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新居浜市の係長以下の若手職員(及び希望者)に対して、新居浜の町を300年にわたり支えてきた「別子銅山」について学ぶことにより、「別子銅山」で培われてきた精神と実績をこれからのまちづくりに活かしていくことをねらいとして開講いたしました。
第2回 特別研修
「別子銅山~世界的規模の産業遺産」
講師:広瀬歴史記念館名誉館長 末岡 照啓
日時:平成16年6月13日
14時~15時30分
場所:消防庁舎4階コミュニティー・センター
受講者:115名
昨日は「旧別子」、この日は早朝から「四阪島」と大変忙しい中、講師を引き受けていただいた。冒頭で、「かねがね「別子銅山」は「世界的規模の遺産」であると言ってきたが、職員の皆さんは、はっきり「世界遺産」をめざすと言ってください。」と語られた。「世界遺産」とするその根拠として、次の4つの点をあげられた。
「別子銅山」の産業遺産は、新居浜市にとって誇りであり、新居浜市職員は自信をもって行政に携わって欲しいと語られた。
末岡先生が、今回初の全訳事業をなされたラロックによる「別子銅山目論見書」。明治8年(1875年)本文全23章と付録14冊からなる。<住友史料館所蔵>