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新居浜市 市樹の楠をデザインにしたマンホールです。市内にある一宮神社内の楠は、昭和26年国の天然記念物に指定されました。
松山西中等校生から新居浜市へ寄贈された太鼓台柄マンホールふたを下水処理場の玄関ホールに展示しています。
図案の複雑さから松山市の鋳造会社が製造を断念していた新居浜市の太鼓台柄のマンホールふたを、松山西中等校生が30年前の図案から、3ケ月がかりで制作し、完成した太鼓台柄マンホールふたを新居浜市へ寄贈されました。
この図案は当時、鋳造会社が新居浜市へ設置しようと企画し、複雑なデザインのため型を彫るのが難しいと断念したデザインを、同放送部員が鋳造所を取材中に、太鼓柄のふたの図案を見せてもらったのがきっかけとなり、部員たちが木型作りに挑戦し何度も失敗を重ねて、7回目に完成させた木型を使って同鋳造会社が鋳造したものです。
松山西中等校生放送部員が製作したマンホールの元となった木型です。
下の写真は実際に新居浜市で使われていた、太鼓柄のマンホールふたです。新居浜市役所周辺で見ることが出来ます。
新居浜太鼓台の飾り幕には、四面に一対ずつ合計8枚の横目でジロリと睨みあう龍の刺繍が取り付けられています。この龍は左右2体がペアになり、同じパターン4組揃いの飾りです。
総攬豪華・勇壮華麗な太鼓まつりをイメージしたこのデザインのマンホールは平成2年から約10年間使用されました。現在でも、楠中央通り(地元の人は堺筋って呼んでますが・・・)などで下水のマンホールとして活躍中です。
興味のある人は探してみるのも面白いかもしれませんよ!
松山西中等校 放送部の皆さんが制作した映像からのキャプチャーで、了解を得て掲載しています。
※制作の都合で違う型の画像もありますが工程は同じです。
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