外の大型ごみの戸別収集手数料は、収集及び運搬に関する手数料として制定するもので、品目ごとに300円、500円、700円、1,000円、2,000円の5段階としております。いずれも平成13年10月1日から施行することとし、施行までの間に積極的な周知徹底を図ってまいりたいと思っております。
○議長(山本健十郎君) 小林消防長。
○消防長(
小林史典君)(登壇) 議案第46号及び議案第47号につきまして補足を申し上げます。
まず、議案第46号、新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定でございますが、参考資料の15ページをお開きいただきたいと存じます。
初めに、改正の内容でございますが、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令の公布、施行に伴い、新居浜市消防団員等に対する損害補償の充実を図るためのものでございます。
改正点といたしましては、第5条第3項中の配偶者以外の子など、扶養親族に係る補償基礎額の加算額を、2人までについてはそれぞれ「183円」から「200円」に、3人目からについては、1人につき「67円」から「100円」に引き上げようとするものでございます。
なお、この条例は公布の日から施行いたしますが、改正後の新条例は平成13年4月1日から適用しようとするものでございます。
次に、議案第47号、新居浜市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、参考資料の16ページをお開きいただきたいと存じます。
初めに、改正の要旨でございますが、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部改正に伴い、新居浜市消防団員の処遇の改善を図るためのものでございます。
改正の内容でございますが、退職報償金を階級及び勤務年数の区分に応じ、それぞれ4,000円引き上げ、最高額を「92万1,000円」に、最低額を「13万6,000円」にしようとするものでございます。
なお、この条例は公布の日から施行いたしますが、改正後の新条例の適用は平成13年4月1日とし、施行の日の前日までの間において新条例の適用を受ける消防団員について支給された退職報償金は、新条例に基づく退職報償金の内払いとみなすことになっております。
以上で補足を終わります。
○議長(山本健十郎君) この際、暫時休憩いたします。
午後 0時04分休憩
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午後 1時01分再開
○議長(山本健十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより質疑に入ります。
議案第43号ないし議案第47号の5件に対して質疑ありませんか。岡崎溥君。
○11番(
岡崎溥君)(登壇) 失礼します。共産党の岡崎です。
議案第45号について、新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定についてという議案につきましてのちょっと質疑を申し上げます。
4月の家電製品4品目に続きまして、全大型ごみに対する有料化ということで提案があったわけですが、県内の他市町村の実態について、ちょっと状況を教えていただきたいというふうに思うんですが。そして、12市の中で有料化というのは新居浜市以外にどこがあるのかと、町村も含めて、ちょっと御報告いただきたいというふうに思うんですが。
それと、今回は10月からということですが、そして有料化が4月に4品目ということでどっと出てきたということとあわせて、これから10月に向けて、もしこれが通れば、どんどん今ある大型ごみは出てくるんだろう思うんですが、その前段でですね。これが落ちついたときに、どの程度の年間の手数料収入になるのかということが知りたいわけですが、あわせてお答え願いたいと思います。
以上です。
○議長(山本健十郎君) 答弁を求めます。村上市民環境部長。
○市民環境部長(
村上憲治君)(登壇) まず1点目、他市の状況、他の自治体の状況ということでございますが、今のとこ12市の状況しかわかりませんので、12市の状況について御報告させていただきます。
まず、有料戸別収集を行っている市は、川之江市、大洲市、八幡浜市、宇和島市の4市でございます。
それから続きまして、手数料の見込み、収入の見込みでございますが、現在のところ、13年度の収入しか見込みをしておりませんが、13年度の収入は440万円と予測いたしております。
以上です。
○議長(山本健十郎君) ほかに質疑ありませんか。岡崎溥君。
○11番(
岡崎溥君)(登壇) たびたび恐れ入ります。
収入見込み額、私ちょっと質疑申し上げたのは、この今どっと出てきて後、結局一時出てくる量がストップするか、ないしはほとんどないという状況が続くんじゃなかろうか思うんですが、落ちついた状況というのはやっぱり二、三年後、それぞれが今回思い切って出した後のそういう落ちついた状況というふうに、その状況の手数料収入というのがちょっと知りたいんですけど、全国にはいろいろ例があるか思うんですが、それをあわせて検討して、こういう手数料なんかも設定したんだろう思うんですけれども、その先行している自治体の状況をあわせて検討してどの程度になったかということが知りたかったんですけども、調べてないんでしょうかね。なければ、やむを得ませんが。
以上です。
○議長(山本健十郎君) 答弁を求めます。
村上市民環境部長。
○市民環境部長(
村上憲治君)(登壇) 2点ございまして、1点、現在施行中の戸別収集ですね、それの実績を御報告することで全体を類推していただきたいと思いますが、まず戸別収集で、4月が538件の37.82トン、それから5月が691件、38.73トンで、合計76.55トンになっております、2カ月で。この実績が従来のステーション方式に比べますと30%の量ということで、70%減量となっております。
それと、収入予測でございますが、川之江市の収入実績等から本市の収入を見込みますと、大体安定した時点で年間880万円あるんではないかという予測をいたしております。
○議長(山本健十郎君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎君) これにて質疑を終結いたします。
議案第43号ないし議案第47号の5件は、いずれも議事日程に記載のとおり、総務委員会及び産業環境委員会に付託いたします。
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日程第8 議案第48号~議案第50号
○議長(山本健十郎君) 次に、日程第8、議案第48号ないし議案第50号の3件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(
佐々木龍君)(登壇) ただいま上程されました議案第48号、議案第49号及び議案第50号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第48号、平成13年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)について申し上げます。
今回の補正予算は、補助内示のございました土地区画整理事業、大島漁港改修事業、港湾建設事業、全国の市区町村をネットワーク回線で結び、住民サービスの提供を行います住民基本台帳ネットワークシステム推進費、芸予地震によります災害復旧事業費並びに国民健康保険事業特別会計繰出金等について予算措置いたすものであります。
次に、議案第49号、平成13年度新居浜市渡海船事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回の補正予算は、老朽化した渡海船の新船を2カ年で建造するため予算措置をいたすものであります。
次に、議案第50号、平成13年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回の補正予算は、介護納付金等を減額し、国保財政安定化支援事業繰入金等を増額措置いたすものでございます。
詳細につきましては担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本健十郎君) 補足説明を求めます。大西財務部長。
○財務部長(
大西宏明君)(登壇) 議案第48号から議案第50号の予算議案につきまして、一括して補足を申し上げます。
まず、議案第48号、平成13年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回の補正額は、予算書の1ページにございますように19億3,202万7,000円の追加でございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ431億6,698万円といたすものでございます。これを前年同期と比較いたしますと、額で22億7,921万6,000円、率で5.6%の増となっております。
内容といたしましては、補正予算参考資料の1ページ以下に提示をいたしておりますが、公共事業費では、渡海船の建造に伴い漁港内の浮き桟橋を改修する大島漁港改修事業、土地区画整理事業、一般廃棄物の処分場を確保するための廃棄物埋立護岸を整備する港湾建設事業で、5億3,466万7,000円、構成比で27.7%となっております。
また、単独事業といたしましては、次期不燃物埋立所建設に向けて計画書を策定する最終処分場建設事業、廃棄物中間処理施設建設に伴い周辺の環境整備を行う廃棄物中間処理施設関連事業費、本港地区の港湾整備に係る漁業補償を行う単独港湾建設事業、新居浜市営サッカー場のフェンス設置、倉庫増設及び芝管理機器を購入する体育施設環境整備事業などで、10億3,503万9,000円、構成比で53.6%となっております。
また、施策費といたしましては、市町村合併と市政の主要事業施策について調査研究を行う政策研究費、住民基本台帳法の改正に伴い国、都道府県、市区町村のネットワーク網構築に向けたシステム整備を行う住民基本台帳ネットワークシステム推進費、国保会計の財政安定化を図るため一般会計から繰り出しを行う国保会計繰出金、環境負荷低減を図るための環境マネジメントシステムを構築するため市民環境意識調査等を行う環境マネジメントシステム推進費、中小企業の経営安定及び雇用の促進を図るため新製品開発事業等に対し補助を行う中小企業振興対策費、中古品の修理を通して学生に対し熟練技能者の技術伝承を行うものづくり体験事業費、登り道・口屋開設300年記念イベントとして銅の道キャラバン、町並みウオッチング等を行う登り道・口屋新居浜分店開設300年記念事業費、新劇ヴァニティーズを開催し、芸術文化の振興を図る芸術文化振興費、芸術文化施設について市民討論会を開催し、広く市民の意見を募る芸術文化施設建設推進費などで、3億4,472万8,000円、構成比で17.8%となっております。
また、災害復旧事業費といたしましては、3月の芸予地震の災害復旧費として林業施設災害復旧費、公立学校施設災害復旧費などで、964万1,000円、構成比で0.5%となっております。
また、経常費といたしましては、PCB使用照明器具の取りかえを行う市民文化センター管理費、生涯学習センター管理運営費などで795万2,000円、構成比で0.4%となっております。これらを利子割交付金、地方交付税、国庫支出金、県支出金、繰入金、諸収入、市債の財源で措置いたしております。
今回の補正によりまして、財政計画総額443億6,877万4,000円に対しまして、一部の未確定の事業費を除きまして97.3%を予算化いたしたところでございます。
次に、補正予算書及び予算説明書に基づき御説明を申し上げます。
予算説明書の2ページをお開きください。
第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入といたしまして利子割交付金2億2,850万円、地方交付税4億612万3,000円、国庫支出金5,012万4,000円、県支出金1,815万7,000円、繰入金8億247万3,000円、諸収入265万円、市債4億2,400万円の19億3,202万7,000円を計上いたしまして、3ページから4ページにございます歳出経費に充当いたすものでございます。
次に、5ページの第2表継続費についてでございますが、住民基本台帳システム改修費につきまして、ネットワーク網構築に向けたシステム整備を平成13年度から14年度の2カ年で実施するものでございます。継続費の総額、年割額につきましては、記載のとおりでございます。
次に、6ページの第3表地方債補正の変更についてでございますが、大島漁港改修事業、県営ため池等整備事業、臨時地方道整備事業、港湾建設事業につきまして、それぞれ起債の借入限度額を変更いたすものでございまして、これまでの限度額28億1,290万円に4億2,400万円を増額し、限度額を32億3,690万円に変更するものでございます。
起債の方法、利率、償還の方法につきましては、いずれも記載のとおりでございます。
次に、特別会計の予算についてでございますが、7ページの議案第49号、平成13年度新居浜市渡海船事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。今回の補正は、1億円の追加でございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ2億3,394万3,000円といたすものでございます。
内容といたしましては、予備船大島丸の老朽化に伴う19トン型新船の建造費でございます。
次に、10ページの第2表継続費についてでございますが、渡海船建設事業につきまして、19トン型新船の建造を平成13年度から平成14年度の2カ年で実施するものでございます。継続費の総額、年割額につきましては、記載のとおりでございます。
次に、11ページの第3表地方債につきましては、限度額を1億円と定め、渡海船の建造費に充当をいたしております。起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法につきましては、いずれも記載のとおりでございます。
次に、12ページをお開きいただきたいと存じます。
議案第50号、平成13年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回の補正は142万2,000円の追加でございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ111億2,262万7,000円といたすものでございます。これを前年同期と比較いたしますと、額で7億5,920万6,000円、率で7.3%の増となっております。
内容といたしましては、歳出では保険給付費4,368万2,000円、介護納付金2,710万7,000円の減額と老人保健拠出金651万3,000円、基金積立金5,000万円及び償還金1,569万8,000円の増額となっております。
歳入につきましては、国庫支出金2億6,970万円、一般会計繰入金2億1,245万4,000円、繰越金1億9,319万円の増額並びに国民健康保険料3,856万2,000円、療養給付費交付金2,170万8,000円、諸収入6億1,365万2,000円の減額によりまして財源を調整いたしております。
以上で予算関係の補足を終わります。
○議長(山本健十郎君) これより質疑に入ります。
議案第48号ないし議案第50号の3件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎君) 質疑なしと認めます。
議案第48号ないし議案第50号の3件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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日程第9 請願第3号、請願第4号、陳情第2号~陳情第4号
○議長(山本健十郎君)
次に、日程第9、請願第3号、請願第4号及び陳情第2号ないし陳情第4号の5件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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日程第10 議員の派遣
○議長(山本健十郎君)
次に、日程第10、議員の派遣を議題といたします。
全国市議会議長会主催により、7月2日から7月13日までの12日間実施される平成13年度欧州都市行政調査に、当市議会から竹林偉君及び井上清美君を派遣することとし、その手続につきましては議長に一任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
全国市議会議長会主催による平成13年度欧州都市行政調査の議員の派遣については、以上のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎君) 起立多数であります。よって、全国市議会議長会主催による平成13年度欧州都市行政調査の議員の派遣については、以上のように決しました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。
議事の都合により、6月6日から6月11日までの6日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎君) 御異議なしと認めます。よって6月6日から6月11日までの6日間休会することに決しました。
6月12日は午前10時から会議を開きます。
本日はこれにて散会いたします。
午後 1時24分散会