平成11年第3回新居浜市議会定例会会議録 第5号
目次
議事日程本日の会議に付した事件出席議員欠席議員説明のため出席した者議会事務局職員出席者開議(午前10時00分)
市長報告議長報告休憩(午前10時03分)
再開(午前10時06分)
市長受賞議員に対してあいさつ日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第39号~議案第49号 近藤総務委員長報告 岡田教育福祉委員長報告休憩(午前10時54分)
再開(午前11時04分)
白籏産業環境委員長報告 渡辺都市建設委員長報告 中田晃君の質疑休憩(午前11時38分)
再開(午後 2時11分)
岡田教育福祉委員長の答弁 高須賀順子君の質疑休憩(午後 2時16分)
再開(午後 2時18分)
岡田教育福祉委員長の答弁 田坂重只君の質疑休憩(午後 2時20分)
再開(午後 2時21分)
岡田教育福祉委員長の答弁 岡崎溥君の討論 佐々木龍君の討論 山本健十郎君の討論 堀田正忠君の討論 表決休憩(午後 2時57分)
再開(午後 4時55分)
日程第3 陳情第5号 岡田教育福祉委員長報告 表決日程第4 委員会の閉会中の継続審査について 表決日程第5 委員会の所管事務調査 表決休憩(午後 5時01分)
再開(午後 5時02分)
議案第50号 伊藤市長の説明 委員会付託省略 表決休憩(午後 5時05分)
再開(午後 5時05分)
議案第51号 伊藤市長の説明 委員会付託省略 表決休憩(午後 5時08分)
再開(午後 5時08分)
議案第52号・諮問第1号 伊藤市長の説明 委員会付託省略 表決新居浜・西条地区広域市町村圏事務組合議会議員の選挙休憩(午後 5時14分)
再開(午後 5時15分)
農業委員会の委員の推薦について 表決休憩(午後 5時16分)
再開(午後 5時16分)
日程第6 議会議案第2号~議会議案第5号 田坂重只君の説明 委員会付託省略 表決 特別委員の選任市長あいさつ閉会(午後 5時24分)
本文
平成11年6月25日 (金曜日)
議事日程 第5号
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第39号 工事請負契約について
(総務委員長報告)
議案第40号 新居浜市職員の勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の
一部を改正する条例の制定について
( 同 上 )
議案第41号 新居浜市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について
(都市建設委員長報告)
議案第42号 新居浜市営サッカー場設置及び管理条例の制定について
(教育福祉委員長報告)
議案第43号 新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の
制定について
(産業環境委員長報告)
議案第44号 新居浜市介護認定審査会の委員の定数等を定める条例の
制定について
(教育福祉委員長報告)
議案第45号 新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
(総務委員長報告)
議案第46号 平成11年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)
(各常任委員長報告)
議案第47号 平成11年度新居浜市公共用地事業特別会計予算
(都市建設委員長報告)
議案第48号 平成11年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算
(第1号)
( 同 上 )
議案第49号 平成11年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算
(第1号)
(産業環境委員長報告)
第3 陳情第5号 市直営の自校方式の中学校給食の実現について
(教育福祉委員長報告)
第4 委員会の閉会中の継続審査
第5 委員会の所管事務調査
第6 議会議案第2号 特別委員会の設置について
(委員会付託省略)
議会議案第3号 特別委員会の設置について
( 同 上 )
議会議案第4号 特別委員会の設置について
( 同 上 )
議会議案第5号 特別委員会の設置について
( 同 上 )
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本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第39号~議案第49号
日程第3 陳情第5号
日程第4 委員会の閉会中の継続審査
日程第5 委員会の所管事務調査
議案第50号
議案第51号
議案第52号・諮問第1号
新居浜・西条地区広域市町村圏事務組合議会議員の選挙
農業委員会の委員の推薦
日程第6 議会議案第2号~議会議案第5号
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出席議員(34名)
1番 豊 田 康 志 君 2番 藤 田 統 惟 君
3番 竹 林 偉 君 4番 岡 崎 溥 君
5番 高須賀 順 子 君 6番 伊 藤 優 子 君
7番 伊 藤 初 美 君 8番 菅 秀二郎 君
9番 真 木 増次郎 君 10番 佐々木 文 義 君
11番 石 川 尚 志 君 12番 白 籏 愛 一 君
13番 渡 辺 豊 君 14番 岡 田 光 政 君
15番 近 藤 司 君 16番 山 本 健十郎 君
17番 伊 藤 萬木家 君 18番 杉 本 真 泉 君
19番 加 藤 喜三男 君 20番 仙 波 憲 一 君
21番 小 野 豊 實 君 22番 佐々木 龍 君
23番 田 坂 重 只 君 24番 井 上 清 美 君
25番 鈴 木 連太郎 君 26番 小 野 利 通 君
27番 橋 本 朝 幸 君 28番 藤 田 若 満 君
29番 堀 田 正 忠 君 30番 神 野 幸 雄 君
31番 原 月 美 君 32番 村 上 悦 夫 君
33番 世 良 賢 克 君 34番 中 田 晃 君
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欠席議員
な し
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説明のため出席した者
市長 伊 藤 武 志 君
助役 神 野 秀 明 君
収入役 近 藤 宗 治 君
企画調整部長 山 中 嘉 一 君
財務部長 伊 藤 一 俊 君
保健福祉部長 片 上 孝 光 君
市民環境部長 原 敏 彦 君
産業振興部長 高 橋 鎮 雄 君
都市開発部長 柴 田 晋八郎 君
下水道部長 小 泉 光 照 君
消防長 小 林 史 典 君
水道局長 安 藤 幸 男 君
教育長 西 原 洋 昂 君
教育次長 稲 見 重 幸 君
監査委員 加 藤 治 繁 君
港務局事務局長 加 地 信 義 君
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議会事務局職員出席者
事務局長 神 野 秀 夫 君
次長 近 藤 収 君
庶務課長 鈴 木 一 生 君
庶務係長 安 藤 謙 二 君
議事課副課長 岡 正 士 君
主任 原 正 夫 君
主任 井 上 毅 君
主事 濱 岡 里 枝 君
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午前10時00分開議
○議長(世良賢克君) これより本日の会議を開きます。
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市長一般報告
○議長(世良賢克君) この際、諸般の報告を行います。
市長より報告があります。伊藤市長。
○市長(伊藤武志君)(登壇) 一般報告を申し上げます。
報告事項につきましては、去る6月9日開催されました第69回全国市長会議の出席報告でございますが、お手元の文書をもって御報告にかえさせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。
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議長報告
○議長(世良賢克君) 次に、会議出席報告であります。
第75回全国市議会議長会定期総会の報告は、議長報告書のとおりであります。お手元の議長報告書をお目通し願います。
次に、議員の表彰についてであります。
全国市議会議長会において、20年以上議員在職特別表彰で鈴木連太郎君が表彰されました。
また、全国市議会議長会産業経済委員会委員として堀田正忠君が感謝状を受けられました。
表彰状、感謝状及び記念品を受けて帰っておりますので、休憩してその伝達を行います。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時03分休憩
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午前10時06分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、市長より発言を求められておりますので、これを許します。伊藤市長。
○市長(伊藤武志君)(登壇) お許しをいただきまして、一言お祝いのごあいさつを申し上げます。
ただいま全国市議会議長会におきまして、鈴木議員さんが20年勤続の特別表彰の栄に浴されました。この間、長年にわたる御労苦と市政の発展に尽くされました御功績に対しまして、心より敬意と感謝を申し上げます。
また、全国市議会議長会の産業経済委員会の委員として会務の運営の重責を務められた功績により、感謝状を受賞されました堀田議員さんにおかれましても、まことに御同慶にたえない次第でございまして、重ねてお喜びを申し上げたいと思います。
どうか今後とも市政の発展により一層の御活躍を賜りますようお願いを申し上げまして、お喜びのごあいさつにかえさせていただきたいと思います。おめでとうございました。
○議長(世良賢克君) これより日程に入ります。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第5号のとおりでありますが、日程第2終了後、議員全員協議会も予定しております。
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日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(世良賢克君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において石川尚志君及び白籏愛一君を指名いたします。
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日程第2 議案第39号~議案第49号
○議長(世良賢克君) 次に、日程第2、議案第39号ないし議案第49号の11件を一括議題といたします。
以上の11件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、近藤総務委員長。
○15番(近藤司君)(登壇) ただいまから総務委員会の報告をいたします。
本委員会は、6月21日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第39号、議案第40号、議案第45号及び議案第46号の4件につきまして、本委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
最初に、議案第39号、工事請負契約について御報告申し上げます。
本案は、土場雨水ポンプ場沈砂地設備工事(その4)の請負契約を締結するためのものであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、本工事の予定価格と本市の予定価格の事前公表についてはどのようになっているのかとの質疑に対し、予定価格は税込みで2億9,324万円である。予定価格の事前公表については、国も一時期コストダウンにつながると考えていたようであるが、最近のいろいろな報道によりますと、例えば高知県でも昨年予定価格の事前公表を行いましたが、3カ月後に停止している。というのは、高どまりで予定価格に非常に近い入札が行われ、同額も出るということから、くじ引きという事態が2度ぐらい発生している。国の方も、指名業者の公開についてももう一度考え直さなければいけないのではないかという意見も出ており、単に公表するだけではいけないということから、現在いろいろ検討されているという状況なので、新居浜市としても予定価格の事前公表を行うということは、現時点では考えていないとの答弁がありました。
次に、工事(その4)となっているが、(その1)、(その2)、(その3)の契約金額と事業者名を教えてほしい。また、この後の事業費ベースでどの程度残っているのかとの質疑に対し、前段の設備工事(その3)まで業者はすべて住友重機械工業である。契約金額は、(その1)、1億4,248万5,000円。(その2)、1億2,075万円。(その3)、4,410万円である。
この後のスケジュールとしては、1,200ミリのポンプ1台と場内整備、自家発電となっており、概算で約3億5,000万円残っているとの答弁がありました。
次に、入札の結果であるからいろいろ言っても仕方がないが、すべて住友重機となっており、こういうふうに1、2、3、4と発注していくと、最後までどういう形になるかわからないが、何となく住友重機で事業が行われるというふうに考えてしまうのだが、理事者もそう考えているのではないかとの質疑に対し、従来からポンプ場ごとに当初落札したところがずっと続くのではないかという話は古くからあるが、現行の入札制度からいくと、一般競争入札において一番安いところ、また随意契約においても一般競争入札を上回る業者名を指名して実施した結果、一番安い金額で落札してくるわけですから、そのものを除いて入札するという何か業者に瑕疵があれば別ではあるが、そのことは非常に困難ではないかと考えているとの答弁がありました。
次に、行政は今のあり方を続けて問題がないということかもしれないが、そうばかりとは言えない。今すぐどうこうではないが、課題として取り組んでもらいたいとの意見が述べられました。
以上、審査の結果、議案第39号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第40号、新居浜市職員の勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、今回の条例改正については、労働基準法などの法改正に伴い、休憩時間の一斉付与の例外、さらには深夜勤務及び時間外勤務の制限を加えようとするものであるとの説明に対し、時間外勤務の制限に関する条文にある請求した職員の業務を処理するための措置を講ずることが著しく困難な場合とは、具体的に該当するものがあるのかとの質疑に対し、その者にとってかわる職員がいない、例えば消防の隔日勤務者が考えられるとの答弁がありました。
また、休憩時間の一斉付与の例外のところで、本庁の窓口業務の取り扱いを尋ねたところ、窓口業務はもともと労働基準法の中で一斉に付与しなくてもよい職場に規定されており、今回の改正は同法で一斉に付与しなければならないと規定されている職場、例えば上下水道関係施設、衛生施設、教育施設などについても、一斉に与えないことができるということを地方公務員法の規定に基づき条例に定めようとするものであるとの答弁がありました。
以上、審査の結果、議案第40号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第45号、新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、今回の改正で計量法の単位が変わっているが、実質は変わりはないのか。また、危険物の規制に関する改正案については非常に緩やかというか、抽象的になっているが、この点についてはどう考えているのかとの質疑に対し、計量法の改正については実質的には変わっていない。危険物の規制に関しては、技術的な革新と規制緩和の推進によりこういう規制なったものである。例えば通達では、配管に関しては今まで鋼製、その他金属製であったものを指定された強化プラスチック製配管も認めようということである。しかし、強化プラスチック製配管は熱に弱いという性質があるので、直接地下埋設管とするという基準が定められているとの答弁がありました。
以上、審査の結果、議案第45号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第46号について御報告申し上げます。
議案第46号、平成11年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部、歳出第2款総務費、第2表債務負担行為補正変更、第3表地方債補正追加、第4表地方債補正変更であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、個人市民税、法人税は昨年から見て今年はどのようになっているのかとの質疑に対し、財政計画当初では平成10年度では個人市民税については43億8,940万7,000円、法人税が20億6,285万6,000円となっている。また、平成11年度では個人市民税については42億5,149万8,000円、法人税が14億9,946万9,000円となっているとの答弁がありました。
次に、土地開発公社の借入金に対する債務保証の枠をふやして、泉川公民館の建設用地の先行取得について債務保証をしようということであるが、どこの場所を幾らで取得して、いつ公民館をつくるのか、その内容と用地の単価についての質疑があり、場所は泉川小学校に隣接した土地で、給食センター買収予定地の隣で、買収面積は3,085平方メートルである。費用の内訳については、用地購入費1億5,650万円、測量費150万円、造成費1,800万円、鑑定料印紙代80万円、造成後の管理費220万円、トータルが1億7,900万円となっている。建物については、13年度に西中が完成するので、14年度を目途に計画をしている。用地の坪単価については、16万5,000円程度であるとの答弁がありました。
次に、開発公社の判断で土地を買うことについてはとやかく言うつもりはないが、いずれ買い戻すときに新居浜市に全部はね返ってくる。果たして16万5,000円という単価が妥当なのか、その辺はどう考えているのかとの質疑に対し、開発公社に依頼する場合、一定の算出根拠を提示しないといけないので、近隣地の売買事例とか時点修正を加えたりというようなことをして、公社への依頼に対する算出基礎というのを固めている。最終的に買収に際しては、不動産鑑定士による鑑定でということになるが、公社に委託する前にある一定の金額を提示する必要があるので、今申し上げました売買事例とかに基づいて積算しているとの答弁がありました。
次に、補正予算に何億という予算を計上するに当たっては、精密な形での根拠というものを理事者側で詰めていると思うが、坪当たり単価16万5,000円に至った経緯についてもう少し詳しくお尋ねしたいとの質疑に対し、平成7年の12月に近隣地の泉川小学校東に、県道沿いということで4万4,000円余りの事例があり、これに地価調査の変動率等々を掛け4万8,500円ということ。しかも、バイパスが一部開通したとかということも踏まえたり、予算上ある程度の余裕を見ておかなければならないということで、平米当たり5万円という査定をしている。
土地開発公社に委託した場合、土地開発公社が調整区域内の農地を買う場合は、農地として買う場合と違って、農地を宅地見込み地として評価したものになるので、そういうことで算定しているとの答弁がありました。
次に、いろいろ聞いていると、泉川公民館用地16万5,000円という計算単価は法外ではないか。市民の税金を使うわけだから、できるだけ安く取得するというのは市行政の責任であり、法外に高いのではないかという印象を皆が持っているが、率直に言ってどうなのかとの質疑に対し、あくまで土地の評価については地理的条件、道路の状況、あるいは排水の状況、広くなれば安くなるとか、時期的なことなども含めていろいろな要素があると思う。予算組みについてはそういうことを含めてやらせていただいているが、買い取りに当たっては当然のことながら、鑑定評価を入れ精査し、周辺地域の一種地上げ屋みたいなことを言われないように考えているとの答弁がありました。
次に、価格については非常に問題ありと思っているが、最後は率直に言って鑑定評価にゆだねるしかないと思う。この際、費用は要っても2人ぐらいで鑑定してもらい、その鑑定を精査し、行政として精いっぱい努力するという考えはあるのかとの質疑に対し、2人でも3人でもという気持ちはある。ただ経費的な問題もあるので、鑑定士については今回は2人入れることにするとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、9月議会までにこの土地の価格とかセンター方式について、市民の中で議論しなれけばならないと思うので、中学校給食の施設建設事業債と大型開発の駅前土地区画整理事業の予算については賛成できないので本案に反対する。
この委員会では、特に土地開発公社への債務保証と給食施設建設事業の地方債補正における土地評価額が余りにも高過ぎるのではないかということが議論された。市民の税金を使うのだから1円でも安く努力するということでいろいろ議論されているのであるから、委員も市民も納得できる努力をしてほしい。
給食センターについては、折り合わなければ用地を変えるというぐらいの勇気を持って予算を執行していただくことを要望して、本案に賛成する。
土地の単価決定については、今助役から不動産鑑定士を複数入れるという発言があったが、特に国道バイパスが整備中であるので、そういう点も参考にするということ。もう一つは、公共用地については税金の免除があることも考慮に入れて、余り批判のないような単価で買収してもらいたい。以上を条件にして賛成する。
土地の単価というところに議論が集中したが、説明を聞いた中では1カ所の単価の提示があった。こういうふうな多額の用地取得については、あらゆる近傍類似の価格をよく調査して、少々距離が離れていても、皆さんに大体この地価が妥当であると理解が得られるように努力してほしい。今後、議案の提出に当たっても、このような土地評価の問題については十分対応していただくことをお願いして、本案については賛成する。
ここ以外にないというような特定した土地を買う場合はいたし方ないと思うが、今回の給食センターの場合はかなり弾力的に考えられる土地だと思う。給食センターの場合であれば、エリアをさらに広げ、市民に公募してでもいいのではないか。そうすることによって市民からも信頼されると思うので、この種の施設は今後ぜひともそうしていただきたい。そして、価格については、この際は絶対複数以上の鑑定士によって鑑定していただくということを強く要望、確認をして、本案に賛成する。
質疑の中でもあったが、類似の土地が坪数10分の1以下のところで、なおかつ宅地でありながら安いという事例もあるわけで、そういうところが鑑定評価の基準になっている。そういうことも含めて、鑑定評価については十分考慮されなければならない面があると思う。きょうび不動産は買い手市場であるから、条件を提示してその中で選択すれば、比較的安い土地の購入ができるのではないかと思う。今後も含めて十分な配慮をお願いしたい。今回の土地購入にしても、特定してしまっているような話であるが、多額の購入資金をかけているのであるから、今からでもここだけに特定するのではなく、今言う条件が合えば十分に検討してもらいたいなどの意見が述べられました。
以上の経過を経て、採決の結果、議案第46号については賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で総務委員会の報告を終わります。
○議長(世良賢克君) 次に、岡田教育福祉委員長。
○14番(岡田光政君)(登壇) ただいまから教育福祉委員会の報告をいたします。
本委員会は、6月18日及び21日に委員会を開催をいたしました。本委員会に付託されました議案第42号、議案第44号及び議案第46号の3件につきまして、本委員会における審査の経過及び結果について御報告を申し上げます。
まず、議案第42号について御報告を申し上げます。
本案は、新居浜市営サッカー場設置及び管理条例の制定についてであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、トイレの設置に関して、設置数が少ないのではないのかという質疑があり、これに対しまして、常設設置は管理棟の中とサッカー場及び駐車場を含め3カ所であり、身障者用2基を含め15基を常設しており、大きな大会の場合については仮設トイレのリース等により対応したいとの答弁がありました。
次に、管理運営を団体に委託するとのことであるが、どこの団体に委託するのか。また、年間の維持管理費は幾らなのか。また、供用開始までに芝が養生されるのかとの質疑があり、これに対しまして、委託先については財団法人文化体育振興事業団で管理委託費は年間1,900万円を予定しており、芝の生育については供用開始までには養生されるとの答弁がありました。
次に、サッカー以外の使用による場合もあるとのことであるが、どのようなことを想定しているのかとの質疑があり、これに対しまして、一般的にはホッケーとかゲートボール、クロッケー、グラウンドゴルフなど多目的な利活用を考えているとの答弁がありました。
次に、PTAや各種団体の行事計画は4月の時点で行事が確定するので、その都度申し込みができるようにならないのかとの質疑があり、これに対しまして、公共団体主催の行事を優先し、年間の行事がわかっている各種団体から申し込みをいただいた時点で、年間の調整会議を開いて割り振りを行い、その後あいている日については月単位の調整会議を開いていきたいとの答弁がありました。
次に、平尾墓園側へのアクセス道路の完成時期と県道からサッカー場への進入道路の交差点に信号機の設置についての質疑があり、これに対しまして、平尾墓園側へのアクセス道路は現在建設中であり、工期内には完成予定であるとの答弁があり、また信号機の設置については、サッカー場完成後の交通量等を含め条件調査をし、道路管理者や警察署と協議を重ねてまいりたいとの答弁がありました。
次に、使用料の設定基準についての質疑があり、これに対しまして、年間維持費の約25%の収入を見込んでの使用料設定をしているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第42号につきましては全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第44号について御報告を申し上げます。
本案は、新居浜市介護認定審査会の委員の定数等を定める条例の制定についてであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、認定審査会の委員30人のうち医師が15人と、あとの15人の内訳を聞かせてほしいとの質疑があり、これに対しまして、保健部門で理学療法士、作業療法士、在宅関係の職務に携わっている看護婦の中から5人。福祉関係につきましては、施設関係及び在宅関係、特に社会福祉士、主任ヘルパーの中から10人を予定しているとの答弁がありました。
次に、審査会で1人何分の審査時間を考えているのか。また、不服審査の場所と他市の審査委員数はどうなのかとの質疑があり、これに対しまして、1人の審査時間は昨年実施したモデル事業から推計すると、1人平均三、四分程度と考えている。
また、不服審査場所につきましては、松山の方になっているが、現在新居浜市で苦情処理等の対応について検討をしている。
また、他市の審査委員数は松山市は230人、今治市が30人、西條市は56人、宇和島市は25人、八幡浜市は27人、大洲市は14人、伊予市は45人、北条市は20人、伊予三島市と川之江市に広域で20人であるとの答弁がありました。
次に、認定審査会は専門性と中立性及び公平性が大事と思うが、お医者さんが15人いる関係で病院の方にリードされるのではないのか。お医者さんたちの介護保険に対する理解度についての考えはどうなのかとの質疑があり、これに対しまして、医師の中でケアマネジャーの資格を持たれた方、あるいは療養型病床群と言われる病棟を整備されている方、されようとされている方につきましては、かなり関心があると思うし、他の医師についてもかかりつけ医の意見書の作成とか、何らかの形で携わったり、医師会の方でも研修会を開催されるので、理解が深まっているものと思っているとの答弁がありました。
次に、認定審査に当たっての本人に対する事後の情報公開についての質疑があり、これに対しまして、認定結果の事後の公開についてはプライバシーの問題もあり、国の考え方が出た時点で新居浜市として検討をしたいとの答弁がありました。
次に、保険料が3,000円を超えるとのことであるが、その根拠について質疑があり、これに対しまして、試算はできていないが、あくまでもランク別の人数、あるいはサービス水準が全国平均よりも上回っているのではないかという推計のもとに、全国平均が3,000円とすれば、それを超えるのではないかとあくまでも推計であるとの答弁がありました。
次に、低所得者に対する救済措置はどうなっているのかとの質疑があり、これに対しまして、生活保護世帯や老齢年金受給者の対象者は約500人と推計しており、低所得者に対しては保険料が軽減され、例えば保険料を平均5,000円と仮定すれば、基準額の2分の1ですから、2,500円となる。
また、高額介護サービス費で1カ月当たりの月々の利用額の自己負担がある一定の割合を超えると、超えた分は還付される。低所得者の方につきましては確定はいたしていないが、1万5,000円を超えた部分につきましては、本人さんに返ってくる。低収入のために月々の保険料が払えない方への対応は、生活保護の制度の中で対応されるとの答弁がありました。
次に、1次判定は参考で、2次判定にウエートを置くといった認定の考え方はないのかとの質疑があり、これに対しまして、1人平均三、四分であり、痴呆である場合に調査の段階でわからなかったけれども、認定の段階で意見書の中に痴呆があると言った場合に、1次判定ではなく、2次判定においてこの痴呆の部分を加味しているということで、ケース・バイ・ケースになるとの答弁がありました。
次に、住んでいた市町村で認定された後に転居した場合は、認定は受け継がれるのかとの質疑があり、これに対しまして、住んでいた市町村で認定を受けた結果はそのまま有効になるとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、専門性と公平性及び中立性がそれぞれ求められると思われるので、そういったことが保証されるような人選とか仕組みをつくっていただき、賛成であるとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第44号につきましては全員異議なく原案のとおり可決すべきと決しました。
次に、議案第46号について御報告を申し上げます。
議案第46号平成11年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第3款民生費、第1項社会福祉費、4目老人福祉費、第10款教育費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、株式会社ニチイ学館の会社の内容と進出の経過についての質疑があり、これに対しまして、本社が東京にあり、5支店、12支社、17営業所があり、愛媛県には松山市に支店を設けている。昨年の6月にニチイ学館から新居浜市でデイサービス事業を実施したいとの申し出があり、新居浜市の計画では10カ所の計画で現在6カ所で実施しており、4カ所不足いたしており、現在のところ市内の事業者からデイサービス実施の申し出がない中で、株式会社ニチイ学館からの申し出があり、川東にはアソカ園のみで不足しており、川東の労災ケア施設の横の敷地にデイサービス事業の実施が適当であると判断し、産業振興部と協議し、参入に同意、今回委託しようとするものであるとの答弁がありました。
次に、補助金の内訳と規模についての質疑があり、これに対しまして、建設補助金については土地、建物は事業者の負担であり、運営費については国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1であり、10月からスタートの予定である。地元雇用が11人で、12年度からはサービス事業を拡張し、21人程度を計画しているとの答弁がありました。
次に、デイサービス車両の所有者と使用者及び使用範囲について質疑があり、これに対しまして、所有者は新居浜市で、使用者はニチイ学館となる。使用範囲は、現在はデイサービス事業の実施に伴う送迎に提供することとなっているが、介護保険が導入されると現行のままでいくのかどうか国の方で検討されており、国の方針により対応いたしたいとの答弁がありました。
次に、痴呆性老人グループの内容、人数、場所について質疑があり、これに対しまして、場所は中萩町9番52号で、中萩保育園の東に設置されており、入所人員は8人、グループホームは痴呆の中期程度の高齢者の方を家庭的な雰囲気で、個室で介助員等が炊事、洗濯を行うという作業をしながら痴呆の予防に当たっているとの答弁がありました。
次に、なぜ愛情弁当論から給食実施に変わったのか。教育長の給食に対する姿勢と給食教育についての考え方を聞かせてほしいとの質疑があり、これに対しまして、教育長から平成8年4月1日をもって教育長を拝命し、学校の実態は先生サイドの考え方もあるが、やはり子供のためにする子供を中心に据えての考え方が大事であり、子供の実態を見た場合には、給食を希望する生徒や弁当を希望する生徒もいることも事実である。行政として、給食問題にどう対応していくかということについては、昭和60年12月に設置された中学校給食検討委員会から10年余りが経過しており、その間時代の変革、社会の要望等々を受け、今生徒たちのために給食をどのようにすることが一番よいのかということで検討委員会を設置し、御検討をいただき、報告書を受け、教育委員会臨時公聴会等を開催し、説明と御審議をいただきながら、高津共同調理場を設置し、東中学校で実施。私も数回東中学校に足を運び、生徒たちの様子や先生方、保護者の方と接し、弁当を食べている生徒や給食を食べている生徒たちの姿を見て、大変すばらしい光景を目にいたしたところであるとの答弁がありました。
また、助役からは、生徒一人一人を大切にするという教育をいたしたいというのが、最初の教育長就任のあいさつであり、特に女性の急激な社会進出や生徒を取り巻く環境、PTAや保護者などの要請もあり、そういった中で総合的に判断し、本市独自の愛情弁当をも生かした選択方式での給食との教育委員会の慎重に検討された結果を市側としても十分尊重し、給食に踏み切ったというのが経過であるとの答弁がありました。
また、給食教育で何をねらっているのかについては、1つ目には、学校給食法の目標にもありますとおり、日常生活における食事について、正しい理解と望ましい習慣を身につけるということ。2つ目には、学校生活を豊かにし、明るい社交性を養う。3つ目には、食生活の合理化、栄養の改善、健康の増進を図る。4つ目には、食糧の生産、配分及び消費について正しい理解に導くこと。以上が学校給食の目標であるとの答弁がありました。
次に、5,000食を想定した共同調理場の建設を予定しているが、親子方式や自校方式について、過去事業必要経費の試算額が異なる数字が示されており、どの数字を参考にすればよいのか判断できないので、概算となると思うが、土地代金等も含め、ほぼ近い事業経費を示せとの質疑があり、これに対しまして、人件費を除き整備費として自校方式で24億8,400万円、親子方式で23億700万円、共同方式で12億4,300万円必要であるとの答弁がありました。
次に、教育委員会として共同方式で実施しようとしているのかどうかの意見が述べられていないので、お聞かせいただきたいとの質疑があり、これに対しまして、子供の保護者や中学校給食を早く全生徒に実施してほしいという御希望の強いことはひしひしと受けており、特に子供さんが学校に通っているPTA関係の方を初め、小学校に入学する保護者の皆さん方にとりましても、新居浜市の中学校給食の早い実施をという声が大変強いものがある。教育委員会といたしましても、共同調理場方式で一日も早い中学校給食の実施をし、子供たちに給食の楽しさや、それを通して学校生活の充実、また学校教育目標の達成への大きな一助になるものとして、共同調理場方式による実施をお願いいたしたいとの答弁がありました。
質疑終了後、教育福祉委員の佐々木龍君から修正案が提出され、趣旨といたしましては、共同調理場の予算を削除するということでありました。その後、助役より発言があり、その内容は、中学校給食施設建設事業予算につきまして終始活発な御審議をいただきましたが、さらに当教育福祉委員会におかれましては、来月共同調理場等の研修を実施されると伺っております。その後、当教育福祉委員会協議会も御開催いただきまして、御指導を賜りますとともに、当委員会の研修等の成果につきましても、十分反映されるようにその他規模等につきましても適正なものとなりますように取り組んでまいりたいと、このように考えております。
また、長年にわたります全市民的な問題でございますので、これら経過を市政だより等で十分広報をいたしてまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたしますと発言がありました。
以上の経過があり、討論に入る前に佐々木龍君から修正案の撤回の申し出があり、委員会としてこれを承認いたしました。
本案に関し討論に付したところ、中学校給食の実施については早期実現を望んでいたが、経過説明が不十分なまま共同調理場方式が提案されたため、疑問を持った。質疑の中で、小学校については現状の方式を続けていくことの発言、今後給食関連の議案が9月、12月に提案されると思うので、教育福祉委員会で協議会を開いたり、いろいろな意見を聞きながら、よりよいものにしていきたいと思う。予算に賛成する。
また、子供たちにとって魅力のある喜ばれる給食が実施され、運営管理面でも今後十分検討していただきたいと要望し、原案に賛成する。
また、土地購入に当たってはより一層努力をして、安い単価で用地購入できるよう取り組んでいただきたい。安全で生徒・児童に喜ばれる給食をぜひ実現してほしいと念じ、本議案に賛成する。
以上の経過を経て採決の結果、議案第46号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で教育福祉委員会の報告を終わります。
○議長(世良賢克君) この際、暫時休憩いたします。
午前10時54分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前11時04分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、白籏産業環境委員長。
○12番(白籏愛一君)(登壇) ただいまから産業環境委員会の報告をいたします。
本委員会は、6月21日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第43号、議案第46号及び議案第49号の3件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告を申し上げます。
まず、議案第43号について御報告申し上げます。
本案は、新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
本委員会は、本案について理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第46号、平成11年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第3款民生費、第1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、国保会計繰出金、(施)国保会計繰出金、第6款農林水産業費であります。
まず、国保会計繰出金の人員と内容についての質疑に対し、合計で2億4,468万8,000円の内容としては、保険料負担能力補てん分が1億6,722万1,000円で、これは基盤安定繰入金の金額である。人員は9,000世帯、費用数にして大体1万4,000世帯をベースにした額である。
2点目は、本市の市内病院の病床数が全国平均で見ても非常に多いことで、金額は4,419万3,000円。
3点目は、被保険者の年齢構成が高齢に偏っていることで3,326万4,000円であるとの答弁がありました。
次に、林業構造改善事業として林道の計画延長についてであるが、客谷とはどこのことか。また、管理はどこが行うかとの質疑に対し、船木大久保のえひめ学園から客谷川をまたいですぐの背後地で、計画延長は2,500メートルであり、管理は開設者である森林組合が行うとの答弁がありました。
次に、小味地林道については県の事業として行っているのかとの質疑に対し、広域基幹林道の角野から加茂線は県営であるが、それ以外は森林組合を事業主体としており、小味地林道も同様である。
また、小味地林道は11年度も開設するが、11年の終点が広域基幹林道と接合する地点まで林道を開設、延長する予定である。平成12年度を目途に小味地から広域基幹林道の工区をできるだけふやすべく県当局と協議して進めたいとの答弁がありました。
次に、林道沿線の谷側はごみが大変多く捨てられている。管理は森林組合というが、市は関係ないのかとの質疑に対し、基本的には開設者が行うことだが、御指摘のごみの不法投棄については、林道に限らず市内各所で発生している。担当部局である市民環境部と一体になって対処しており、市民一斉清掃やごみゼロの日に特に御協力をいただき、清掃するのとあわせて管理者が順次パトロールを行っているが、後を絶たないのが現状であり、苦慮しているとの答弁がありました。
また、高速道路の上の林道は道路で隠れており見つけにくいからか、幾らでもごみを投げ捨てているというようだかとの質疑に対し、御指摘のとおりである。高速道路南側は林道として維持管理しているが、林道と併設して木材の集積所を確保をしているが、そこに不法投棄が著しいので、市と森林組合とで、進入防止としてさくをするなどの対応をしているが、完全ではないとの答弁がありました。
また、その他不法投棄があちこち見られるが、林道維持管理費の金額についての質疑に対し、維持管理費は全体で150万円であるとの答弁がありました。
次に、林道と言われるところの総延長はとの質疑に対し、10年度末で5万2,460メートルとなっているとの答弁がありました。
次に、十分な対応ができる金額なのかとの気がするかとの質疑に対し、あわせて一度ある程度の金額を入れきれいにしないと、中途半端ではいつまでたってもきれいにならないのではないかとの質疑があり、これに対し、市民意識については市政だより等を通じてモラルの向上の啓発に努めている。ごみ処分の予算化には限度があり、苦慮しているとの答弁がありました。
次に、スーパー林道で一部地権者の反対についてのその後の経過と工事の現状についての質疑に対し、まだ現在のところ合意が得られていない。角野工区については平成8年度から工事が進んでおらず、大野山工区から東に向けて進めている。西條市と比較して工区が4分の1で、進捗率が伸びていない。小味地林道を11年度中に延伸させ、広域基幹林道の工区をふやすべく県当局へお願いしていきたいと考えているとの答弁がありました。
次に、地権者の反対について、今後合意の見通しはとの質疑に対し、森林組合、県、市の3者で訪問し、協力要請を行っているが、現時点では快い返事をいただいていない。今後も引き続きお願いすることとあわせ、新たな工区から工事を進めていきたいとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、林道は目的があってつくられていると思うが、ごみ捨て場のもとになっている。深ければ深いほどごみが捨てられ、次第に回収が難しくなっていく。早期対策の道をつくるよう求めることを要望して、本案に賛成するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、本案については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第49号について御報告申し上げます。
本案は、平成11年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)であります。
本案について質疑の概要を御報告申し上げます。
まず、国保料の滞納に関連して1世帯当たりの国保料の平均は幾らか。また、滞納者のここ3年間の推移と、被保険者資格証明書、短期被保険者証の発行数を聞きたいとの質疑に対し、平成11年度保険料は一般で1人当たり6万7,922円。
次に、滞納状況は、平成8年度1,326件、7,575万円。平成9年度1,501件、9,166万円。平成10年度1,582件、9,946万円となっており、資格証明書は平成11年度で103件出しているとの答弁がありました。
次に、この3年間でふえているかとの質疑に対し、資格証明書の発行は平成9年度当初で133件、平成10年度は155件となっているとの答弁がありました。
次に、基金積立金は幾らか。介護保険が実施されると国保財政の影響はどの程度になるのか。また予備費の使用目的は決まっているかとの質疑に対し、基金は平成11年3月31日現在で1億5,047万5,067円である。また、介護保険創設に伴う国保財政への影響は額を上げる段階になっていないので、予想される状況を申し上げると、まず1点目に老人拠出金に影響があると考えられる部分は、老人医療のうち、介護の部分が介護保険へ移行するための影響、老人拠出金そのものは退職制度から2分の1負担する分を10年、11年の暫定措置である。平成11年度で言うと、約2億6,000万円が退職の方から国保会計へ繰り入れされるが、12年度はわかっていない、何らかの影響は与えると予想される。2点目は、40歳から69歳までの国保被保険者で、介護的要素を持っている医療の部分に影響が出てくるかどうかという問題。さらに3点目として、2号保険料が決まれば国保が保険者として納付しなければならないという問題。以上のとおりの状況であり、金額は国からの提示もおくれているので算定していない。予備費については2億円であり、医療費が当初予想されない著しい変動が起きた場合に対応するものとして予算組みしているとの答弁がありました。
次に、2号保険料はいつ決まるのかとの質疑に対し、国では6月いっぱいに介護事業計画を地方から集約し、7月、8月で県から上がってきたものを国でまとめることになっているため、早ければ7月、遅くても8月には介護保険料の案が示されると言われているが、正式には来年になるとの答弁がありました。
次に、滞納がふえている状況と介護保険が上乗せされることを考えると、滞納者が増加することが予想される。国保料が急激にふえて負担が大きくなっていることも滞納者をふやしている原因と思われる。介護保険も始まるし、予備費の問題、基金が1億5,000万円あることや繰越金、さらには不足分を一般会計から繰り入れるということも検討して、1世帯当たり2万円程度の引き下げは可能ではないかと思われるし、介護保険の関係からも引き下げは必要と思うがとの質疑に対し、国保料の決定は医療費の必要額に対し国庫金、一般会計の繰り入れを歳入として、残りを保険料として決定している。医療費が今のままだとすれば、国保料を引き下げると財源が必要となると思われる。基金も繰入金も保険料引き下げの財源に充てるというのは、予算編成上も難しいと考えられるとの答弁がありました。
次に、一般会計からの繰り入れも難しいのかとの質疑に対し、理由がないと会計間での繰り入れは難しいと思われる。特に保険料の引き下げのために繰り入れるということについては、非常に困難と考えるとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、予備費の問題、基金積み立てが1億5,000万円あることや一般会計からの繰り入れなど、また介護保険が導入されるとさらに負担が大きくなり滞納者が1,582件で額にして約1億円という状況はもっと増大すると懸念される。一般会計からの繰り入れも含めて、1世帯当たり2万円程度の引き下げが必要との意見が述べられました。
以上の経過を経て、採決の結果、本案については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で産業環境委員会の報告を終わります。
○議長(世良賢克君) 次に、渡辺都市建設委員長。
○13番(渡辺豊君)(登壇) ただいまから都市建設委員会の報告をいたします。
本委員会は、6月18日に委員会を開催いたしました。
本委員会に付託されました議案第41号及び議案第46号ないし議案第48号の4件につきまして、本委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第41号、新居浜市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について、質疑の概要を申し上げます。
公共用地事業特別会計は特定の事業となっているが、学校とかの分についても活用できるのかとの質疑に対し、国の承認を受けた国庫債務負担行為で用地を取得する場合に特別会計を設置しなさいということになっている。国庫債務負担行為で用地を取得する場合には、区画整理事業でなくても別の事業でも特別会計を設置することができるとの答弁がありました。
次に、先行取得の意味及び先行取得は以前から実施されていたと思うが、先行取得済の土地はどのようになっているのかとの質疑に対し、通常用地を取得する場合は、その年度に歳出予算を組んで土地を取得するのが一般的です。今回の場合は、特別会計でまず用地を取得し、翌年度以降の4年間において一般会計で歳出予算を組んで4分の1ずつ買い戻していくことになる。そのようなことで、平成11年度は購入年度となるということで、一般会計で用地を取得する前に特別会計で買うという意味で、用地の先行取得ということ。また、先行取得は平成6年から土地開発公社で実施している。今回は国の補助金で先行買収することから、特別会計で対応するということになる。以前の分は後年度において土地開発公社の取得分を一般会計で買い戻すという行為が残っているとの答弁がありました。
次に、事業認可もおりているので直接買うということにはならないのかとの質疑に対し、一遍に当年度の予算がつけばそのようなことは可能であるが、残念ながら年次、年次の予算で小規模ずつ買っていくということになる。現在の事業計画の中では、早く土地を買って皆様方の土地の割換えを13年度に計画しているので、一挙に後年度の4カ年を担保して11年度に4カ年分を買うということになるとの答弁がありました。
次に、今からは土地開発公社での先行買収はないということかとの質疑に対し、現在当年度予算と先行取得税控除との兼ね合いで、小規模なものについては従来からの土地開発公社で一部対応したいとの答弁がありました。
さらに、現在の持ち高と目標との関係についての質疑に対し、10年度末で約3.1ヘクタール、区画整理本来の4.1ヘクタールに対しては75%程度、公共広域施設も含めた6.2ヘクタールに対しては50%になっているとの答弁がありました。
次に、平成6年から先行買収が始まっているが、取得金額はどのようになっているのか。今までの平均買収金額は幾らか、またことしはどのくらいを予定しているのかとの質疑に対し、単価は取得年月日により保有期間の利息が加算されるので、当然買収時の単価プラス利息分と、場合によっては事務費を加算して買い戻すことになる。実績としては、1平方メートル当たり11万円程度で買えている。また、平均単価は1平方メートル当たり13万円程度を想定しているとの答弁がありました。
以上、審査の結果、議案第41号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第46号について御報告申し上げます。
議案第46号、平成11年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第4款衛生費、第8款土木費であります。
本案について、質疑の概要を申し上げます。
公共下水道事業の今後の取り組み、進め方について。また、萩生東の公民館の下あたりは進んでいない。全体にばらつきがあると思うが、普及率はどのくらいかとの質疑に対し、萩生地区については本年度旧国道に一部幹線を入れて、それに付随して順次枝線を入れていくことを考えている。同地区は地形的に西下がりで公民館の下にはポンプを設置している。そのポンプに入れるように今年幹線を敷設する予定であり、幹線ができると枝線を延ばせることになる。また、幹線を延ばさなくては枝線が延びないので、松神子の一部、吉岡町の一部も延ばす予定である。国の第8次の7カ年計画に基づき、市の予算と絡みあわせながら順次整備を進めていきたい。普及率は現在、人口普及率41.2%となっているとの答弁がありました。
続いて、上部東西線の兼ね合いも含めて旧国道にも入れていかなくてはならないと思うが、11号バイパスに入れていく関係はどうか。また、面整備を進めていくについてもポンプを設置している関係から、ポンプの能力がいっぱいになるのではないかとの質疑に対し、萩生地区については認可区域に萩生東しか入っていない。西については旦の上地区の市街化区域以外は認可区域外ということで、ポンプの能力的にはいける。旦の上地区から大生院地区に行く分については、現計画では11号バイパスに入れていく考えであるとの答弁がありました。
さらに、旦の上に入れていくとのことであるが、周辺地区についてはどのように考えているのかとの質疑に対し、市街化区域以外のところで人口密度が相当に高い地区、いわゆるDID地区を優先する。調整区域の萩生、旦の上地区に限って言えば、11号バイパスの進捗から現時点では難しい。当然取り組みはしていかなければならないが、計画街路の岸の下旦の上線が進むのであれば、ポンプアップを含め対応しなければならないとの答弁がありました。
調整区域は認可計画に入っていないが、また配管する場合は調整区域と市街化区域との境の場合などは、どのような手法をとるのかとの質疑に対し、都市計画事業の中に公共下水道事業は入っております。都市計画決定をして建設省の認可を必要とします。現在の新居浜市の公共下水道事業は市内の平地、ほぼ全部4,500ヘクタールを目標としている。そのうちで認可を得ているのは、1,865ヘクタールで、大半が市街化区域である。その部分を面整備をして、75%から80%の整備をした段階で次の事業をするところの認可拡大をする。次に出てくるのは調整区域となる。平成11年度の汚水に関する整備については、松神子汚水幹線、萩生汚水幹線、枝線としては庄内汚水枝線、萩生汚水枝線の延長1,020メートルの整備を図り、処理面積4.7ヘクタールを処理することにしている。単独事業の面整備は1,865ヘクタールで面整備を進めているが、平成10年度末の普及率が41.2%で、平成11年度末には普及率を42.6%となるよう目標を立てている。11年度の面整備は萩生、上泉町、高津町、垣生、松神子等を含め9,749メートルの管渠を布設して、処理面積40.2ヘクタールを予定している。また、区域境の沿線の方については、開削工法の場合は調整区域の分も取り込むようにしているとの答弁がありました。
以上、審査の結果、議案第46号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第47号、平成11年度新居浜市公共用地事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案について、質疑の概要を申し上げます。
11億6,930万円の市債は何年で返済するのか、また利率は6%以内ということで、非常に高い金利水準と思うが、枠で縛られているのか、安い金利で調達することはできないのかとの質疑に対し、用地国債ということで、今年度は行為年度であり、地権者からすべて土地を市が特別会計で買います。その後12年度から15年度までの4年間に買い戻していきます。その際には国庫補助金がついてくる、補助対象事業で買うということですから、起債の期限は4年間ということで、行為年度を入れると5年間ということになります。利率については、限度ということであり、実際には1.7%程度で借り入れできると考えているとの答弁がありました。
以上、審査の結果、議案第47号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第48号、平成11年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
本案について、質疑の概要を申し上げます。
下水道を建設する場合など舗装をするときは、基準だけでなく状況を見ながら全体をするようなことはできないのかとの質疑に対し、道路掘削後の舗装の幅であるが、道路管理課と協議して幅の基準を決めている。大きく言えば、4メートル以下については全面舗装、それ以上の場合は半分実施しているが、基準だけでなく状況を見ながら進めるということは当然であるとの答弁がありました。
次に、市内に共同溝はあるのか、また今後の計画はないのかとの質疑に対し、市役所前の一部については電線類も地中化を実施しており、市役所の東の大きな交差点から郵便局までが共同溝となっている。今後の計画は、今のところ下水道部としては考えていないとの答弁がありました。
以上、審査の結果、議案第48号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で都市建設委員会の報告を終わります。
○議長(世良賢克君) これより質疑に入ります。
ただいまの各常任委員長の報告に対して、質疑はありませんか。中田晃君。
○34番(中田晃君)(登壇) ただいま議題となっております議案第46号、一般会計補正予算について、教育福祉委員長に二、三、質問、あるいは確認をしたいというふうに思います。
この一般会計補正予算、教育委員会の関係では、中学校給食施設建設について、2日間にわたって随分熱心に議論をいただきまして、ただいま報告がありましたので、委員長あるいは委員の皆さんには敬意を表したいと思いますが、幾つか気になる点があります。そのことが十分に論議をされたのかどうかということについて、論議をされてなければ報告のしようがありませんが、論議をされたんであればお聞かせをいただきたいというふうに思います。
まず第1点は、現在、大生院中学と東中学校で中学校給食をやってます。これ、御承知のように、併用方式あるいは親子方式というふうなことでいってますけれども、これは今後そのまま残すのかどうか、残すのかと、この辺の議論がされたのかどうか、あるいは結論はどうなってるかということが1つ。
それから2点目に、現在まだやっていない8校について、先ほど報告の中で助役の方から3点にわたる見解があったと。1点は今後十分共同調理場、研修して検討しようじゃないかと、これはよくわかります。それから3点目に、市政だよりで今後、これまでの経過等についても詳細に市民に知らせると、これもよくわかります。問題は、2点目に規模の適正について検討すると、配慮するって言うたんですかね、その中に現在8校残ってますけれども、例えば学校によっては大生院や東中でやってるような方式もとり得るという検討の余地を残すような議論が出てるのかどうかと、その点どうなってるのかということ。
それから3点目、今後どういう形でセンター方式ということが進んでいくかわかりませんけれども、仮にそういう形になったとした際に、現在やってる東中でやってるような弁当と給食の併用方式を残していくというか入れていくと、そういうふうな議論がなされたのかどうか、以上3点について、もし議論がなされ、一定のまとめというんですかね、方向づけができてるんであれば、先ほどの報告にはなかったもんですから、確認を含めて質問をしたいと思います。
○議長(世良賢克君) 暫時休憩します。
午前11時38分休憩
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午後 2時11分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。岡田教育福祉委員長。
○14番(岡田光政君)(登壇) ただいまの中田議員さんからの御質疑につきお答えを申し上げます。
議案第46号について、まず1点目の大生院中学校と東中学校方式を今後そのまま残すのかということにつきましては、質疑の中で委員より、大生院方式だけ残すのではなく、東中方式も残す方法はできないのかという質疑があり、これに対しまして、中学生は心身の発達におきましても小学生とは全く違った形であり、中学校の発達時期に合わせた給食をするのがいいのではないか、あるいは新たな共同調理場については文部省、厚生省の基準をクリアできるような設備を導入し、より衛生管理が徹底されるということから、共同調理場の方に含めたらどうかなと考えているとの答弁がありましたが、それ以上の論議はなされておりません。
次に、2点目の助役発言の規模等の適正につきましては、質疑終了後であったため、質疑、討論等は行われておりません。
次に、3点目の弁当併用方式につきましては、委員より質疑があり、これに対しまして東中学校で実施しておりますので、弁当を持ってくるのもよし、給食を選ぶのもよしと、選択方式でやっており、その意味は大変大きいものを持っているのではなかろうかと受けとめているという答弁がありました。それ以上の論議はされておりません。
以上でございます。
○議長(世良賢克君) ほかに質疑はありませんか。高須賀順子君。
○5番(高須賀順子君)(登壇) 今議会で中学校給食の問題、いろいろ私もお聞きしたり、いろいろいたしましたが、どうもはっきりしませんので、お尋ねします。
新居浜市は突然中学校給食を1カ所で調理するセンター方式にすると発表して、市民を戸惑わせました。市民的な議論もないまま、どうしてセンター方式になったのか、このことについて市民的な合意のない非民主的な決定だと思うが、PTAや市直営自校方式2万の署名を目指した団体にどのように説明していたらいいのか、このことについて説明してください。
それから、2つ目は2月15日の検討委員会の再報告を受けてのセンター化・民間委託に至る経過がはっきりしないと、不明朗だと思うが、教育福祉委員会はどのように解明したのかお尋ねします。
3つ目に、教育委員会から出された資料が出されるたびに数字もばらばらであり、ほかの資料もまずセンター方式ありきとしか思えません。もう一度市民が納得できる資料を市長に求めるべきだと思うが、いかがでしょうか。
それから、センター方式は土地代だけで約3億円と言われておりますが、東中高津方式で約5,200万円だとしますと、親子方式だけで6カ所できる仕事でございますが、このことについて検討したのか、お尋ねをちょっとさせてください。
○議長(世良賢克君) 暫時休憩します。
午後 2時16分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午後 2時18分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。岡田教育福祉委員長。
○14番(岡田光政君)(登壇) 御答弁を申し上げたいと思います。
先ほど、教育福祉委員会の質疑、答弁については、先ほど申し上げましたとおりでございますので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(世良賢克君) ほかに質疑はありませんか。田坂重只君。
○23番(田坂重只君)(登壇) ただいま議題となっております議案第46号の中で、教育委員長さんにお尋ねしますが、先ほど報告の中で小学校は自校方式でやるということの御報告あったんですけど、その委員会の中で、小学校の施設が非常に昭和51年代から古い施設がたくさんあるというようなことで、自校方式についてのそこの古い施設を建て替えのときにはどうするかとかいうようなそういう論議、あるいはそのときにも自校式を貫くかどうか、その点についての論議はどうされたのか、お尋ねします。
○議長(世良賢克君) 暫時休憩します。
午後 2時20分休憩
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午後 2時21分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。岡田教育福祉委員長。
○14番(岡田光政君)(登壇) お答えをいたします。
質疑の中で、小学校についてはその地域でやるという方針にはかわらないという答弁がございました。
以上でございます。
○議長(世良賢克君) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。岡崎溥君。
○4番(岡崎溥君)(登壇) 岡崎溥でございます。新米ですが、ひとつ何もよくわかりません。一生懸命勉強してまいりますので、どうかよろしくお願いします。
日本共産党は、21世紀のできるだけ早い時期に民主的政権をつくるということで、一昨年の大会で決めまして、今その方向に向かって頑張っているところでございますが、新居浜でも市民こそ主人公という市政を実現していくために、私も力いっぱい頑張っていきたいという決意でございます。どうか末永くよろしくお願いします。
議案第44号、これにつきまして賛成する立場から討論に参加したいと思います。
新居浜市介護認定審査会の委員の定数等を定める条例の制定についてということで、30名ということで提案されておりますが、認定申請者数というのが約4,000名ぐらいを想定されているということでして、先ほどの委員会での説明でも1件当たりの審査時間が3ないし4分というふうに報告がありました。平成10年度のモデル事業では、1件当たり5分ということでして、医療保険福祉審議会資料においても1件当たりの審査時間5分というふうにしております。この要介護者の実態を正確に評価するためにももっと審査判定時間を十分にとる必要があるんじゃなかろうというふうに思います。そのためには、審査委員の人数をふやすという必要性、そして認定が余りにも身体的な条件に偏重したものとなっているということで、家族、住宅、経済状態など、お年寄りの置かれている生活実態を総合的に判断するということができにくいことになっていると思うわけでございます。この点を見直して、時間を十分にとれるようにするとともに、人間的な温かみのある公正な認定が行われるように改善すべきだというふうに思います。
また、先ほども報告がありましたように、介護認定などの不服審査機関、これが今は県に1つという予定しかありませんけれども、ぜひ新居浜市にも設置すべきだというふうに思いますが、以上のようなことを要望いたしまして、賛成ということでございます。
次に、議案第46号でございますが、平成11年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)、この中で中学校給食施設建設の問題でございます。
日本共産党は、10年以上も前から市民の皆さんと一緒になって、市直営自校方式の中学校給食実現のために運動を進めてまいりました。市長はことしの市政運営方針の中で、基本的な考え方といたしまして、特に市政執行に当たっては市民が主役であるという認識のもとで、市民の皆さんに積極的に情報提供を行い、市民の主体的、実践的な行政参画を基本姿勢として行政運営を進めていくというふうに決意を述べられております。
しかし、今回の中学校給食のセンター化につきましては、委員会でも問題になりましたように、センター方式に至った経過、これが非常に不明瞭であること、それから教育委員会より提出されました資料、これが数値や内容に大変疑問点や矛盾が多かったこと、また東中の高津小学校との共同調理方式、このまとめもできていない段階に決定されていること、さらには市民の皆さんに対して中学校給食の2万の署名を集めた団体の皆さん、またPTAやお父さん、お母さん方、子供たちに何の相談もなく、市民不在の進め方になっているという問題があったことを市長の市政運営方針という立場からしましても、明らかに食い違っているということからいたしまして、この市民不在の進め方に問題があったというふうに思うわけでございます。
そもそも学校給食の目標という問題につきましては、委員会の答弁にもございましたように、4点ほど指摘されました。繰り返しませんが、給食はその4つの目標に示されておりますように重要な教育の一環として位置づけられているわけでございます。ある栄養士さんは、次のように言ってます。「センター方式は、子供たちとの人間関係はもちろん、調理をしている音もにおいも姿もありません。生産者も商店も見えてきません。人間の毎日の営み、息吹が感じられないセンター方式で本当に教育といえるのでしょうか」こういうふうに言っております。冷たい、まずい、危ない、こういう言葉に象徴されますセンター方式、あすの新居浜を担う子供たちの給食を経済性、効率性だけで判断することは、問題を大きく後に残すことになるのではないでしょうか。
また、地域でとれたしゅんのもの、この大地を耕して育てたもの、自然とともに生きていること、などなど毎日の具体物を通して行われる食の学習、これは何物にもかえがたいものがあるわけでございます。検討委員会の報告でも、また委員会でも指摘されていましたように、給食調理施設を学校施設内に完備することが最も理想といえる、こういう結論を出しております。そうしてまた、このことからそれぞれの学校の実情に即することのできる単独調理場が理想と言える、こういうふうに述べておられます。
文字どおり21世紀を支える大事な子供たちを育む給食システム、これは温かい、おいしい、安全、こういう市直営の自校方式をおいてほかにありません。ぜひ、センター方式のやり方を改めて、市長の最初の決意にもありましたように、市民合意のもとに市直営自校方式で進めていただきますように強く要望いたしまして、議案第46号に反対する討論とします。
次に、議案第47号でございます。平成11年度新居浜市公共用地事業特別会計予算、これにつきましても反対の立場で討論をさせていただきます。
今、市の財政は大型開発優先の市政のもとで借金が800億円を超える状況となってきております。平成11年度でその償還と利子などを合わせると、約53億円もの額となっております。これは一般会計予算総額の13.3%も占めまして、警戒ラインに近づいております。これが財政運営を圧迫し、硬直化させている原因でございます。そして、地方自治体の役割は言うまでもなく、住民の健康、安全、福祉を守ることでございますのに、次々と教育や福祉、暮らしの予算、市民サービスを切り捨て、自治体リストラを進めることになってまいります。
具体的には、相次ぐ公共料金の値上げ、国保料金の引き上げなど、ひいては今回の中学校給食に見られますように教育的観点を抜きにした経済性を優先した中学校給食のセンター化、こういうことにもつながってきているわけでございます。この上さらに、住民合意の不充分な駅前土地区画整理事業、これに238億円をかけて進めることは、借金をさらにふやしまして、財政破綻をより深刻な形で先送りする、こういうことになると思うわけでございます。本会計は、大型開発を進めるための公共用地を取得するためのものでございます。よって、議案第47号には反対いたします。
最後に、議案第49号でございます。平成11年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、これにつきましては賛成の立場から討論に参加したいと思います。
かつては、社会保障は経済成長を妨げる、社会の活力をそぐ、こういう見方が強くありました。しかし、最近は逆に社会保障が国民経済に貢献する、こういう役割を重視すべきだという議論が活発化してきております。社会保障の経済効果、こういうことに注目しているわけでございますが、従来のゼネコン中心のむだな公共事業から国民生活中心へ公共事業を転換させることで、社会保障の充実と経済の活性化を同時的に追求することが可能だということを示しているわけでございます。安心できる介護保険の実現、国保料金の引き下げ、こういうことなどによりまして、将来の不安を軽減し、見通しのある生活を可能にすることによりまして、また老いても安心して住み続けられるそういう地域にすることで、消費支出をふやし、下支えする、こういうことなど、さまざまな影響を及ぼして経済効果を生み出していくことになると思うわけでございます。こうした立場から、次のことを要望し、賛成いたしてまいります。
委員長報告にもありましたように、2回の国保料の値上げによりまして大変高くなっております。したがいまして、国保料の滞納件数、滞納額は委員長報告では当年度分だけ報告がありましたけれども、私の聞いている件数、額は次のとおりになっております。
平成8年度、9年度、10年度というふうに順番に言ってまいりますが、2,314件、滞納件数ですね、2,567件、2,731件とかなりの件数に上っているわけでございます。そして、滞納額は平成8年度が1億3,392万円、次に1億5,398万円、平成10年度が1億7,422万円、こういう額に達しているわけでございます。そして、被保険者の資格証明書、つまり保険証の取り上げ、これは3けたに上っていると言われております。この上、来年4月には介護保険料が加わってくるわけでございます。滞納者がさらに増加する、こういうことは予想にかたくないと思うわけでございます。
今、国保財政は基金積立金1億5,000万円、予備費が2億円、そしてこれだけでも1世帯平均1万6,000円程度引き下げることが可能であると思うわけでございます。一般会計からの繰り入れも合わせまして2万円程度の引き下げを強く要望いたしまして、議案第49号、これに賛成してまいりたいと思います。
以上で私の討論を終わります。どうもありがとうございました。
○議長(世良賢克君) 佐々木龍君。
○22番(佐々木龍君)(登壇) ただいま議題となっております議案第46号、平成11年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場から討論を行います。
今回の補正予算では、学校建設費、中学校給食施設建設事業費として2億9,510万6,000円が計上されています。この中学校給食をめぐる対応では、私自身、教育福祉委員会で中学校給食費を削除する修正案を提出し、その後に撤回という行動をとったこともあり、また大変大事な転機ですので、少し詳しく討論を申し上げたいと思います。
初めにお聞きしたことによると、大生院方式も正式には自校方式であり、東中学校も共同調理場方式、今回の予算案も共同調理場方式と紛らわしいので、いわゆる小中親子方式を東中方式、今回の予算案のような共同調理場を大規模共同調理場方式と呼ばせていただきます。
さて、中学給食問題については、2つの視点から討論を行います。
1つは、政策決定の過程に不信感があったということです。
まず1つの問題点は、検討委員会の位置づけですが、15名の委員の皆様はそれぞれの立場で委員会、教育委員会の要請を受け、検討を重ねていただきました。御苦労をおかけした皆様を批判するつもりはございません。最終的結論は、教育委員会、行政が決定したことです。しかし、このように行政機関が任命をし、委員の中に市の職員や公務員が含まれ、また原案作成は事務局が務める中では、市民の各界各層の皆様による自由な論議というには限界があると思っております。会議や議事録が原則公開でないことも問題であります。つまり、この会をもって市民的議論を十分に行ったということにはならないというふうに考えております。
次は、行政が使う言葉の問題ですが、この問題に限らず、議会答弁や報告書では可能な限りに早い時期にとか、できるだけ早期にとか、当面とか、近い将来とか、という言葉が使われます。他の施策の場合でもできるだけ早い時期と言いながら、5年も10年もそのままだったり、あるいは近い将来というのは、1年後なのか3年後なのかよくわからないというそういうあいまいさがあります。今度の問題が唐突に思えたのは、私たち自身もこういう言葉づかいに麻痺をしていたのも一つの原因ではないかと思っております。振り返ってみれば、3月議会では教育長は確かに可能な限り早い時期に実施したいというふうにおっしゃっています。しかし、その言葉がこの6月議会で場所までも特定した土地購入予算計上につながると、こういうふうには今までの感覚、経験ではどうしても思えなかったわけです。
また、今年度の市政運営方針の中で、なぜ中学校給食問題について一言も触れられていないのか、これも疑問の一つです。6月にこういう形で計上するのであれば、当然3月の市政運営の中で触れられていてしかるべきであったと思っております。
次は、行政の説明責任という視点ですが、本会議の質問の中でも議員に検討委員会の報告書が配られていなかったという指摘がありました。3月4日には臨時公聴会を開いて報告書の内容を説明しております。これは単に議員に対して配付、説明がなかったということを言っているのではなくて、こういうふうに議会に対しても市民に対してもいろんな事実をできるだけ公表したくない、早目に公表することによって議論が起こることを意図的に避けているような、そういう姿勢が問題だというふうに思っております。
政策決定の最後の問題は、政策の一貫性、判断が的確かどうかということに対する疑問です。東中方式が始まり、検討委員会の第1次答申でも数年かけて順次拡大していくというふうに明記しております。これはそのままを読むと、できるところでは他の学校でも東中方式で行うんだというふうに受け取れますし、給食問題に関心がある市民や私たちもそのように受けとめておりました。今ごろになって、他の学校では東中方式では無理ですと言われても、5,215万円かけた東中方式は何のための試行であったのか。1年も経たないうちに、あれは高津小学校給食室改善の目的もあったんだということを強調されても、すぐには納得できません。自分の財布の中身の中に入るぐらいのお金には、大変今厳しい行政改革に取り組んでおりますが、何千万、何億円のことについては驚くほど鈍感ではないかというふうに感じております。
さらに、給食開始時期と言われている来年11月は、市長の任期切れの時期であります。任期中に公約を果たそうとする姿勢は否定をいたしませんし、私もそういうことも求めてまいりました。しかしもし、市長の任期に合わせたかのようなサイクルで事業が行われていくのであれば、どこかに無理や矛盾が起きるのではないかと思っております。ことしの6月にこういう形で初めて予算計上を行い、来年の11月にはもう給食ができるのであったら、大規模共同調理場方式でやってたらもう今ごろは給食が始まっていたはずです。そういう形をとれていたら早くしたかったんだということはうなずけるんですが、給食実施まで丸4年かかって、早いからどうです、いいでしょうというふうには受け取れないというふうに思っております。
もう一つの視点は、給食問題そのものについてでございます。
方式として、本当に大規模調理場方式がよいのか、ほかに方法がないのか。検討委員会の答申を受けて、教育委員会、市行政の結論は大規模共同調理場方式が唯一の選択肢だと言っております。しかし、議員として、議会として、それが本当に間違いがないのか、理解できる説明を受け、検討を行い、結論を出す必要があるというふうに思っておりました。
また、多くの市民や保護者の中でもいろんな意見がございます。そういう人たちに対しても、初めから結論ありではなくて、説明を行う責任があり、今後の給食問題の展開を考えても事の初めにそういうことに時間をかけるということが最も大切じゃないかというふうに思っておりましたので、教育福祉委員会では自校方式、東中方式、大規模共同方式の場合の建設費、維持管理費、そういう根拠について細かくお聞きをしました。次に、予定地についても選定経過、予算措置の根拠についても明らかにしておく必要があるというふうに考えておりました。
さらに、小学校給食の関連についても大規模調理場の今度の土地の広さ、建築予定面積を見ますと、最近の文部省基準を参考にすれば、十分に1万食、つまり新居浜市の場合、小中合わせた規模の調理場建設が可能な土地になっております。小学校給食調理室が昭和51年の金子が一番古くて、昭和55年前後に建築が集中しております。最近の衛生基準とか、そういうことも考えたら、もう5年ぐらいの間には建て替え時期が迫ってくるんではないかと、それを見越しての今回の共同調理場ではないのかというような、私は疑問も持っておりました。
以上のようなことが、今回の本会議や委員会の論議で明らかになることを期待しておりましたが、政策決定の過程についてはいわゆる反省的な言葉も聞かれない。説明責任があるということは、どうも本当にはおわかりでないようであると。また、東中方式の総括、費用対効果、選択法式の有無についても十分できていない。また、委員会審議で資料についても初めて目にする資料が多くて、その場で資料を十分に判断することはできないというふうに考えました。検討比較の数字的根拠については、土地取得などの前提条件が違うというふうに言いながらも、本会議の答弁とは食い違うし、検討委員会に提出した資料と今回の資料も違う、比較資料も提出するたびに億単位で数字が変わってくるというある意味で不信感を抱くような結果になりました。
また、自校方式が理想というのであれば、本当にそれが実現できないかということを真剣に検討した経緯も見られない。そういう意味で、理解と納得ができないという点が多くございました。土地についても、複数候補地から絞り込んだ結果であると思えない。土地取得の困難さを強調しますが、学校用地の拡幅や道路買収など、ここしかないという場合とは違うというふうに思っております。
また、2億円を超える土地購入予算でありながら、面積が5,000平米以下のために、購入について議会の承認を必要としません。だから、より以上、今回の審議が慎重さを求められるというふうにも考えておりました。
以上のようなことで、理解と納得ができない中で質疑が終了し、後は討論、採決ということになれば、最終的には予算には反対という選択しかなくなります。しかし、中学校給食の実現自体は私としても望んでいたことであること、また自校方式やいわゆる東中方式と共同調理場方式を組み合わせた形というものは想像をしておりました。つまり、共同調理場方式の完全否定という立場はとっておりませんでした。今望んでいるのは、十分な審議と調査、市民に対する説明、委員長報告の中では最終的には数字が報告されましたが、そういう詳しい分析にも時間が必要だと、改めて審議検討する必要だという意思をはっきりさせるために、今回の中学校給食関係予算はゼロにして、実質的な予算凍結、継続審査扱いにするという意味を持つ修正案を18日の委員会に提出したところです。
しかし、その後21日の委員会で予算修正案を撤回し、予算案に賛成いたしましたのは、神野助役より発言され、今後委員会の協議会などで議論を続けていただきたい、また共同調理場の規模等についても適正になるように努めていくという御発言があり、これは大生院、東中を含め、今後検討する余地は残ったというふうな判断をいたしました。
また、小学校については、委員会審議の中で、これは明確に今回の大規模共同調理場では考えていないという答弁もありましたし、小学校のいずれ給食室が改築するという時期には、逆にまたもう一度大生院方式の検討もできるのではないかというふうに思っております。
また、土地については並行して開かれた総務委員会で議論もされたようです。また、市政だよりで経過を説明するということは、説明責任ということについても一定その姿勢を見せられたものと理解をしました。今後、市議会や市民に対してそういう姿勢をとり続けていただければ、共同調理場方式を基本とする枠の中でもよりよい方向が見出せることに期待をしようというふうに思ったことが、賛成した主な理由であります。
また、18日の委員会の審議が21日に持ち越されたことにより、その間に委員会で配付された資料に改めて目を通すことができました。私自身ももっと早い時期に注意深く取り組んでおくべきだったという反省もあります。またその間、小学校の保護者とお話をしたり、新聞報道を見てお電話やメールがあり、やはり一日でも早い中学校給食を望んでいる声も多いこと、また共同調理場方式になるにしても、その過程、理由をわかるように説明してほしかったという声、また共同調理場方式で考えられる心配、不安を解消するような取り組みをしてほしいという御意見が多数ありました。
以上のようなことを総合的に判断して、不満は残りますが、今後中学校給食関連の予算審議の中で、そういう不安や不信を解消していく努力を教育委員会や行政とともに行っていきたいというふうに思っております。せっかく行われる中学校給食が、多くの皆様から喜んでいただけるものになるように望んでおります。今回、私自身大変ある意味で気持ちがゆれた予算審議でありましたが、今後の取り組みによってはお金のかけ方や方式の問題だけではなくて、多くの皆さんに喜んでいただける方法がとれるものと信じて、本予算に賛成をいたします。
以上で終わります。
○議長(世良賢克君) 山本健十郎君。
○16番(山本健十郎君)(登壇) ただいま議題となっております議案第46号、平成11年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)につきまして、賛成の立場から討論を行います。
現在、国会では地方分権推進を図る関係法律が審議されておりますが、これらの法律が改正されますと、地方分権が制度的にも確立し、地方公共団体の果たす役割が今後さらに重要なものとなると考えております。
このような状況の中、本案はすべての中学校において、父兄の一日でも早くということと、子供たちのために、早期に給食の実施を図る中学校給食施設建設事業、また新たに開設されるデイサービスセンターによる事業費、老人グループホーム運営費など、高齢者福祉の整備充実、さらに土地区画整理事業の円滑な推進など、市民が求めている諸施策に適切に対応し、積極的に取り組んでおります。この上は、これらの諸施策を速やかに実施し、市民福祉の向上に効果がありますように強く期待いたしまして、賛成討論といたします。
以上で終わります。
○議長(世良賢克君) 堀田正忠君。
○29番(堀田正忠君)(登壇) 議案第46号、平成11年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)及び議案第47号、平成11年度新居浜市公共用地事業特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。
戦後最悪と言われる経済不況も若干の薄明かりが見えてきたとは言うものの、景気は依然として先行き不透明感が強い中で、地方分権時代への対応など、厳しい財政状況のもとで、効果効率的な財政運営が望まれるところであります。
このような状況にあって、本案は国の予算内示に伴う公共事業、平成12年度から導入される介護保険制度に備え、基盤整備を図るための川東地区へのデイサービスセンターの設置、痴呆性老人グループホーム運営費、地域活動の拠点となる自治会館建設、すべての中学校で給食を一斉に実施するための中学校給食施設建設事業、本市百年の大計と位置づけられる駅前土地区画整理事業を円滑に推進するため、関連用地の土地先行取得を行う特別会計の設置など、市民要望が極めて高いさまざまな施策に積極的に対応いたしております。つきましては、これらの諸施策を速やかに実施し、市民福祉の向上に効果が上がることを強く期待するとともに、効果効率的な行財政運営に一層努めることを要望いたしまして、賛成討論といたします。
○議長(世良賢克君) 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第46号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(世良賢克君) 起立多数であります。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第47号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(世良賢克君) 起立多数であります。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第39号ないし議案第45号、議案第48号及び議案第49号の9件を一括採決いたします。
以上の9件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の9件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第39号ないし議案第45号、議案第48号及び議案第49号の9件はいずれも原案のとおり可決されました。
ここで当初申し上げましたとおり、議員全員協議会を開きますので、この際、暫時休憩いたします。
午後 2時57分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午後 4時55分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第3 陳情第5号
○議長(世良賢克君) 次に、日程第3、陳情第5号を議題といたします。
本件に関し、教育福祉委員長の報告を求めます。岡田教育福祉委員長。
○14番(岡田光政君)(登壇) ただいまから教育福祉委員会の報告をいたします。
本委員会に付託されました陳情第5号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
陳情第5号は、市直営の自校方式の中学校給食の実施についてであります。本陳情の趣旨は、学校給食は学校給食法によって、公的な教育活動の一環として位置づけられており、小学校給食のような市直営の自校方式の中学校給食の実現方を陳情されたものであります。
本委員会は、本件につきまして理事者の参考意見を求め、本件の審査の中で、まず予算と関係するので継続という扱いにしてほしいとの意見、また経過等を踏まえ不採択としたいとの意見が述べられました。
以上の経過を経て、まず閉会中の継続審査とすることを諮りましたが、賛成少数で継続審査にしないこととなったため、本件について採決に当たり、一部退場する委員もありまして、賛成する委員なく、採決の結果、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり、不採択すべきと決しました。
以上で教育福祉委員会の報告を終わります。
○議長(世良賢克君) これより質疑に入ります。
ただいまの教育福祉委員長の報告に対して、質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより陳情第5号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(世良賢克君) 起立多数であります。よって、陳情第5号は不採択と決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第4 委員会の閉会中の継続審査
○議長(世良賢克君) 次に、日程第4、委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。
総務委員長及び産業環境委員長から、目下委員会において審査中の事件につき会議規則第102条の2の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。請願第2号、陳情第3号及び陳情第4号の3件については、委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、請願第2号、陳情第3号及び陳情第4号の3件については、委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第5 委員会の所管事務調査
○議長(世良賢克君) 次に、日程第5、委員会の所管事務調査についてを議題といたします。
各委員長からお手元に配付いたしております所管事務調査表のとおり、それぞれ調査を行いたいとの申し出があります。
お諮りいたします。本件は各委員長の申し出のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、本件は各委員長の申し出のとおり決定されました。
この際、暫時休憩いたします。
午後 5時01分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午後 5時02分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
追加日程 議案第50号
○議長(世良賢克君) お諮りいたします。ただいま市長から議案第50号が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よってこの際、議案第50号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
議案第50号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。伊藤市長。
○市長(伊藤武志君)(登壇) ただいま上程されました議案第50号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
議案第50号、新居浜市監査委員の選任につきましては、新居浜市監査委員の岡部茂氏は、平成11年5月1日をもって任期が満了いたしましたので、新たに監査委員の選任を必要といたしますため、新居浜市監査委員に鈴木連太郎氏を選任するにつき、御同意をいただきたく本案を提出いたしました。よろしく御審議のほどお願いをいたします。
○議長(世良賢克君) これより質疑に入ります。
議案第50号に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第50号については、会議規則第38条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第50号については委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第50号を採決いたします。
本案はこれに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第50号はこれに同意することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午後 5時05分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午後 5時05分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
追加日程 議案第51号
○議長(世良賢克君) お諮りいたします。ただいま市長から議案第51号が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よってこの際、議案第51号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
議案第51号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。伊藤市長。
○市長(伊藤武志君)(登壇) ただいま上程されました議案第51号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
議案第51号、新居浜市消防委員会委員の委嘱につきましては、新居浜市消防委員会の委員伊藤萬木家氏、井上清美氏及び藤田若満氏は、平成11年5月1日をもって任期が満了いたしましたので、新たに委員の委嘱を必要といたしますため、新居浜市消防委員会の委員に加藤喜三男氏、仙波憲一氏及び橋本朝幸氏を委嘱するにつき、御同意をいただきたく本案を提出いたしました。よろしく御審議のほどお願いをいたします。
○議長(世良賢克君) これより質疑に入ります。
議案第51号に対して、質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第51号については、会議規則第38条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号については委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第51号を採決いたします。
本案はこれに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号はこれに同意することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午後 5時08分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午後 5時08分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
追加日程 議案第52号・諮問第1号
○議長(世良賢克君) お諮りいたします。ただいま市長から議案第52号及び諮問第1号の2件が提出されました。
この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よってこの際、議案第52号及び諮問第1号の2件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
提案理由の説明を求めます。伊藤市長。
○市長(伊藤武志君)(登壇) ただいま上程されました議案第52号及び諮問第1号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第52号、瀬戸内運輸株式会社取締役の推薦につきましては、瀬戸内運輸株式会社取締役神野秀明氏は、平成11年6月28日をもって任期が満了いたしますので、新たに取締役の推薦を必要といたしますため、瀬戸内運輸株式会社取締役に神野秀明氏を推薦するにつき、御同意をいただきたく本案を提出いたしました。
次に、諮問第1号、人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、人権擁護委員丹絹子氏及び佐野アキ子氏は、平成11年6月30日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の候補者の推薦を必要といたしますため、人権擁護委員の候補者に丹絹子氏及び佐野アキ子氏を推薦いたしたく本案を提出をいたしました。よろしく御審議のほどお願いをいたします。
○議長(世良賢克君) これより質疑に入ります。
議案第52号及び諮問第1号の2件に対して、質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第52号及び諮問第1号の2件については、会議規則第38条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号及び諮問第1号の2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第52号を採決いたします。
本件はこれに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号はこれに同意することに決しました。
次に、諮問第1号を採決いたします。
本件は異議ない旨答申することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は異議ない旨答申することに決しました。
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追加日程 新居浜・西条地区広域市町村圏事務組合議会議員の選挙
○議長(世良賢克君) お諮りいたします。この際、新居浜・西条地区広域市町村圏事務組合議会議員の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よってこの際、新居浜・西条地区広域市町村圏事務組合議会議員の選挙を日程に追加し、選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
新居浜・西条地区広域市町村圏事務組合議会議員に伊藤萬木家君、藤田若満君、原月美君を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました伊藤萬木家君、藤田若満君、原月美君を新居浜・西条地区広域市町村圏事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました伊藤萬木家君、藤田若満君、原月美君が新居浜・西条地区広域市町村圏事務組合議会議員に当選されました。
ただいま新居浜・西条地区広域市町村圏事務組合議会議員に当選されました伊藤萬木家君、藤田若満君、原月美君が議場におられますので、会議規則第31条第2項による告知をいたします。
この際、暫時休憩いたします。
午後 5時14分休憩
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午後 5時15分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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追加日程 農業委員会の委員の推薦
○議長(世良賢克君) お諮りいたします。この際、農業委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よってこの際、農業委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題といたします。
本件は、農業委員会の委員の任期が平成11年7月19日をもって満了となるので、後任委員の選任について市長から推薦方の依頼があったもので、農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号の規定による議会推薦の農業委員の推薦を行うものであります。
お諮りいたします。農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号の規定により議会推薦の農業委員は5人とし、山本健十郎君、堀田正忠君、神野幸雄君、村上悦夫君及び中田晃君を推薦いたしたいと思います。以上の5人を推薦することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、以上の諸君を推薦することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午後 5時16分休憩
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午後 5時16分再開
○議長(世良賢克君) 引き続き会議を開きます。
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日程第6 議会議案第2号~議会議案第5号
○議長(世良賢克君) 次に、日程第6、議会議案第2号ないし議会議案第5号の4件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。田坂重只君。
○23番(田坂重只君)(登壇) ただいま議題となりました議会議案第2号ないし議会議案第5号につきまして一括して提案理由を説明いたします。
以上の4件はいずれも特別委員会の設置についてであります。
まず、議会議案第2号は開発振興対策特別委員会でありまして、中心市街地活性化、企業誘致及び新居浜駅周辺開発計画に関する調査を行うため特別委員会を設置しようとするものであります。
次に、議会議案第3号は道路交通網整備促進特別委員会でありまして、国道11号線バイパス建設推進、郷檜の端線建設推進及び道路網に関する調査を行うため特別委員会を設置しようとするものであります。
次に、議会議案第4号は文化・学園都市調査特別委員会でありまして、美術館及び大学誘致に関する調査を行うため特別委員会を設置しようとするものであります。
次に、議会議案第5号は少子・高齢化対策特別委員会でありまして、介護保険の円滑な導入、高齢者保健福祉計画の策定及び少子化対策に関する調査を行うため特別委員会を設置しようとするものであります。
なお、以上4つの特別委員会は、いずれも委員の定数は8人。調査期間は、付議事件の調査終了までとし、議会の閉会中も調査を行うことができるというものであります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(世良賢克君) これより質疑に入ります。
議会議案第2号ないし議会議案第5号の4件に対して、質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第2号ないし議会議案第5号の4件については、会議規則第38条第2項の規定により委員会の付託を省略をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号ないし議会議案第5号の4件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議会議案第2号ないし議会議案第5号の4件を一括採決いたします。
以上の4件はいずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号ないし議会議案第5号の4件はいずれも原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。ただいま設置されました開発振興対策、道路交通網整備促進、文化・学園都市調査及び少子・高齢化対策特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により藤田統惟君、岡崎溥君、白籏愛一君、山本健十郎君、仙波憲一君、堀田正忠君、村上悦夫君、中田晃君、以上8人を開発振興対策特別委員に、竹林偉君、伊藤優子君、菅秀二郎君、佐々木文義君、近藤司君、井上清美君、橋本朝幸君、藤田若満君、以上を道路交通網整備促進特別委員に、豊田康志君、真木増次郎君、石川尚志君、渡辺豊君、伊藤萬木家君、加藤喜三男君、小野豊實君、原月美君、以上8人を文化・学園都市調査特別委員に、高須賀順子君、伊藤初美君、岡田光政君、佐々木龍君、田坂重只君、鈴木連太郎君、小野利通君、神野幸雄君、以上8人を少子・高齢化対策特別委員に、それぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の諸君をそれぞれの特別委員に選任することに決しました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって、会議を閉じます。
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市長あいさつ
○議長(世良賢克君) 市長からあいさつがあります。伊藤市長。
○市長(伊藤武志君)(登壇) 閉会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
今議会に提案をいたしました平成11年度一般会計補正予算並びに今日市政が当面いたしております重要諸案件に対しまして、議員の皆さん方には終始御熱心に御審議を賜り、ただいまは原案のとおり御議決、御承認を賜りましたことに対し、厚くお礼を申し上げたいと思います。
また、それぞれ審査の過程におきまして御指導を賜りました貴重な御意見、御提言、御要望等々につきましては、今後市政の運営に遺漏のないように配意をいたしてまいりたいと、このように考えております。今後とも市民福祉の向上と市政の発展に全力を傾注いたしてまいりたいと考えておりますので、議員の皆さん方のより一層の御支援、御協力のほどを切にお願いを申し上げたいと思います。
終わりに、季節もいよいよ暑さに向かうわけでございますが、市民の皆様方を初め、議員の皆様方には御自愛を賜りまして、郷土新居浜市の発展に一層の御活躍を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。
○議長(世良賢克君) これにて平成11年第3回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
午後 5時24分閉会