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郷土資料室「ふるさとラボ」について

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ページID:0036379 更新日:2016年7月22日更新 印刷用ページを表示する
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 郷土資料室「ふるさとラボ」は、新居浜市立郷土美術館が平成28年3月に閉館したことに伴い、郷土美術館で展示していた資料を展示するために、愛媛大学ミュージアムの協力のもと、平成28年7月に開設した資料室です。施設には、現在の新居浜市をかたちづくる要素の中の「岩石鉱石(地質学)」「考古資料(埋蔵文化財)」「民具玩具(昔の暮らし)」の3分野について理解を深めることができる資料を数多く展示しています。
 見学を希望される方は、見学希望日の1週間前までに、見学申込書を文化振興課(bunka@city.niihama.lg.jp)に提出してください。
資料室内部

展示内容

岩石鉱石エリア

別子銅山は江戸時代の元禄4年(1691年)から昭和48 年(1973年)までの283 年間にわたって約3千万トンの良質な銅鉱石(銅量約65万トン)を産出し、新居浜市発展の基礎となりました。別子銅山の中でも最も大きな鉱床である別子鉱床は、含銅硫化鉄鉱が地中に3km以上も続く世界有数の大きな銅鉱床です。
このエリアでは新居浜の歴史を地質から解説しています。また、別子銅山に関連の深い銅鉱石、愛媛県の「県の石」にも選定されている別子のエクロジャイトや市之川鉱山の輝安鉱など、他では見ることができない貴重な岩石鉱石類約250点を展示しています。
含銅硫化鉄鉱

考古資料エリア ~ふるさとのルーツを訪ねて~

 新居浜に人が住み始めたのは今から8000年くらい前だと考えられています。市内で確認されている遺跡の中で最も古いものが、現在の中萩中学校周辺にある横山遺跡で、約8000年前の縄文時代早期の土器が出土しました。また、西隣の大だいしいずみ師泉遺跡(萩生)からは縄文時代後期の土器が採集されています。東田や星原などでは弥生時代前期の遺跡が見つかっており、その頃に広い範囲へ住居地が広がっていった様子をうかがうことができます。
このエリアでは、正光寺山古墳群出土品ほか、縄文時代から平安時代までの出土遺物を通して、人々の暮らしや地域の様子を見ていきます。
古宮経塚 経筒

民具玩具エリア ~昔の人々の暮らしを振り返る~

一般家庭向けの電気製品が市場に登場したのは昭和25年頃と言われています。このエリアでは、それ以前の「電気がなかった時代の暮らし」をテーマに、今ではめったに見ることができないような火鉢、湯たんぽ行灯、かまど、羽釜などの古い生活用具を展示。電気を使えない時代の人々が暖や明かりを取るための知恵や、ご飯を炊いて美味しい食事を作るための工夫を、実際に使われていた道具から紐解いていきます。
また、お手玉やけん玉、凧といった昔の玩具、組み木パズルを始めとした知育玩具、日本各地の郷土玩具も展示しています。
置きごたつ

施設概要

市民文化センター内配置図

市民文化センター内配置図

室内平面図

資料室平面図

ご利用案内

開館時間 事前予約制
入館料 無料
駐車場 市民文化センター駐車場をご利用ください。
住所 792-0023 新居浜市繁本町8番65号 新居浜市市民文化センター本館1階内
電話番号 0897-65-1554(文化振興課)

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