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別子銅山(四阪島)の歴史に触れてみませんか。
日暮別邸は、新居浜から瀬戸内海の沖合20キロメートルに位置する四阪島に、銅製錬を開始した翌年の明治39年(1906年)、当時の住友家第15代当主 住友吉左衞門友純(ともいと)の命により住友家の別邸として建築されました。お客様のおもてなし等のために使われた木造2階建ての建築物であり、その名前は四阪島製錬所の設計を行った技師が、日が暮れるまでそこで構想を練っていたことに由来します。
築後110年余りの歳月を経て老朽化が進んできたことから、住友グループ20社が協力し、四阪島を遠望できる王子町に移築され、日暮別邸記念館として四阪島における銅製錬の煙害克服の歴史を中心に広く伝えていく施設として整備したものです。
四阪島にあった日暮別邸
アクセス:JR新居浜駅から約3キロメートル
専用駐車場(王子幼稚園北隣、前田郵便局正面)に車を停めて徒歩約5分
日暮別邸記念館
住所 792-0008 愛媛県新居浜市王子町1番11号
開館時間 9時から16時30分まで
休館日 毎週月曜日、国民の祝日(祝日が日曜日の場合は開館)、地方祭(10月17日)、年末年始(12月29日から1月3日まで)
入館料 無料
電話 0897-31-5017
※来館にあたっての注意事項
団体客20名以上で来館される場合は、3日前までに必ず事前連絡をお願いします。予約状況により、日程調整をさせていただく場合があります。